今日で11月も終わり、今月は一日余分に日曜がありました。本BLOG的には日曜万葉噺で前回に引き続き雷の歌をやります。(←珍しく捻りのないタイトル)

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今日で11月は終わり、が旧暦では10月がまだ半分も行ってないとこなんですわ。
旧10月、神無月、異称のひとつは小春ですよね。
昨日のおらっとこ、将に午前中は小春日和だったんですわ。
それに併せ、ここんとこのガタガタで堪ってた外出の野暮用は、朝のうちに済ませる事が出来ました。
そして座って、インターネットバンキングなぞやりだしとこ…
どうもいけない、
そう、冒頭画像の暗示ですよ。
野村のオンラインが、はは、きっちり29日から使えなくなってるでやんの!
ま、この件は話せば長くなる、"月が開けたら"じっくり文句垂れることとしましょう。
これを知ってか、お天気も午後になって、一転、雲が垂れ込めてきましてね。
ま、カミナリ様とまではいかなかった迄もです。

つーことで、噺、先週に引き続いて、万葉集の雷の歌をみていくとしましょう。
3421、作者不詳、巻十四ってことは東歌ですね。

伊香保嶺に 雷な鳴りそね わが上には 故はなけども 兒らによりてそ


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ほほう。
気出しましたな。
私はあんちこっちゃないけど、あの娘チャンが怖がるから、なんて。
そういわれてみれば、あのふてぶてしいドロッ糞婆でさえ、カミナリ様におへそ取られるぅ!!!!!って騒いで…
いやいや!何でもないっス。

もう一首、巻十九4235にもカミナリ様が出てきます。

天雲を ほろに踏みあだし 鳴神も 今日に益りて 畏けめやも


題詞 太政大臣藤原の家の県犬養命婦の、天皇に奉れる歌一首 と、左注 右の一首、伝へ誦めるは掾久米朝臣広縄なり がつきます。
いかにも、ものものしくも荘厳な歌ですね。
作者は県犬養命婦、橘三千代ともいう女流です。
ん?奈良時代最強のママ?橘諸兄なんて子もいますしね。
女官として仕えたのは、元明・元正の母娘、そして聖武天皇です。
この歌でいうとこの天皇とは、前後からみて聖武天皇の事でしょう。

万葉後期とはいえ、神にしませば、の壬申パワーが未だ継続してた時代でした。

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