恒例の日曜万葉噺です。何をやるか?このとこの投稿をお読みいただけてる方には、大凡の察しはつきますよね?、あはっ!

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…腕が、チト、萎えてしまってPC操作がちゃんとできるか?
と、いきなり中の人の楽屋話です。
えーっと昨日は第三土曜日で、おらっとこの地区の草ごみ回収日
そうそう、冒頭画像ですよ。
これっておらっとこの市のウリ、資源収集モデル事業ってことで華々しくやってんですよね。
はい、先祖代々、この地の住まう我が家のもんとすれば、大いに協力しますよ、
やりましたよ、華々しく。
…男の人に任せときゃいいんですよ、それを。
家を守るのは女の領分、第一此処は(夫ではなく)私の家なんだ、って強情張るのが齋藤杏花(さいとうあんな)なんです。
いやいや、柔らかくて女でも簡単に切れるアジサイの枝、それをやりだしたんですよ。
ところが、切るは簡単でも集配所にで運ぶのが、至難…
つーことで、腕が萎えてるんですわ。

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さて噺行きましょう。
日曜万葉噺、今日は?
って、タイトルで謎掛けはしてありましたわ。
ですので、種明かしから入れますね。
そうそう、矢鱈花札の11月種札の話をしてたっしょ?
それです、それ、万葉集の燕の歌をやる積りで、大正解でございます。
はい、花札に燕がいたのが意外なら、万葉集に燕の歌が一首しかないってのも意外なんですよね。
しかも、件の巻十九4144は、帰る雁を見る歌二首の最初の方、ってことで燕はおまけなんだなあ。

ていただきましょう。

燕來る 時になりぬと 雁がねは 本郷偲ひつつ 雲隱り鳴く


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燕は雁と入れ替わりに、常世(=あの世)からやってくると信じられていたそうです。そういや 雲隠る なんてあの世に行くということをイメージさせる言葉が出てきます。
これも越中時代の家持です。北に帰る雁を見て詠んだ歌…
本郷=くに ね、これだけ云えば、もう十分でしょう。

んで、です。
物足りないから、更に別件の楽屋噺で繫ぎましょうか。
いやいや、私、完全に燕と雁を勘違いしてたんですよ。
花札の燕って燕臭くないもの、
再び、いやいや、よく観れば間違えるわけないんですがね。
えー、先週ですよ。
巻十やった時にあのカエルの少し前に、雁を詠む ての見つけ、よし、来週は!、なぞと勇んでたから、それが理由と思料します。
一番最初の2128見ましょうか。

秋風に 倭へ越ゆる 雁がねは いや遠さかる 雲隠りつつ


作者不詳のこの歌もやっぱ、雁の遠ざかる様を詠んでますわ。
倭へ越ゆる やまとへこゆる は、南の大和の国へと、遠ざかっていく、
そう、秋風、季節は逆で、やってきた方の雁なんですわ。
やっぱ、季節感だすなら、こっちの方でしたわね。
『マゾヒズムに花札を!』連動的にはずれてしまうものの。

花札の雁は八月種札、再度ー、あはっ!

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