カエルの唄が聞こえてくるよ♪ in Manyoshu ~ 本日の万葉噺は簡潔に済ませます

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冒頭、ぼやき兼言い訳から入ります。
そう、これ。
齋藤杏花(さいとうあんな)のTVライフには欠かせない録画機がまた機嫌悪くなっちまいましてね。
重宝してるだけに、反動でトラボったときが堪える、しかもこれって、突如何の前触れもなくおかしくなるもんで、直らぬうちは何も手に付けることが出来ず、四苦八苦です。
桃源郷のデフレ30年が終わり、こうした映像家電も考えらなかった値上げ方向。
上位機も発売されておらず、実勢価格が倍近くになったこの機種を継続して使わねば…
しかも買い換えるとなったら、録画のコレクションが全部パーですので、到底踏ん切りなど付くもんではありませんや。

つーことで御座いまして、本日の万葉噺は簡素に。
『マゾヒズムに花札を!』連動で考えてみるに、11月で話題にしてるのは光札だけ。
パーツは…
ありますよ、それは。
カエル、十分に知っては居りますですよ。
けどね、季節が合わないのでは?と考え、先週は見向きもしなかったんですがね。
つらつら調べるに、なんと、秋の雑歌の部に、蝦を詠む ってのがありましてね。
巻十2161-2165、作者不詳の歌、いっぺんに出しちまいましょう。

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み吉野の 岩本さらず 鳴く河蝦 うべも鳴きけり 川を淸けみ

神名火の 山下響み 行く水に 河蝦鳴くなり 秋といはむとや

草枕 旅に物思ひ わが聞けば 夕片設けて 鳴く河蝦かも

瀨を早み 落ち激ちたる 白波に 河蝦鳴くなり 朝夕ごとに

上つ瀨に 河蝦妻呼ぶ 夕されば 衣手寒み 妻枕かむとか

万葉集中、河蝦 = カハヅはカジカが多いですけど、カエルもあるようです。
ここの5首中4首は生態からしてカジカで決まり、残る真ん中の6163もカジカと思われますが、カエル説もあります。
そうでしたよ、カジカっちゃ晩夏から初秋に掛けてが、あの美声の旬ですわ、秋の雑歌で不思議はありませんでした。
歌意その他については、うーん、特にはいいでしょう。いやいや手抜きってわけではありませんが、そもそも歌ってのは、意味を分解するものでなく、音感を楽しむもんですから。

ここは、視覚でなく聴覚に想像を膨らませましょう。

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