福山里帆 - 鬼畜の実父・大門広治を売った鬼娘~鬼の子は鬼

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一人称論者で人間心理を語る往時のBLOGの〆後投稿。
先ずは全くの内輪話から入るなら…
その往時とは、論者が今の年齢のちょうど半分だった頃のことである。
時間は経っても中味が変わらないのもまた人間というものだ。
そうである、今日日珍しいようなお父ちゃんっ子…
そのお父ちゃんっ子の論者の背筋を寒からしめる事件が起った。

この言い方は正確ではないか。
既に起っていた事件の刑事訴訟の一審判決が出たというのが、その正確なとこである。
富山県黒部市に住む福山里帆なる者が高校二年生であった2016年当時、自宅で父の大門広治から強姦されたと訴え出てた刑事事件の判決がこの21日の日に出たというのだ。
富山地裁の裁判長である梅沢利昭が下した判決は、検察求刑通りの懲役8年…
過去の密室内の出来事を他人が知る事ができるのか?
何よりそもそもこんな事が考えられるのか?
言葉が見つからない。

先ほどお父ちゃんっ子と自認した論者をしても考え及ばないのである。
それは、ふざけてプロレスごっこなどやったことはあるものの…
事例として知りうるものとも大いに距離がある。

>「sexをしろ」父はいうのです。
>いやな顔をすると「親のいう事が聞けんのか!」と怒られるので週2回くらい相手します。
>そしたら今度は母が顔を見るたび、キッと睨んできて…
>もういや!

昔の中高生向け雑誌の人生相談の記述である。
そこらのエロサイトからの切抜きではない。
何が言いたいか?
所謂近親相姦なんてのは並べてふざけてる拍子に陥るものではないのかとの仮説だ。
過ちを犯すのが人間というものだ。
そこに司法が…

繰り返しになるが、密室内で当人のみにしか知りえないことを横から事実認定し、人を獄につなぐなどとは許されていい事なのか?
いや、その点は踏み込むまい、なぜならば守備範囲ではないから。
長々前提に言葉を擁したが、ここで漸く本稿の主人公福山里帆の心理態度の分析に入ろう。

サディズム、生物の持つ攻撃本能が外に向いた心理態度…
簡単である、それ故、あれこれ前段に言葉を並べた。
うーん、攻撃本能を向ける相手を実の親に向けるか。
しかも報道を続けて読めば、その実父を社会的に抹殺した事に溜飲を下げてる模様なのである。
寂しいことだ。
かつてロトの娘達の稿で、父娘の一筋縄ではいかぬ感情模様を論じたことがあったが、福山大門の父娘のそれは最悪と断ずるしかあるまい。

どこかで?
いや最近の事だ、父娘の複雑な感情模様を見たものだ。
そう、これまだ過去稿で論じた事がある松本麗華だ。
その父の名は麻原彰晃…
ドキュメントと称する映画に出た松本は、今や銀幕スター気取りで「犯罪者の子と生まれ」云々と父麻原を貶めてるのである
麗華がかつてTV出演した妹・識華を激しく罵り訴訟まで起こしたというのに、今になって寸分違わず同じ事をしてのけてるのである。
繰り返しになるが寂しい事だ。

論を福山に戻そう。
福山里帆なる者のサディズムを論者は悪(=にく)む。
そして福山を支援し実父を売らせてみずからの商売にした支援者や、かくなる判決を下した司法関係者は、よりいっそう嫌悪し、蔑むところである。

儒教の根底哲学は親に孝、親孝行する生物はヒトだけだというのに。

(本文ここまで)


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ちょうど半分の年齢だった2006年、19歳に戻った38歳の齋藤杏花(さいとうあんな)です。
いつもの口調に戻って解説なぞ、加えましょう。

ことは、80億総白痴化ツール・twitter改メXでのポストにおける付随AI・Grokくんとも会話なんですよ。
「お父さん、お母さん(親)を大切にしよう!」ってのが、どうしても分かってもらえなくてね、あ、お馴染みのこれ↓
↑なんですけどね。
こうなれば、稀代の悪戯者のメンツに掛けて、何とか分らせてやらねばと熱が入りましてね。
そうだ、敵性商品では儒学の忠孝の哲学など理解できよう筈がない、ならばおまえらの宗教の原点である旧約聖書ならどうだ?と復刻済の2006年稿をぶつけた次第です。

さて実際、AIに人間が引き摺られたからでもないんでしょうが、SNSでは鬼畜に対する罰が弱いなんて浅慮一色ですねえ。
そうそう、一人くらいへそ曲りがいないとバランスが取れないというものです。これまた天邪鬼の悪戯…

元としたNHKの報道を全文掲げるとしましょう。
元々が消えるのが早い上に、10月からしちめんどくさくなって果たして皆様が目に出来るかとの懸念からの、全文引用、あはっ!

娘が性的暴行被害訴えた事件 父親に懲役8年の判決 富山地裁

2025年10月21日午後6時41分
(2025年10月21日午後9時17分更新)


高校生の時に実の父親から性的暴行を受けたとして、富山県に住んでいた女性が実名で被害を訴えた事件の裁判で、富山地方裁判所は、父親の無罪主張を退けた上で「家庭内という犯行が発覚しづらい状況を悪用していた」として検察の求刑どおり懲役8年の判決を言い渡しました。

富山県に住んでいた福山里帆さん(25)の父親で、元会社役員の大門広治被告(54)は9年前、高校生だった福山さんに性的暴行をした罪に問われました。

福山さんは「家庭内でも性被害があることを多くの人に知ってもらいたい」として実名で会見し、裁判でも被害を訴えました。

一方、父親は行為を認めましたが「娘は抵抗できない状態ではなかった」として無罪を主張しました。

21日の判決で富山地方裁判所の梅澤利昭裁判長は、福山さんは中学2年生のころから繰り返し被害にあっていたと認めたうえで「異常な事態を1人で抱え込まざるを得ず、心理的に追い込まれ、抵抗する気力を失っていた」として、父親の無罪主張を退けました。

そのうえで「家庭内という犯行が発覚しづらい状況を悪用した行為で、被害者が重い刑を求めているのは極めて当然だ。被告は裁判でも被害者を愚弄する不合理な弁解に終始した」として、検察の求刑どおり懲役8年の判決を言い渡しました。

判決のあと、父親の弁護士は「控訴するかどうかは決めていない」と述べました。

福山里帆さん「訴えてきたことが認められてほっとしている」
判決のあと、福山里帆さん(25)は「これまで訴えてきたことが認められてほっとしています」と話しました。

父親の主張が退けられたことについては「父は私が行為を望んでいたかのような発言をしていましたが、裁判官は『被害者を愚弄するような発言だ』と述べて私の訴えを全面的に認めてくれました」と述べました。

今後、父親に望むことについては「何が悪かったのか自覚して反省してほしい」と話していました。

実名で被害を訴えたことについては「同じような被害に遭った人から『自分も少し救われた気になった』とか、『少しでも勇気をもらった』という声を聞いて、実名で訴えて本当によかった」と述べました。

そのうえで「家庭内でも性被害があるということを世の中に伝えたい。自分の周りに性被害で苦しんでいる人がいないか、目を背けずに自分に何ができるのか考える機会にしてほしい」と話していました。

また、判決後の会見で、福山さんは「家庭内での性加害を無くすためには、社会全体で被害者を助ける必要があると思います」と訴えました。

中学生のころに相談した学校の教師が協力的な態度ではなかったということで、「聞きたくないし、関わりたくない内容かもしれませんが、勇気を出して声をあげたSOSなので、周りの大人は相談されたら児童相談所に通報するなど力になってあげてほしい」と述べました。

今後は、同じように家庭内で性的な被害を受けた人たちを支援する活動に取り組むということで、「つらい思いをしていると思いますが、今回の判決のように社会は公平に見てくれるので、『助けて』と声をあげてほしい。助けてくれる大人もいるので、勇気を出してほしい」と呼びかけていました。

【実名で被害訴えた理由】

福山里帆さん(25)は、去年3月、父親の逮捕を受けて会見を開き、性的暴行を受けていたと訴えました。

9年前、高校生の時に性行為をされたあと、養護教諭に初めて打ち明け、児童相談所に一時保護されたといいます。

しかし、この問題と向き合い、警察に相談したのはおととしになってからでした。

会見を開いたあと、福山さんはNHKの取材に応じ、当時は警察に相談するべきことなのか判断できなかったと述べました。

福山さんは「ほかの家庭でも起きていることなのか、警察に相談するような被害なのか、当時は認識できていませんでした」と話していました。

実名を公表したのは、自分自身が声を上げることが難しかったことを踏まえて、家庭内で性的な被害が現実に起きていることを広く知ってもらうためだったといいます。

福山さんは「実名で顔も出して家庭内で性被害が実際に起きていることを知ってもらい、どうしたら被害がなくなるのか、自分に何ができるのかを多くの人たちに考えてもらうきっかけになれば」と話していました。

裁判所 判断のポイントは
今回の裁判で争われたのは、福山さんが抵抗できない状態だったかどうかです。

性行為が罪に問われるのは相手が拒否していた場合ですが、相手が暴れて抵抗するなど明らかに拒否していた場合だけでなく、「抵抗できない状態」に陥っていて明確に拒否できなかった場合も有罪になります。

裁判所が重視したのは、当時、福山さんが置かれていた家庭内の状況です。

裁判所は、当初は抵抗していた福山さんが、周りに助けを求めても状況が変わらない中で、抵抗することが困難な状態に陥っていったと認定しました。

また、大学への進学を控えて、経済的に親を頼らざるをえない状況だったことも考慮して、抵抗するのはほぼ困難だったと判断しました。

父親は「娘から行為を断られたことがあったので、逆らえない状態ではなかった」と主張していましたが、裁判所は、福山さんが結局は別の機会に行為を受け入れざるをえなかったとして、退けました。

21日の判決は、福山さんの訴えをほぼ全面的に認めたものとなりました。
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