かぜのかけたる (マゾヒズムに花札を!より)  ~ 『えっ!? BBSを覗くと、、、』 ~ 台風23号接近中!くれぐれもご用心の程を

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さてまあ、またまたラッキーマンデーなる悪弊による疑惑の祝日です。
ん?スポーツの日
元々は10/10、前の東京五輪開幕日の体育の日が変化して…
日付が一定しない事もさることながら、何で横文字?
それほど我国の国語は語彙に乏しいですかねえ?
は、毎度言い続けてる事ですがね。
改めて調べてみると、体育だったら教育的響きが強いと。
娯楽をして楽しむと意味合いでスポーツにした…

そんだったらさあ。
遊戯の日とでもすべきだったんですわ。
そうそう、sportsという横文字は、例えばボードゲームも含む、
再びそうそう、再び例えば花札なんかもスポーツです。
『マゾヒズムに花札を!』…
10月紅葉になってからは、他ジャンルを含めてシカの種札ばかりをやってました。
今日は短冊札、青短をアイコンにしてる記事、って観点から見つけてパクリ返し復刻します。

かぜのかけたる

2006年10月14日 19時27分39秒 | 紅葉 - 10月

大石紅葉52b1c001.jpg
日本固有の美観といえば、幽玄にわびさび、概して地味好みです。
我がテーマである花札というのは~
派手でですよねえ。
だから、人目を引くものがあった。江戸の人々は伊達ものよ、かぶきものよと飛びついたのでしょう。

派手中の派手ともいえるのが、赤青黄色三原色の10月紅葉ですよ。
百人一首の春道列樹の歌でも見てみましょう。

山河に かぜのかけたる しがらみは ながれもあへぬ 紅葉なりけり


詞書に、「志賀(シガ)の山越えにてよめる」とあります。
晩秋の山あいの自然美。
こうなんいていうか、紅葉の極彩色ってのは日本の伝統的美観からすれば余りなじむもんではありませんよねえ。
だからこそ、人造美に見えた。紅葉の落ち葉が風のために細い流れのひとところにかたまって、水をせき止めている様子を柵と見立てたわけですね。
風を擬人化し、知的操作を加えて歌った列樹です。

あっと。
柵=しがらみですね。
…なーんか、思い出しちゃった。一旦WEB張ると、しがらみが出来て中々すぱっと消え去ることができないもの。
アソコさんも、そしてどこぞさんも…

と、この言い回し、



えっ!? BBSを覗くと、、、

にたった今加筆された部分を丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!


この『目指せ!! 平成の女蜀山人!』、『えっ!? BBSを覗くと、、、』稿は何度か紹介してますねえ。
今日は、件の加筆部分を含めたとこの復刻です。

えっ!? BBSを覗くと、、、

2005年05月31日


偶成8bf0687f (1).png
  偶成 朱熹

 少年易老学難成
 一寸光陰不可軽
 未覚池塘春草夢
 階前梧葉已秋声



  偶成 朱熹

少年老い易く 学成り難し
一寸の光陰 軽んずべからず
未だ覚めず 池塘春草の夢
階前の梧葉 已に秋声


耳にタコとイカが出来るくらいに聞かされた方も多いのでは?
精神主義といえば精神主義ですよねえ。

さてさて、ここで戦後近代史を紐解けば。
敗戦国日本は連合国軍総司令官・マッカーサー元帥率いる進駐軍に占領支配されることになりました。
米国人の持ち込んだのはデモクラシーの思想。
それが日本伝来の精神主義と結びつき、
「人間だれしも平等、等しくチャンスを有する。だから刻苦勉励すべし」
という風潮が蔓延したのですか?
「ガリ勉」「モーレツ社員」…

皮肉屋で知られるバーナード・ショウが某女優からプロポーズされたときの逸話があるでしょう。

♀「貴男の明晰な頭脳と私の豊満な肉体を兼ね備えた子供が生まれたらどんなに素晴らしいことでしょう!」
♂「(スカサズ、ニャットワライ)しかし、私の貧弱な肉体と貴女のお粗末なオツムを持った子供が生まれたとしたら、こらまた悲劇でしょうな」

優性遺伝もあれば、劣性遺伝もあり、、、

以上、還暦疑惑がかかったの ミユ の本日ラスト投稿でした。


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閉鎖後の翌年8/23


昨日といひ 今日と暮らして あすか川 流れてはやき 月日なりけり


と、古今和歌集<冬・三四一>は春道列樹の詠です。
いやホント、我が『目指せ!! 平成の女蜀山人!』、開設期間が2005年04月23日~2005年09月30日、閉鎖してから既に開設期間を倍する時間が経過してしまいました。
一寸の光陰 軽んずべからず、でございます、、、
といいながらも、こうしてしぶとくちょこちょこ加筆を続けてます ミユ です。

春道列樹といえば百人一首にも入ってますね。
まだ、取り上げてませんでしたか。定家は同じく古今集から<秋下・三○三>、この歌を選びました。


山河に かぜのかけたる しがらみは ながれもあへぬ 紅葉なりけり



春道列樹47468285.jpg
詞書に、「志賀(シガ)の山越えにてよめる」とあります。
晩秋の山あいの自然美。
こうなんいていうか、紅葉の極彩色ってのは日本の伝統的美観からすれば余りなじむもんではありませんよねえ。
だからこそ、人造美に見えた。紅葉の落ち葉が風のために細い流れのひとところにかたまって、水をせき止めている様子を柵と見立てたわけですね。
風を擬人化し、知的操作を加えて歌った列樹です。

あっと。
柵=しがらみですね。
…なーんか、思い出しちゃった。一旦WEB張ると、しがらみが出来て中々すぱっと消え去ることができないもの。
いやいや、私だけじゃありませんわ。アソコさんも、そしてどこぞさんも…

あっと、あっと。
折角、読んでくださった方に、愚痴話は失礼でした。
閉鎖後も変わりなくチェックしてくださってありがとうございます。

更にも一つおまけに、あっと。
この百人一首32番のパロなら、開設期間中に披露していたようです。

それにしても開設7日目とは、ずいぶんとまた早い時期からだこと、あはっ!

  
つーことで(?)、かぜのかけたる…
奇しくも今、台風23号が最接近してる時期なのか?
過日の22号のコースをなぞるが如くに…

更なる被害が出ぬ事を祈り、終稿といたしとう存じます。

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