さあ、世間の喧騒に惑わされることなく、万葉集『マゾヒズムに花札を!』連動シリーズ・10月鹿の歌第二段と参りましょう

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昨日は文章が乱れてすみませんでした。
ご高覧の各位にはさぞや読みにくい投稿だったことと思います、面目ありません。
舞台裏をお明かしすればです。
原則前日午後起稿の当BLOG、昨朝もいつものように見直し・装飾すべく、記事を開いてみるに…
なんと、極書き出しの部分しか下書きに保存されてないではありませんか!
そうだよ、更新するのを失念して閉じちまったんですわ。
文でも画でもやった方ならお分かりと思います。
こうなると、もうパニックですわ。
やり直しなんてのはねえ、
そう、そもそもが最初に思いついたのが一番いい事に加え、あせってヘマばかり繰り返す…
而して完成したのが、あの失敗作でした。

いやいや別にいい訳がしたくて楽屋噺しだしたんじゃありません。
そこに至った原因を披露するのが目的でして。
10日の昼下がりでピンと来た方もあろうかと思います。
ご名答!政治の世界の公明党連立離脱のニュースです。
さしもの政治無関心の齋藤杏花(さいとうあんな)も、このとこどうも、いつもらしくなくなってまして。
機械は未だ正直なものでして、繰り返してるように、Grokくんか本・齋藤杏花 (さいとうあんな) の BLOGを誤解してる模様で。
いけません。
高市自民の話など持ち出さず、万葉集鹿の歌の噺をすることとしましょう。
今日は第二回で、今の季節に相応しいとこを。
巻八・秋の雑歌から見繕います。

手始めはその一等最初の1511から。

夕されば 小倉の山に 鳴く鹿は 今夜は鳴かず 寐にけらしも


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歌としては特に留意することもなし、ここでの注目点は作者として記される岡本天皇です。
舒明天皇とされますが、斉明天皇の可能性もあります。
あっと、もう一つ、小倉山。
ごっかで聞いたような固有名詞なんで読み飛ばしてしまいますが、奈良県桜井市にある山のどれなのかは、未だ定かではないのです。

次は1541。

我が岡に さ男鹿來鳴く 初萩の 花嬬問ひに 來鳴くさ男鹿


花つ妻がまた出ましたわ。
旅人の連作の最初の方です。

1550は湯原王の歌。

秋萩の 散りのまがひに 呼びたてて 鳴くなる鹿の 聲の遥けさ


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花札的には季節がずれるものの、時期とすれば今が相応しいですね。
小倉山百人一首の猿丸の歌と同趣旨の風情でしょう。
花札的には10月になる小倉山と新旧暦対をなすような、といったら飛躍しすぎでしょうが。

最後にもう一首。

この丘に 小壯鹿履み起し 窺狙ひ かもかもすらく 君ゆゑにこそ


右の一首は、長門守巨曽倍朝臣津島とある1576は、橘諸兄の宴席で詠まれた7首のひとつです。
なんだか、モロ、よいしょってことで、ラストでシカからは離れてしまいましたが、でもまあ…
早苗ちゃんの万葉シカ談義よりも幾分マシっしょ?
…って、やっぱり言っちまったい!

シカ たないですねえ、あはっ!

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