齋藤杏花 (さいとうあんな) の BLOG

えっと、嵐の前の静けさなのか？はたまたいつものように天気予報が外れたのか？
いつもの如く翌日原稿を書き出した昼下がり、薄日さえ射してるおらほうです。
そう、ニュースの方は、台風２２号が来るって騒ぎ立ててるってのに。
いや、秋のお月様シリーズなんですよ。
一昨昨日の名月も一昨日の十六夜も、日中の天気ではとても期待できるものでなかったものの…
いざ本番になれば、時折、雲の切れ間ならぬ、薄雲を通してぼんやり以上くっきり未満には観えてたんですがね。
いったとおり、昨日の立待月はまだこれからでして。
いわんや今夜の居待月の事は、皆目検討が、付きませんで御座います。
さて、今日の噺行きましょう。

このとこ時事は俎上にあげてませんよねえ。
そう、意図的。
本BLOGを思想頁と位置づけられては堪らないからです。あ、Grokくんの公開評価のことね。
けどそうしてタイムリーな話題を取り上げずに居ると…
そうです、そうです、SNSのトレンドに乗じ宣伝する機会を逸しますねえ。
どうやって、アカデミックなサイトの体を保ちつつも、時宜に応じたプロパガンダを？
そうですよ、いわずもがな高市早苗氏の事を意識してます。
そうだよ！佐渡花こと拙『サディズムに花束を！』復刻って手がありますわ。
本格復刻は久しぶりですので復習しましょう。
サディズムに花束を！は『目指せ！！　平成の女蜀山人！』閉鎖後暫くしてまた私が、２番目のBLOGとして始めた、主として人間心理をテーマにした演説口調のBLOGです。
そのBLOGの悪女やら女性権力者やらを書いた記事で復元してないのは？

今日は妲己を復元しましょう。

妲己　－　炮烙を考案したとされる傾国の悪女

(2006年)

近年創作等においてよく登場する人物であるので比較的ポピュラーといえるか。
殷の紂王の后である。

炮烙とは、猛火の上に多量の油を塗った鉄の丸太を渡し、罪人に無理やり渡らせ、渡りきれば釈放するという中国の伝承的な刑罰である。
罪人は鉄の丸太を必死の形相で渡ろうとするが、滑って丸太にしがみつき、熱くてたまらず、しがなく猛火に落ち焼け死んでしまう。
この二人が見て楽しむために考案したと伝えられる。
イエスキリストが誕生する千年以上も前の話であるので、どこまで正確であるかは定かでないが。

この手の伝承はよく聞く。
奴隷が油で煮殺されるのを見るときだけ、ケラケラ笑う聾美姫とか。
恐ろしい話だ。
けど艶かしい。同性から見ても。
論者は、逆趣向、女奴隷を蛇の穴に投げ込み体中の穴という穴に食い入られもがき苦しむさまを楽しんだ悪王の逸話よりも、こちらのほうにより多くのサディズムを感じる。
こうした中国伝説の悪女こそが、もっとも進化したサディスティン像であろう。

残酷な時代であった。
周公の時代の遺跡から、人骨で出来た鏃や釣り針が出土されたことがあった。
勿論奴隷の骨で作られたものだ。
つまりは古代における奴隷とは牛馬と同じ、死したる後もこのような形で利用された訳である。

安っぽく「奴隷でございます」と口にするＳＭプレー愛好者たちよ。
かの孔子が聖人政治と絶賛した周公の時代ですら、かくの如きなのである。
どうか、この事実を頭の片隅にとどめられたい。

そうなんだなあ、
って再びGrokくんの人物評です。
あのオウム長者にして典型的アカ思想の滝本太郎尊師が、あろうことか保守派の急先鋒に位置づけられてるではありませんか！
原因は、万人が考えてたった一つ。
かの自民党総裁選以降、香具師が妙に高市総裁に肩入れしてる、ちょっとした気の迷いか、はたまた逆説での釣りかは分りませんが、兎も角。
月中なろうであろう総理就任に際しては、全女性が祝福して欲しい、とまでの極論を並べてるのです。
いやはや、女便所真理教が今までやってきた全ての思想活動を上書きしちまった模様です。
これじゃ機械、未だ全てのもんを右左のリトマス試験紙的に分類する事しか値わないGrokくんが誤判定するもの無理からぬことです。
でもね、そこには大きな落とし穴がありますよ。

高市早苗は心の性が男、初の女性云々と騒ぐのは根底違いって説も出てますから、あはっ！