去年の某国営放送大河ドラマ『光る君へ』に出てきた曲水の宴。なんと万葉時代には我国に伝来してたんですね
国勢調査 インターネットde国勢調査 万葉集 万葉のこころ 万葉の人々 win10 お上はやっぱりお役所仕事 曲水の宴 某国営放送 大河ドラマ 三日、守大伴宿祢家持の館に宴をする歌三首 今日の爲と 思ひて標し あしひきの 峰の上の櫻 かく咲きにけり 奥山の 八つ峰の椿 つばらかに 今日は暮らさね 大夫のとも 漢人も 栰浮べて 遊ぶとふ 今日ぞ我が背子 花蘰せな 大伴家持 齋藤杏花facebook Facebook 花見で一杯 マゾヒズムに花札を! 齋藤杏花 (さいとうあんな) 齋藤杏花
五年に一度の国勢調査!
開始された当日である昨20日には、郵便受に調査票が入っておりました。
さあ、インターネットでやれば、あっという間!と手を付けてみるにです。
使ってる機器のスペックが不足だあ?!
随分とまたこうるせえ事云ってくるもので。
今更紙の調査票を提出する手もないし。
ままよ、WIN10ならば別環境としてインストールだけはしてあるんだ、メモリも積み増したし、立ち上げるのに不足は…
とやってみたら、今度はブラウザが古いと抜かしやんの。
お上はやっぱりお役所仕事ですね。
エラい手間取ってしまいました。
さて、そんなでガタガタしてる昼下がり。
そうなんだなあ、明日の万葉噺のネタを用意してないんだ、
はい、菊がないんですから、マゾヒズムに花札を!連動は不可能。
再びままよ、花札九月は菊だけでないんだよ、杯だってパーツとしてタネ札に描かれてるんだ、こっちなら、あるに決まってる、
てー調べ直したら、意外な収穫ですわ。
そう、タイトルに記したよう、曲水の宴、去年の某国営放送大河ドラマ『光る君へ』でも出てきたあの、水の流れのある庭園などでその流れのふちに出席者が座り、流れてくる盃が自分の前を通り過ぎるまでに詩歌を読み、盃の酒を飲んで次へ流し、別堂でその詩歌を披講するっての。
あれが、万葉時代には既に行事として、我国に伝来してたってんですわ!
三日、守大伴宿祢家持の館に宴をする歌三首、巻十九4151-4153にあります。
今日の爲と 思ひて標し あしひきの 峰の上の櫻 かく咲きにけり
奥山の 八つ峰の椿 つばらかに 今日は暮らさね 大夫のとも
漢人も 栰浮べて 遊ぶとふ 今日ぞ我が背子 花蘰せな
奥山の 八つ峰の椿 つばらかに 今日は暮らさね 大夫のとも
漢人も 栰浮べて 遊ぶとふ 今日ぞ我が背子 花蘰せな
三日。天平勝宝2年(750年)3月3日と分ってます。
作者は言わずもがな、大伴家持です。
歌意の方は瞭然に付き、何もいう必要もないでしょう。
うーん…
またしても季節がねえ。
正反対の春になってしまいました。
ここでまたしてもまた、ままよー
花見で一杯の出来役だ、あはっ!