不許薫酒入山門 (マゾヒズムに花札を!より)  ~ 『「火中の栗を拾う」 具体的には他者発言を私が言ったと言われかねないような言動をとること』 ~ その昔、れっど&ひひる なる横柄なエロ業者が居ましてね。ん?今でも居んのか?

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齋藤杏花 (さいとうあんな)が住まうネット世界とは異次元世界たる、所謂リアル社会では。
自由民主党の総裁選びなる大事が勃発してます。
何でも…
火中の栗を拾うことになるとの噂しきり。
ま、いずれ記事にはせねばと思うのですが、いかんせん政治には造詣なくてね。
今日のとこは『マゾヒズムに花札を!』から、火中の栗が出てくる稿を拾っとくことにしましょう。

不許薫酒入山門

2006年09月11日 18時16分05秒 | 菊 - 9月

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菊に寿の盃は10月のタネ札、桜の光札と組み合わせれば花見で一杯、芒のそれとで月見で一杯…
さてさて、またまた飲兵衛さんのお話です。

どんなにお酒が好きでも、職業柄飲むことの出来ない人と言うものありまして。

 不許薫酒入山門

薫酒、山門ニ入ルヲ許サズ…
山門とはお寺の門のこと、つまりは僧侶は生臭物と酒は厳禁という意味です。
そうですよねえ、宗教者として厳しく自らを律しなければなりません。
酔っ払ってへべれけになるなんて、もっての外。

ところが、この山門の戒碑を3文字目で切って読んだ人がいるのですよ。
えーっと、

 薫ヲ許サズ、酒山門ニ入ル

殺生厳禁の僧侶が生臭物を食べるなんて、もっての外、その代わり慈悲深いお釈迦様は飲酒は大目に見てくださる、
なんて、解釈になっちまいまして。

まあ、この曲解がなかったとしても、『般若湯』だなんて符牒で飲む人は飲みますけどね。
ついでに言えば、卵は『白なすび』マグロの刺身が『赤豆腐』、不許薫酒入山門の戒めも次第次第に形骸化していきました。
そして、生活そのものも堕落します。
羊羹 (小豆で作った羊の羹の代用品) なんてやってるうちは可愛げがあったんですけど。

かつて、平清盛や織田信長は由緒ある寺を焼き討ちしました。
それは、彼らが宗教嫌いだったから? 恨みがあったから?
そうでないですよねえ。
由緒ある寺に認められた治外法権をいいことに、巣食っていたならず者たちが暴れていたからですよねえ。
真面目に学問をしようとしていた人たちが、どれだけ迷惑してたことか。

僧の形をした無頼の徒…
なんか似てますね。

と、この言い回し、



「火中の栗を拾う」 具体的には他者発言を私が言ったと言われかねないような言動をとること
閉鎖後の2006/6/30 加筆部

を丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!


パクリのおっさん。
よくもまあ、このナィィヴな記事をパクってくれましたねえ。
何せ、あの"れっど&ひひる"への反論…

なーんて、マゾ花は『パクリのおっさんが私の記事をパクった』という前提の下に、当時の齋藤杏花(さいとうあんな)たる「あはっ!」のミユがやってたサイトなんです。
件の『目指せ!! 平成の女蜀山人!』記事も対れっど&ひひる対策の一環、
ま、ま、それは後にするとして、2度の加筆でダメ押しを重ねてる長い記事、お読み頂きましょう。

「火中の栗を拾う」 具体的には他者発言を私が言ったと言われかねないような言動をとること

2005年07月01日


さーて。
某所では、CG類のダウンロード販売の話から波及して、WEBサイトの同人併設の是非、ひいては同人そのものの是非について話題になってますね。
ここで口を開くのは種々のリスクを背負いかねないことになり、賢い意思決定ではないのですが…
でも、物言わぬはなんとやら、腹にあるものをぶちまけてみましょう。

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ずばり、私、同人は嫌いです。
某所でも、「利潤を追求しない企業体など罪悪以外の何物でもない」と正論を書きました。
金を取る以上は、より魅力的商品をつくり利益をあげ、税金を払うことで社会に貢献するのが筋でしょうが。

世の中には非営利企業もある、それは知っています。
だとしても同じでしょうが。
より多くの「同人」を集めることにより1個宛単価を下げ、「同志」に利益還元をしなければ嘘です。

特に紙メディアの場合。
印刷物の製造原価は版組コストが大部分を占めますからねえ。
広告パンフと間違えるくらい薄っぺらな同人誌が、1000円も1500円もするようでは尋常ではありませんよ。

ここに、アマチュアスポーツ審判員の方の逸話があります。
支給される交通費実費&弁当代を貰うかどうかで大議論をやったとか。
「わずかな額なんだから、堅く考えず貰ってもいいじゃないか」
という一方の方に、もう一方の方は頑なに反論したそうです。

「わずかな額だからこそ貰いたくないんだ。おれはこの競技がすき。だから審判員をかって出てる。好きなものは金に替えたくない、世の中にはただ働きする喜びもあるのだ」

と。

「別に金が欲しくて同人をやってるのではない。自分の作品に人が金を出してくれるのがうれしいんだ」
などとマズい言い訳をして、「わずかな金」を懐に収めている同人作家諸兄諸姉と、この頑固審判員の方と、どちらがかっこいいか。

おほけなく ネットの民に おほふかな 彼が描くそばに みえみえの世辞


同志を集うことを命題とするのなら、ちやほやされるのが嬉しいのなら、その喜び、そちらが「金を出して買って」くださいな。

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閉鎖後の翌年1/17

えーっと、元歌を取り上げてませんでしたね。
ではでは、つーことで、題を付けるとすれば『すみぞめ の ころも』

おほけなく うき世のたみに おほふかな 我たつそまに 墨染の袖


前大僧正慈円9b9c8588.jpg
百人一首95番は前大僧正慈円の歌、千載和歌集<雑中・一一三四>に出典します。
『おほけなく』とは身の程もわきまえずにという意味、『わが立つ杣』とは比叡山(根本中堂)のこと、またこの歌は伝教大師の詠んだ「阿耨多羅三藐三菩提(アノクタラサンミャクサンボダイ)の仏たちわが立つ杣に冥加あらせたまへ<新古今・釈教・一九二一>」によります。
あと、それから。
墨染は住初に掛けてますね。これは見事と思います。

坊主が♀視点で詠んだなよなよした歌の多い小倉山の中これは、天台座主(ザス)として、民衆の教化・救済に臨む決意を表明した歌、いや正当です。

以上、つい先日この稿でTBをした ミユ の未だ見直しをしていることを示さんがための閉鎖後加筆でした。

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同じく翌年6/30

つい先だって加筆した記事があります。
まあ、かくの如しなんですけど、その後もチャンチャンと刃を合わせまして、今現在はこんな感じです。
正直、UU氏なる先方の管理人が、こんなにも依怙地になるのは何でだかさっぱ分からないんですけど、それはそれでいい。
ただ影響で、この記事も注釈つけとかないと面倒なことになりかねないと思って、本日加筆に踏み切りました。

本文中にある『同人』というのは『同人と称する業者』という意味です。
本来の同人ってのは、こんな輩じゃありませんよ。もっとずっと地道な活動をしています。
少なくてもネットというグローバルなスペースに出現し、全世界の不特定多数に向けてデモンストレーションするような真似はしないかと。

業者と言った、ええ、ちゃんと業者やってくれるんなら、私、何も言わないかもしれない。この人たちと来たらば全くのチャランポラン、或いはすね、或いはふんぞり返り、大よそ金を取っている者とは思えないような態度を繰り広げています。
それでいて、売れないのは対象が限られているから、と言い訳だけははなっから用意してまして、はい。
更に形式面まで話を進めれば、当然のごとく無免許・無許可・無届…
ホント、こんな自覚のない『業者』が同人と称し果ては、創作家などと鼻高々でいた日には、真の同人、いやひいてはネットビジネスそのものや創作活動すらも死んでしまいますよ。

かつて、平清盛や織田信長は由緒ある寺を焼き討ちしました。
それは、彼らが宗教嫌いだったから? 恨みがあったから?
そうでないですよねえ。
由緒ある寺に認められた治外法権をいいことに、巣食っていたならず者たちが暴れていたからですよねえ。
真面目に学問をしようとしていた人たちが、どれだけ迷惑してたことか。

僧の形をした無頼の徒…
なんか似てますね。
いやいや、(私が)清盛だ、信長だと申し上げるつもりはさらさらございませんけど、あはっ!


はい、あの恐ろしいれっど&ひひる相手ですから、芸は要しますよ。
違う、違う、別にあんなイカサマエロ業者がおっかない訳ではないのです。
書いたように、何せ人のPCに侵入するなどという違法行為を平気でやる、箍の外れぶりがおそろしいのです。
何せ、失うものの少ない奴らと違って、『私』の中に入ってる実在人には、あれこれと失うものが多うございますからねえ。
そうですよ。
ネットなんてのはマルチとカルトの巣窟なんだ、万が一にもー、
家族に飛び火でもした日には…

身バレ怖い、怖い、事ある毎に繰り返してる通りです。

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