『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』第34回ありがた山とかたじけ茄子之巻のレビューは、一日早めて今日してしまう事とします

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ん?ナイスバディーの日ってのは7月だったか…
私ゃてっきり、ninthで9月とばっかり。
アテは外れてしまいましたが、お月がナイスバディー、9月の満月・ハーベストムーンなんですよね。
そして、そうそう。
皆既月食だったんですわ。
深夜から未明ってことで、こうして観ては居ませんがこうしてご紹介すところです。

既に視たのが某国営放送・大河べらぼうです。
いつもなら火曜大河噺ってことで、地上波の本放送が終わってからおもむろに起稿し始めるのですが、今週の第34回『ありがた山とかたじけ茄子』に関しては1日繰り上げ、昼の4K視終わったことで、既に稿を起こしてしまおうと思います。
というのは、書きたくてウズウズしてた大田南畝ネタですので。
そうです、『マゾヒズムに花札を!』カテゴリで毎度紹介してるよう、JK時代の私は『目指せ!! 平成の女蜀山人!』などというサイトやっておりましたもので。

今回の私的注目点は、ドラマの最初の方に登場しましたね。
あれ、南畝が上層部から呼び出し喰うって、あの場面です。
そうですか、の作者との噂が立ってたとの設定。
その場での蜀山人先生の弁明に注目です。
私はめでたい…、意訳すれば面白おかしくもバカバカしく世を風刺してきたが、人を貶めるような歌は詠んだことはない…
目から鱗ってやつです。確かにそうです。
例をドラマ後半で出てきた一首に検証しましょう。

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毛をふいて 傷やもとめん さしつけて 君があたりに はひかかりなば

毛虫に寄せる恋ね。
そうそう、劇中他狂歌師が解説してくれたとおり、只のナンセンスしとるか自虐なのか、はたまたシニカルな本意を秘めてると取るかは、読み手の感性に委ねようって訳なのです。
いやはや、これぞ蜀山人、往時の私・「あはっ!」のミユ如きが、到底目指して近づけるようなものではありませんでした。

今でも…

2-3度触れた、はすみとしこって人が居ますよねえ。
言ったかしら?
あの人のは単なるアジ演説で、風刺でも漫画でもなんでもないって。
折角の画力が台無し、惜しくて堪らない…


かの『目指せ!! 平成の女蜀山人!』は非常に評判よく、結構な数の常連読者もいたんですわ。
けど、今とちっとも変らぬ私が癇癪起こして、毒づく奴等とやりあうようになって、結局やめちまった…
当時のタニマチは、定めし、今の齋藤杏花 (さいとうあんな)がはすみさんに感じてるような心持を抱いてたことでしょうね、
昨日のべらぼう視て、昔を思い出して、回想することとなりました。

以上、後悔等してことなくそれ由殆ど反省もしない齋藤杏花 (さいとうあんな)の、ガラにもない過去反省でした。

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↑『目指せ!! 平成の女蜀山人!』でググりで、何でこんなのが出てくるんだ?をい!

------------------------------【当日追記】----------------------------------


>こうして観ては居ません

ウソです。
明け方目が覚めたついでに少し見ましたので、証拠写真をあげます。

ま、いずれにせよ、目腐りには、赤いブラッドムーンなんてのが見えるわけありませんけどね、あはっ!

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