さあて、本日の日曜万葉噺。一足早く重陽の節句で行こうと試みたのでありますが…
万葉集 万葉のこころ 万葉の人々 犬養孝 台風一過 台風15号 天気予報 齋藤杏花facebook Facebook 節句 菊の節句 マゾヒズムに花札を! 七夕 桃の節句 端午の節句 秋の露は 移なりけり 水鳥の 靑葉の山の 色づく見れば 三原王 菊酒 菊が日本に伝来したのは奈良時代後期以降 齋藤杏花 (さいとうあんな) 齋藤杏花 白露
台風一過のこの土日です。
足早に駆け抜けた台風15号、成る程一昨日の金曜はそれなりの恵みの雨を齎しましたが、なんか…
ヘンな言い方かもしれませんが、物足りなさを感じるとこです。
予報より大分早くに上がってしまいましたから、結局降水量は79ミリ止まり、三週間余り雨らしい雨など降ってなかったんですから、ホント、これじゃ全然足りませんよ!
ああ、残るは置き土産の熱帯由来の空気ばかり、と予報を信じてたんですが、流石は食中毒の予防薬・天気予報ですわ。
思ったより遥かに涼しくて、その意味では一安心といったとこです。
んな中、今日の日曜は7日です。
そっか1年収めの節句まであと2日…
いえね、もう既に言ってしまったように、万葉時代にはまだ菊が伝来してなかったんですよね。
ですから、『マゾヒズムに花札を!』連動は困難な上に、菊の節句でも話せそうもない、
と、言い切るまえになんとか…
と、節句の歌で探してみました。
万葉時代には既に、節句の行事はありますからね。
…けど、これも外れでしたわ。
そうです、出てくるのは過去にも触れたとおりの、端午の節句になってしまうのですよ。
桃の節句や七夕は、節句として意識されてないようで、はい。
巡り巡って、再び菊に戻り、こんな歌が検索に引っかかりました。
秋の露は 移なりけり 水鳥の 靑葉の山の 色づく見れば
ははは。言い忘れてた。
奇しくも今日は二十四節気の一・白露でしたわ。
移 は うつし紙の略、水鳥 は青に掛かる枕詞です。
それさえ言えば、この巻八1543の歌意は瞭然でしょう。
作者は天武天皇第六皇子の舎人親王の子である三原王です。
さて、件の頁の筆者の方は、菊酒について書くついでに1543を持ち出してますわ。
菊の節句から桃の節句までの間は、酒を燗する?
うーん…
悪いですが眉唾ですね。
菊がまだ伝来してなかった時代に、菊酒があったとは思えませんから。
それよりも別の頁に面白い情報がありまして。
琉球の地には、長寿を祈願する行事・菊酒(チクザキ)なるものがあるそうでして。
そうだよ、考えてみれば琉球ってのは大陸と本邦の両属国家だったわ。
大陸伝来の通り道と考えれば、奈良時代後期以降と推測される菊の伝来が本土より早かったかも…
根拠はありません、が、想像は自由です。