地震体験コーナーで一歳女児が骨折とな?はい、だから地震体験なんですが。なにを騒ぐ?ってちょっと考えればバカげた話と分りますよ

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今朝はあっちかったっスねえ、遠方の方、おらほう、あっちかったんですよ。
布団から出たらじわっと汗が噴出してきたもんで、大サービスでストリップショーですよ。
ん?お嫁に行けなくなる?
ま、今から行く事もないし、観衆も『その事由を作った張本人』等ですので苦しかるまいで御座います。
ただまあ、6月から熱帯夜は、チト、苦しいもんがあります。

そんな中、暑っ苦しいニュースを目にする事となりましたんで、2発目の記事に至った次第です。
これです。
地震体験コーナーの装置と床に足挟まれ、1歳女児がかかと骨折
 …神奈川・厚木
脊髄反射的に出てきたのが、タイトルに織り込んだ皮肉、地震体験というなら骨折も体験するだろう、なんですが、記事開けてみたら、チト、ニュアンスが違うような。
体験してた母親に駆け寄ろうとした女児が、足挟んで踵骨折したとの事ですわ。
コーナーは元々、3歳未満の体験は禁じてる、と。
まあ、そうでしょうなあ。フツーに考えればそうなりますよ。
それを知ったWEBの反応は、ほぼ一色、男親は何やってんだ?そもそも幼児連れてそんなもんいくな!、これまたまあ最大公約数の範囲内です。
前にあったなあ、アート火災っての。あの折は私も、男親何やってる?と世間とは逆張り的に、親や本人に憤ったものだったんでしたが。
それを思い出したとこで、少し考えてみることとしました。

齋藤杏花(さいとうあんな)が最初に吐いた皮肉は的外れなものだったのでしょうか?
さにあらず、さにあらず、の反語です。
いざ地震が起こった時、後先考えずに行動起こしたら、しなくてもよかった怪我する事もありますよ、と。
この一家、身をもって、貴重な地震体験をしましたよ、コメンテータ齋藤杏花(さいとうあんな)的には結果オーライってとこです。
ここでそもそも、って核心に触れます。

地震体験コーナーなんて物が要るのでしょうか?

そう、体験してみなければ地震に備えられないものなんでしょうかねえ?って言ってるんです。
はい、今YESと答えた方、ならば食中毒に備える訓練として、腐った物喰って腹壊してみますか?
極論言えばかくの如し、人間が知ってる事なんて極々ちょっぽけなもんなんですよ。
それを一々検証してたなら、命がいくつあっても足りませんや。
その一方で、ちっぽけなことしか知らない人間は、その洞察力や経験あるいは直感で、未知の事柄に対処できる英知を持ち合わせてます。
くたばれ、実験実習偏重の現行理科教育
体験しなければわからないなんてのは、ホント、鳥獣以下ですわ。

センターの中村純也所長曰く「事故原因の究明と再発防止に努める」

英知で語らずば何があっても永遠に、この定番台詞が繰り返されるばかりです。

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