このとこの活発なアクセス、御礼申し上げます。んで今日の噺。…あんま期待しないで下さい
万葉集 万葉の人々 万葉のこころ 犬養孝 ハナザクロ 私の夫と結婚して 半島の隣国との感覚の相違を理解したという意味で大いに有意義 高橋虫麻呂 不盡の嶺に 降り置く雪は 六月の 十五日に消ぬれば その夜降りけり 齋藤杏花facebook Facebook 六月の 地さへ裂けて 照る日にも 我が袖干めや 君に逢はずして 日に寄す ゆかりん改メ姠師 重複 齋藤杏花 (さいとうあんな) の BLOG 齋藤杏花 (さいとうあんな) 齋藤杏花
お庭情報から入りましょう。
仏間の奥に通じる外廊下から覗いたハナザクロです。
枯れ木でぐらぐらしてるのに、去年から花を付け出しましてね。
いつまで続くか?こうして記録に残しましょう。
このところの活発なアクセスにお礼申し上げます。
なんと連日、アクセスランキングの1頁目に顔を連ねてます。アーカイブとっときました。
これまた、いつまで続くかの記録の為で御座います。
えーっと。
枕をもう一つ行きましょうか。
一昨日話題にした『私の夫と結婚して』日本版漫画ですが、只で読めるとこまで読破しました。
その後は、どっかのネタ晴れサイト見つけて確認したのですが、美紗と亘が喰っ付いたとこで実質エンド、後は後日談という一昨日の予想は当たりました。
途中をさんざっぱら外したもんで一抹の物足りなさは感じるものの、所詮は漫画です。
半島の隣国との感覚の相違を理解したという意味で大いに有意義でした。
さて愈愈噺。
日曜ですので、古代オール東亜の歌集とも言うべき万葉集の噺です。
っと先週、花札との絡みでは多くは語れない事がわかりました。
今日は六月そのものでいきましょうか。
巻三320の虫麻呂富士の歌の第一に反歌に六月が出てきます。
不盡の嶺に 降り置く雪は 六月の 十五日に消ぬれば その夜降りけり
言い遅れましたが、六月と書いてミナヅキです。同じく十五日はモチ、旧暦で言えば晩夏の月中ということになります。
流石の富士の雪もその頃になれば消えてなくなるけど、消えたその晩にまた降る、と。
駿河国風土記にある伝承を踏まえた歌のようです。
そっか、虫麻呂の富士の歌なら、とんでもない記事で噺した事があったみたいですね。
まーた今週も重複やってしまいましたわ。
しゃーない、もう一首。
巻十夏の相聞の最後に、日に寄すと詞書した作者不詳の歌があります。
六月の 地さへ裂けて 照る日にも 我が袖干めや 君に逢はずして
…これもまた重複だわ。
更に悪い事には、過去投稿で詳説しちまってるもんで、こりゃ、繫ぎようがありませんわ。
ねえ?枕であれこれ噺を引き伸ばした理由が、わかったっしよ?
しゃーない、来週以降は季節から離れたとこで見繕おうっと、あはっ!