齋藤杏花 (さいとうあんな) の BLOG

３連続、アイコンと内容の一致しない記事が続きました。
今度こそ、内容もののアイコン画像を、つーことでもないのですが、本日２発目の投稿を思い立ちました。
そうそう、「じとじとよー降る」も訂正すべき空模様になってきたこともありますし。
久々の干し物を終えたとこで起稿に掛かりましょう。
えっと、先ずはです。

周知の通り昨朝、プロ野球の長嶋茂雄氏が死去しました。
それ自体は、素直に哀悼の意を表すにやぶさかでないとこであるのです…がー
がー、がー。
そうこれ以降は否定の接続詞一色になるんですわ。
なんですか？マスゴミの騒ぎ方？！
(当日である)昨日は、(騒ぎ過ぎだ、やかましい、と) 怒ってたのはむしろ親達なんです。
後からゆっくり云いますけど、私なんかは全然関心のない領域ですので、単に昼のニュースが延長されるのがウザいと感じてた程度の事だったんですが。
今朝になってこの通り。
一般紙が昨日同様の一面なのを見て親同様に、ブッチン切れました。

ここまでやるかあぁぁぁぁぁ?!?!?!?!?!?!

はっきし云って長嶋茂雄ってのは何をなした人なんでしようか？
また、８９歳没という年齢に不足があるというのでしょうか？
第三者的目で見ればどう考えても、ここまで大々的に報じるべき訃報とは思えません。
ずばり結論からいってしまいましょう。
長嶋ってのはスポーツ真理教の宗教シンボルの草分け的存在です。
商業主義マスコミもプロパガンダしてるうちに、てめえらが件のカルトに洗脳されてしまった、ってことなんでしょう。

しらけ世代ってのがありましてね。
はい、云い掛けた親たち。
世間一般、長嶋茂雄こそが稀代の英雄！と持てはやしてた時代に、ふんと横を向き、彼の言動からバカの代名詞に位置づけてた人達ですわ。
そんなジェネレーションをマスゴミその他は新人類と命名しました。
今の若い奴らって、ホント、保守的で…
おっと、それは後回しにして、具体的に故人の業績を分析しましょう。

日本プロ野球を発展させた大功労者…
それは事実で否定するものではありません。
が、それは片面だ、同時に日本プロ野球を停滞させた大戦犯でもあるのです。
そうそう、云ったスポーツ真理教、
誰しもが陥ってたプロ野球=スポーツの誤解。
それが、読売巨人軍一辺倒の歪んだ構図を生みました。
巨人(戦)以外の選手達の弛み様は、かかるお荷物球団で異端とされつつも当たり前に節制してた選手たちの口から聞こえてきます。
所謂ONの影で、どれだけの選手たちが無駄に人生を費やしたというのでしょうか？
西武の堤さんが、スポーツに非ず、スポーツを出しものとしたショウと気付かせ梃入れするのは、少し後の事となりました。

打ってよし、守ってよし、の燃える男？
それなんですよ、長嶋がどれだけの数字残してるというのです？
先ほど云ったONのサダハルさんの方はまだわかる。本塁打数ね、日本と米大リーグって括りで見れば通算最高なの？
長嶋になんか、こんなのがありますか？ほかにも古く昔の川上の生涯打率なんてのの類の。
ないですよね。一方です。
落合博満なんて人がいますよね。両リーグで３度の３冠王？
しかもそれから、３つの内野ポジションにいずれでもゴールデングラブ取ってます。
なのに…
長嶋神話ってのがよくわかると思いますよ。

そして現代。
内外多くの人間の尽力で正常化した日本野球界は、多くの大リーガーを輩出してます。
ん？８９歳没って年齢を言おうとしてるんですよ。
前に炎上しかけたな、大谷死亡ってガセネタ。
３０歳の選手が野蛮国の宗教テロに巻き込まれて死んだってんなら、とてつもない大ニュースって扱いも解りますよ。
しかるに、とうに適齢期に達し、しかもさんざんに予兆があった上での８９歳没…
なんか珍しいの？としかいい様がありません。

最後、蜀山人の死にまつわる狂歌を最掲して、稿を閉めたいと思います。

　今までは 他人（ひと）が死ぬとは 思ひしが　俺が死ぬとは こいつぁたまらん

　冥途から もしも迎いが 来たならば　九十九まで 留守と断れ

そして真の辞世がこれでした。

　 生過ぎて　七十五年　食ひつぶし　限りしられぬ　天地の恩