さあ、予告どおり、今日は、ってか今日もまた、万葉集のホトトギスの歌の噺をしましょう。先ずはその前に…です
万葉集 万葉の人々 万葉のこころ 犬養孝 ホトトギス 齋藤杏花 (さいとうあんな) 齋藤杏花 江戸の闇太郎 西條八十 古賀政男 「あはっ!」のミユ カラオケ 我が屋戸に 月おし照れり 霍公鳥 心あらば 今夜來鳴き響もせ 大伴書持 月夜よみ 鳴く霍公鳥 見まく欲り われ草取れり 見む人もがも アンサーソング ぬばたまの 月に向ひて 霍公鳥 鳴く音遥けし 里遠みかも 霍公鳥 此よ鳴き渡れ 燈火を 月夜に比へ その影も見む 大伴家持 月に一声チョイとホトトギス 声はすれども姿は見えぬ 越中時代

齋藤杏花 (さいとうあんな) の BLOGにしては珍しい構成。
タイトルでいきなり噺に入ってます。
んで、その前に、の続きからですね。
私ったら出し抜けに、
声はすれども姿は見えぬ♪
だなんて。分りませんよね?
冒頭画像、【流行歌】江戸の闇太郎 作詞:西條八十,作曲:古賀政男 の出だしの歌詞なんですわ。
…もう覚えてるもんもないだろうから、暴露しちまいますわ。
私のJK時代、いえ!「あはっ!」のミユになるよりも前、入学祝いの余興でガラにもないカラオケなんぞに行った時の逸話なんです。
そうそう、制服のままで、これ、熱演したんですよ!
個室なんてきどったもんでないとこで、(嫌味なようですが、)都道府県名の高校の制服でやったもんだもの、ちょっと人目を引きますわ。
今から思えばどんでもないやんちゃやったもんですわいな、
なもんで、江戸の闇太郎には少々思いいれあり、ですのでもう一曲、大川栄策大先生のを音声のみで転載しときます。
さて、予告の万葉集のホトトギスの歌。
今まで結構やりましたが、多分なら全部昼間のホトトギス。
月に一声♪なんてあったかいな?と調べてみるにです。
結構あるわ。先ずはです。
我が屋戸に 月おし照れり 霍公鳥 心あらば 今夜來鳴き響もせ
巻八1480は大伴書持…
てかさあ、これ、先週のラストと組み物、歌二首の手前の方ではありませんか!
ある意味、灯台下暮らし、今夜はお察しどおり、こよひ と読ませます。
次の一首は、巻十1943の作者不詳の歌になります。
月夜よみ 鳴く霍公鳥 見まく欲り われ草取れり 見む人もがも
恐らくは、じゃないよ、間違いなく女性目線の歌ですね。
いい月夜に霍公鳥を見たいと思って草取りしてる私を、誰か見てくださらないかしら?
中味は割愛しますが手前の1942に、卯の花の岡で葛とりしてる乙女の「ホトトギスの声は聞きましたか」と呼びかける歌があるのです。
そのアンサーソングですね、今度は正真正銘、おそらく。
さて、次は巻十七まで飛びます。
ぬばたまの 月に向ひて 霍公鳥 鳴く音遥けし 里遠みかも
3988は家持です。
四月十六日に、夜の裏に、遥かに霍公鳥の喧くを聞きて、懐を述べたる歌一首
の詞書があります、ま、この丁寧な詞書で歌意は尽きるでしょう。
簡単に切り上げ、最後行きましょう。
霍公鳥 此よ鳴き渡れ 燈火を 月夜に比へ その影も見む
巻十八4054は、同じく、大伴家持です。
実は私ね、最初見た時これが一番、月に一声♪に近いと思ったんですわ。
大はずれ、月のない夜に灯火を月に見たてて姿を見ように、って歌でした。
奈良の都から、歌人の田辺福麻呂がやってきた…
大伴家持や久米広縄(くめのひろなわ)は歓迎の宴をもうけ、布勢の水海に案内してもてなした…
越中時代の作です。