池鯉鮒 (マゾヒズムに花札を!より) ~ 『50歳にならないと19歳を演じられないとな?』 ~ 創作物に描かれた田沼意次を検証してみる、…って大袈裟、あはっ!
池鯉鮒 マゾヒズムに花札を! 50歳にならないと19歳を演じられないとな? 田沼意次 アジサイ 江川紹子 twitter改メX 大河ドラマ べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 菖蒲 - 5月 菖蒲に八橋 愛知県知立市 白河の 清きに魚の すみかねて もとの濁りの 田沼ぞこひしき 剣客商売 目指せ!! 平成の女蜀山人! 田沼意次という人の歴史上の評価はむずかしい 安田顕 齋藤杏花 (さいとうあんな) 齋藤杏花
…ふう。これならどうにか。
あっ、ピンボケじゃないのが撮れたんで…
っていっても何だか解りませんね。
ちゃんと話します。
モノはといえば、去年挿していたアジサイなんです。
一番日当りのいいとこに生け変えといたのが、こうして蕾を付けたわけです。
でー、某twitter改メXの江川紹子垢なんです。
例年アジサイが芽吹きだした折に紹介してますが、今年もまた。
そこで、ウチの子も!とレスした次第なんですが、肝心の添付写真がピンボケでね。
このままでは、大先生に対して失礼にあたる、って事で撮り直したという訳です。
すっきりしたとこで噺行きましょう。
うん、本年度の某国営放送大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』では、今迄のイメージと少々趣を異にする田沼意次が評判ですね。
昨日の放送…はまだ見てないから、また明日以降に触れるとしまして、今日は『マゾヒズムに花札を!』"パクリ返し"復刻なんです。
お誂え向きなのが、ここにありました。
池鯉鮒2006年05月09日 21時09分47秒 | 菖蒲 - 5月
さて、花札5月のタネ札(10点札)の図柄は、菖蒲に八橋。
八橋とは、三河の八橋、現在の愛知県知立市あたり、繰り返し話してきました。
知立の読み仮名をふってませんでしたね。『ちりゅう』、東海道五十三次 39番目の宿です。
そして元々の字は『池鯉鮒』、将に水の景そのものの土地柄だったようです。
鯉&鮒、まあちょっと前までは、知立に限らず日本の河川湖沼のどこにでもいた駄魚なんですけどねえ。
ブラックバスですか? あんな余所者に追い立てられてすっかり肩身の狭い思いをしているようです。
それに何よりも、自然水系の絶対数の減少、これが大きいですよね。
川や水をきれいに! 当たり前のことを訴えかけておくとしましょう。
でも、あんまりきれいな水でも住みにくいようですよ。
白河の 清きに魚の すみかねて もとの濁りの 田沼ぞこひしき
こんな狂歌もあるくらいですし。
なんて。
この歌でいうとこの真の意味での白河とは、あの鬼平が畏敬した「年下上司」、松平定信のことですね。
「田や沼や汚れた御世を改めて清らに澄める白河の水」、定信は田沼親子の賄賂政治により乱れきった幕政を建て直すぺく寛政の改革を断行しました。
ところが、その結果招いたのが大不況、そして生まれたのが冒頭の狂歌です。
つまり、今日流に言えば政治浄化のために経済の停滞を招いたということになりますね。
さて、もう一方の役者である田沼意次にスポットライトをあてましょう。
鬼平と同じく、やはり池波正太郎さんの作である『剣客商売』のなかに登場しますね。
そして、数え年19歳の美少女剣士『佐々木三冬』は意次の娘。
舞台では当時50歳の香川桂子さんが三冬を演じたそうです。
池波さんは、その点について著書『男の作法』の中で、「三冬は意次の娘という(むずかしい)役だから、ベテランでなければ演じられない」と記してます。
田沼意次という人の歴史上の評価はむずかしい、ということにも通じますか?
と、この言い回し、
↓
50歳にならないと19歳を演じられないとな?
を丸写ししました。
………
………
わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!
いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!
(;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!
八橋の地理関係はさておいてです。
そっか、ここにあったか。
再三ながら繰り返すなら、パクられた元の『目指せ!! 平成の女蜀山人!』の著者管理人「あはっ!」のミユとは、この齋藤杏花(さいとうあんな)の事です。
ですから、思い入れのあった記事は、20年たっても記憶にある、その自己押し記事のひとつが、これなんです。
50歳にならないと19歳を演じられないとな?2005年05月21日白河の 清きに魚の すみかねて もとの濁りの 田沼ぞこひしき
白河とは、あの鬼平が畏敬した「年下上司」、松平定信のことですね。
「田や沼や汚れた御世を改めて清らに澄める白河の水」、定信は田沼親子の賄賂政治により乱れきった幕政を建て直すぺく寛政の改革を断行しました。
ところが、その結果招いたのが大不況、そして生まれたのが冒頭の狂歌です。
つまり、今日流に言えば政治浄化のために経済の停滞を招いたということになりますね。
さて、もう一方の役者である田沼意次にスポットライトをあてましょう。
鬼平と同じく、やはり池波正太郎さんの作である『剣客商売』のなかに登場しますね。
そして、数え年19歳の美少女剣士『佐々木三冬』は意次の娘。
舞台では当時50歳の香川桂子さんが三冬を演じたそうです。
池波さんは、その点について著書『男の作法』の中で、「三冬は意次の娘という(むずかしい)役だから、ベテランでなければ演じられない」と記してます。
田沼意次という人の歴史上の評価はむずかしい、ということにも通じますか?
それから、もう一つ。
「経済」という言葉は江戸時代にはありませんでした。
仏教の「経世済民」から、これを造語したのは福沢諭吉です。
これからの世の「経世済民」はこれしかない! とひらめいたからですね。
明治の人は偉かった。
外来語の概念をちゃんと咀嚼して、日本語を作ろうとした。
それに引き換え、平成の世のIT関連のおえらいさんたちは…
いっけない、今度はスポンサー批判になっちゃうよ、あはっ!
さて、噺を創作に登場する田沼意次に戻すなら、べらぼうのスタッフ&出演者の言ってるような『悪の権化』ってイメージは、少なくとも私にはないのですよねえ。
従前の歴史解釈がそのような田沼を作り上げ、そして近年になって『日本史アップデート』があって見直されてる、
と、世間は言いますが、剣客商売の田沼だってそんなイメージでない、
不遇の娘の頼みなら何でもかなえてやる、親バカばかりが記憶に残ります。
あれが書かれて既に半世紀…
記憶に新しいとこでいうなら、またしても3種混合ですよ。
ドラマ10大奥 = よしなが大奥 の意次は明らかな善玉でしたし、フジ大奥も最後どんでん返しで悪役から脱却。
あの演技、鬼気迫りましたね。
そうそう、演じてたのは…
源内に転生した安田顕、あはっ!