永田洋子 - 総括の名の下、次々に同志を私刑  ~ 史上最凶のサジスチンは誰?

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噺が殺伐としたものになる分、せめてアイコンは和むものを。
我が玄関先の駄バラ3きょうだい、春の最盛期です。
3きょうだいといっても、専ら真ん中の真紅ばかりが絶好調で。
そうなのよねえ。末っ子の黄色が元気がないのですわ。
心配で Grokくんに相談してみたりしたんですが。
今見たら漸くちゃっけー蕾が付き出してるので、枯れる心配はないものと少し胸を撫で下ろしてます。

んで噺。
『サディズムに花束を!』からの復元なのですが、改めて点検するにです。
案外とそれらしい記事は未済でしてねえ。
その典型。
永田洋子なんてのは、サディズムの化身みたいな人物でしたので、これが手付かずだったのは意外でしたわ。
でもね、せっぱてめえが執筆したサイトだから、理由ははっきり分ってます。
人はね。史上尤も凶悪なサジスチンは連合赤軍の永田だろうといいます。
事実、これから復元する記事を引用して、その説を披露してる論評もいくつか目にしました。
けど、私・齋藤杏花(さいとうあんな)、当時のsato8644@yahoo.co.jp (注:執筆時無名) は必ずしもそうに思ってないのです。
そう、それがイマイチ押せない記事である由縁ですわ。
読んで貰えば瞭然なよう、当時に於いても佐世保のNEVADAの方が凄まじいだとろうといい、或いはその後、三橋歌織なんてのが現れ、大量殺人者という点なら、久保木愛弓なんての…

ま、ま、お読みいただくとしましょう。
記事の後、発展させたい別方向もあります。

永田洋子 - 総括の名の下、次々に同志を私刑
(2006年)

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ぐっと時代をあがって戦後日本史から。本稿を書いている今このときも、東京拘置所内で存命であろうと思われる人物である。

連合赤軍事件。
あの浅間山荘銃撃戦に震撼した国民は、永田ら幹部逮捕の安堵感もつかの間、リンチ殺人の発覚に更なる戦慄を覚えるのである。
なんと、12人もの同志を殺害して埋めていたとは!

素手で人を殺すのは相当な抵抗があるものだ。
それを、この小柄でおとなしそうな女性は…

リンチ殺人は主に永田、獄中自殺した森恒夫、そして最後は犠牲者となる山田孝の手により行われた。
圧巻は、この山田のときの逸話である。
山田は断末魔の中、地面の雪を口にし、そして息絶えたという。
さすがに一同しんとなるなか、永田は、
「コイツ、最後まで食い意地がはってやがる」
と、せせら笑いながら死体をつま先で小突いたとある。

いやはや、書いていても背筋が寒くなるような話だ。
が、その一方、例えば夫の坂口弘に対しては。
少ない食料の中肉は全て坂口に食べさせ、自分は西瓜だけですき腹を膨らませていた、などという優しい面も覗かせている。
これは当時流行していた尽くす女…
彼女は冷血殺人鬼であり、そして間違いなく女だったのである。

ようやく、サディズムによる女性支配の実例を見つけられた、か…
どうであろうか?
論者とすれば、フェムドム信奉者諸氏には甚だ申し上げにくいのであるが。

災害時・戦争時においては、永田類似の事例はよくある。
極限下においては、人の本性すらが変わってしまうということだ。
そして連合赤軍の面々は、その主観においては将に戦闘中であった。

永田洋子という人物が、平時において同じ行っていたのならば。
間違いなく真性サディスティン、サディズムによる支配を実現した人物と言うことになるのだが、悲しいかな立証する術はない。

そうなんだな。執筆時は存命だったんだ。
調べてみたら2011年獄中死。案外早かったんでしたわ。

と、ここでさりげなく。
この記事の一番のウリを織り込んじまいましょう。リンチで殺された者の蝋化死体
昔は、報道が可也自由なものだったんで、普通の写真週刊誌にフツーに載ってましたよ。行方正時遠山美枝子
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さてまあ、そんな永田洋子連合赤軍をかのオウム騒動の折にです。
戦後二大事件と並び証する人達がいました。
そう、主として佐々淳行さん等赤軍事件に拘った人たちです。

明確に否定。

これまた、赤軍の過大評価です。
そうですよ、刑事事件って一面とってもオウムは、赤軍を遥かに凌駕します。
あれってのは井上みたいなのが固まってただけですからね。

オウムってのは、それだけ大きな存在だった、戦後の歪の集大成にして総決算…

ミユの昔から齋藤杏花(さいとうあんな)は、一貫して言っております。

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------------------------------【当日追記】----------------------------------

上述・連合赤軍事件に関し詳しく描いてる頁を見つけましたので、保存しました

そうか…
現在実しやかに出回ってしまった『オウムは若者中心』って出鱈目。

連合赤軍との比較併記が原因してたのですね。