歌とは素晴らしくも恐ろしいもの… 本稿は前稿とは逆志向で、万葉噺に見せかけて偽万葉噺です

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はは、また一つ年取っちまった…これで、私、38歳です。
さあ、話は完結に済ませ、皆のお祝いを待ちましょう。

えー、冒頭画像は、12日の日の読売新聞[四季] 長谷川櫂(寄稿)なんですけど、本稿はこれだけに尽きてますわ。
ん?  
長澤(ながさわ)ちづ 作 一対の女雛(めびな)男雛の雛かざり大臣(おとど)も官女も居(お)らぬ清(すが)しさ の方ではありません。
その先にある解説です。
  
 左大臣、右大臣、三人官女、五人囃子(ばやし)。
女の子の幸せを願うあまり、大勢にかしずかれる豪華な雛飾りもある。
ここにあるのは女雛と男雛、二人っきりのお雛様である。
何やかやあろうとも人生の基本はこの二人。
歌集『時の舳先(へさき)』から。

如何でしょう?私、今までで、ここまで説得力のある、性の多様化なり夫婦別姓なりに対する反対論説は、目にした事がありませんでした。
流石、本職の歌人、うなるばかりです。素晴らしくも恐ろしいものである、歌という短詩形…

これにて終わりです。
明日の投稿はお誕生日休みにします。

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