滅びの美学 (マゾヒズムに花札を!より) ~ 『そうそう、単に「花」と言ったら桜の花のことを意味する、これが昔からのルールです。』 ~ 何故か他カテゴリから投稿
滅びの美学 そうそう、単に「花」と言ったら桜の花のことを意味する、これが昔からのルールです。 サケが「南限域」利根川に戻らず …海流変化で河口の水温上昇、生育には厳しい環境に マゾヒズムに花札を! 齋藤杏花 (さいとうあんな) 齋藤杏花 桜吹雪 刺青判官 遠山の金さん 桜 - 3月 春さらば 挿頭にせむと わが思(も)ひし 櫻の花は 散りにけるかも 櫻児 三角関係 人口爆発 万葉集 万葉の人々 万葉のこころ 犬養孝

本稿は、多分…
『マゾヒズムに花札を!』の復刻稿になると思います。
けど何故か、『はき違えられた『言論の自由』に一石を投じます ~ 読売新聞、いい気になるなよ!篇 』カテゴリから。
それはですね。
枕に読売の記事を使ってる為なんでございますよ。
サケが「南限域」利根川に戻らず
…海流変化で河口の水温上昇、生育には厳しい環境に
関東地方を流れる利根川で、サケの 遡上そじょう 数が激減している。中流の利根 大堰おおぜき を上るサケは昨年、1983年の調査開始以来、初めて確認ゼロとなった。利根川はサケが戻る南限域とされる。暖流の黒潮が北上したことで、冷たい水を好むサケにとって河口周辺の環境が悪化し、帰りにくくなった可能性がある。(宇都宮支局 八幡大輝)
利根川は千葉県銚子市で太平洋に注ぎ、「サケは銚子限り」とうたわれるなど、サケが自然に回帰する南限域とされてきた。河口から約150キロ上った利根大堰(埼玉県行田市、群馬県千代田町)では、独立行政法人「水資源機構」の利根導水総合管理所が毎年10~12月、魚道を通過するサケの数をカウントしている。
観測を始めた83年は21匹だったが、2000年代から増加。流域で放流活動などが行われた効果とみられる。2013年には過去最高の1万8696匹が通過した。しかし、その後は減少。21年には100匹を割り込み、昨年は1匹も確認できなかった。茨城県によると、利根大堰よりも下流で利根川に合流する鬼怒川でも昨年、ピーク時には5000匹近かった捕獲数が11匹にとどまった。
減少に影響しているとされているのが、海流の変化だ。サケはオホーツク海やベーリング海で育ち、3~5年ほどで生まれた川に戻る。近年、サケの生育に適した寒流である親潮の勢いが弱まり、暖流の黒潮に南下を妨げられるようになっているという。
近年の遡上数急減で採卵も難しくなり、利根大堰ではここ2年、小学生を招いた採卵観察会や放流会の開催を見合わせている。
流域にも影響は広がる。支流の渡良瀬川が流れる栃木県佐野市で稚魚の放流活動を続けてきた「市渡良瀬川にサケを放す会」は昨年12月、卵を入手できる見込みが立たないとして、当面の放流休止を決めた。
同会は足尾銅山の鉱毒で消えたサケを復活させようと、1982年に活動を始め、2016年には数百匹を確認していた。飯田進事務局長は「サケが戻り、大きな成果だと思っていた。中止はとても残念だ」と話している。全国漁獲数、10年前の4割
サケは全国的に不漁傾向にある。国立研究開発法人「水産研究・教育機構」によると、北海道から日本海側の石川県、太平洋側の茨城県までの11道県の捕獲・漁獲数は、昨年7月~今年2月で約1790万匹。10年前はこの期間で約4463万匹に上っており、4割程度に落ち込んでいる。
利根川の北方、水戸市などを流れる那珂川でも、18年まで1万~3万匹が捕獲されていたが、昨年は12匹にとどまった。
同機構の佐藤俊平・資源生態部長は「南限域にある利根川周辺は海水温が高く、サケにとっては厳しい環境になっている可能性がある」と指摘している。
サケ俎上の南限ってのは、郷土自慢の齋藤杏花 (さいとうあんな)の持ちネタのひとつなんですけどね。
そうですかあ…
このまま居なくなってしまうというなら寂しいものがあります。
ここは是非にも復活となることを祈るばかりです。
古くからのものがなくなってしまうって、この流れで復刻を思い立ったのが下記の"パクられ"記事です。
滅びの美学2006年03月06日 21時19分28秒 | 桜 - 3月
再三書いてますように、桜の花がウケるのはバッと咲いてパッと散るから。
「咲いた花なら散るのは覚悟」、これもある種の『滅びの美学』でしょう。
あー、今日はあまり触れたくない話題に発展させてみますか。
その潔さから、桜吹雪は博徒たちが好んで彫る刺青の図柄ですよねえ。
待ってました! ご存知『刺青判官』!
「この金さんの桜吹雪、散らせるものなら散らしてみな!」
そういえば、銭形平次の投げ銭よろしく、金さんが花札飛ばしをやっていたシリーズもありましたっけ。
『遠山の金さん』こと江戸北町奉行・遠山左衛門尉景元。
恩ある弟に家督を継がせるため、わざと無頼の徒と交わり墨を入れて身体を汚した人ですよね。
江戸末期の名奉行といて現在まで語り継がれています。
まあ実際は、時の南町奉行・鳥井甲斐守があまりにも評判が悪かったために江戸っ子たちの支持を集められたんですけどね。
それでも反骨の政治家であったことだけは確かでしょう。
それに引き換え、投稿日付に拘りなく本日、記者会見をした某野党議員!
なんですか、あれ!?
あの未練な物言いはなんですかいな~
官僚じゃないんですよ。
野党なんだから、野人の心意気で政治にあたって欲しいものです。
そうですよ。
別に政治生命を絶たれても実際に死ぬわけではないんですから。
これが、本当に死んでしまうとなると…
歌を行きましょう。
春さらば 挿頭にせむと わが思(も)ひし 櫻の花は 散りにけるかも
万葉集巻十六には雑歌が収録されてます。
評掲の三七八六も「由縁ある雑歌」として、歌物語風に収められてるものです。
なんでも、昔、櫻児というおとめがいて、二人の男が求婚し、共に命をかけて争うので、進退窮まって首を吊って死んでしまった。
そのあとに遺された二人の男は悲しみにくれて、それぞれ嘆きの歌を詠んだ。
そのひとつですか。
それにしてもですよ。
三角関係ぐらいで自殺するなっちゅーの!
温存ネタとしてとっておきたいため敢えて名は出しませんが、万葉にはもっとメジャーな同類♀が登場するでしょう。
最後の最後まで生きようとしなければねえ。
少なくとも滅びの美学として後人のこころを打つことなどありえないでしょう。
と、この言い回し、
↓
そうそう、単に「花」と言ったら桜の花のことを意味する、これが昔からのルールです。
を丸写ししました。
………
………
わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!
いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!
(;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!
こらまた、随分都合よくパクってくれたもんですね。
あ、元となった『目指せ!! 平成の女蜀山人!』稿のことです。
そうそう、単に「花」と言ったら桜の花のことを意味する、これが昔からのルールです。2005年09月24日春さらば 挿頭にせむと わが思(も)ひし 櫻の花は 散りにけるかも
万葉集巻十六には雑歌が収録されてます。
評掲の三七八六も「由縁ある雑歌」として、歌物語風に収められてるものです。
なんでも、昔、櫻児というおとめがいて、二人の男が求婚し、共に命をかけて争うので、進退窮まって首を吊って死んでしまった。
そのあとに遺された二人の男は悲しみにくれて、それぞれ嘆きの歌を詠んだ。
そのひとつですか。
挿頭=かざし、前にもありましたよねえ。
ちょっと違うのは、♂が(愛する♀を)自分のかんざしにしようとしていた(と比喩している)、という点です。
最初は正直、髪や頭部装飾具へのフェチシズムに結びつけるのは無理かとも思ったのですが、なんのなんの。
やはり、その「け」はあると思います。
自分の髪の毛をセックスアピールとして、愛する異性を取り込みたいとする心理、
言ってみれば「うちに向いたフェチシズム」とでも言いましょうか?
いやはや、性愛心理というのは複雑奇怪、奥が深いもの。
それにしてもですよ。
三角関係ぐらいで自殺するなっちゅーの!
温存ネタとしてとっておきたいため敢えて名は出しませんが、万葉にはもっとメジャーな同類♀が登場するでしょう。
最後の最後まで生きようとしなければねえ。
少なくとも滅びの美学として後人のこころを打つことなどありえないでしょう。
私?
私のために世界戦争が勃発して、60余億人類が死に絶えるような事態になったとしても、首など括りませんよ。
参 っ た か 、あはっ!
…私ったら、ホント、20年たっても全然変ってませんね。
そうですよ、ぜっっったいにクビなど括るもんではありません。
変ったのは世界人口の方。
そっか、あの時点では60億台だったのね。
なら今となったら、
80億人類が死に絶える
と言い替えないとならない訳ですね。
人口爆発ってのは言われなくなってからもジワリ進行してるようです。