『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』。SNSのリアルタイムでは、市原隼人、風間俊介、二人の出演役者の名前がトレンドにあがってた、第8回・逆襲の『金々先生』でした
市原隼人 風間俊介 べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 逆襲の『金々先生』 齋藤杏花 (さいとうあんな) 齋藤杏花 備蓄米放出 コメ高えぇ 日増しにジリ高の米価 大河べらぼう りかちゅう 鳥山検校 九郎助は 稲荷仲間の 色男 九郎助稲荷 吉原細見 共同事業は7分3分で相手に利を 鶴屋 両者の意地の張り合いのとばっちりで確実に商機を失ったハト派地本問屋衆 西村屋 某国営放送 大河ドラマ

ふっと。
さみいのは今日まででしたかな?
皸・ひび割れがズッキンズッキン響いて、いつもに増してタイプミスが多くなってる齋藤杏花 (さいとうあんな)です。
そんな中、思えば張り切って買出ししてきたのが、一昨日の日曜でした。
おみかんが最後かと思い箱買いして、重い思いして持ち帰り更に出直して、買って来てしまったのが冒頭画像です。
ねえ?本当に政府の切り札政策・備蓄米放出で、コメの小売値が安定するワケ?
なーんか逆に、日増しにジリ高のような気がして、否、なってるんですよ。
けどまあ、買い控えできる商品ではありませんからね。
これが日曜目玉商品で、いつも買ってる越後のコシヒカリに前回付いてた5キロ3500円台で売ってたもんで、妥協して買ってきたわけです。
茨城のコシヒカリ?うーん、ドロックスコシヒカリ、略してドロコシですかあ?
これ確か、新米が出た折には同じく日曜特売で900円下の値で並んでたような…
けど、致し方ない、今回は「がまんせい一郎」で一回、ドロコシ食べます。
さて、同じく一昨日、ってことで火曜恒例の大河噺といきましょう。
大河べらぼう、第8回・逆襲の『金々先生』も絶好調でしたよ。
うん、息もつかず見入ってしまった。
筋立てとすれば、二本柱、それぞれタイトルに掲げた二人の役者が扮するととこの登場人物がキーパーソンになって物語られるのです。
市原隼人…鳥山検校…
あのね、先に余談からいうなら、時々話題にする、りかちゅうネーチャンが自サイトで、必ずと言っていいくらい、リアルタイムで登場人物解説してくれてましてね。
いつもの隠しリンクでなく、今日は感謝の念を込めて正式にurl貼ってみますわ。
りかちゅうさん、いつもありがとう、大いに参考にさせて貰ってますよ!
瀬川を身請けすることになるのが、この美形坊主・鳥山検校なんですわ。
そんな彼を狂言回しに描かれたのが、ヒロイン瀬川の恋心です。
瀬川が主人公蔦重に恋心を抱いてるのをいち早くに察してたのが、源内先生ですわな。
ところが、重三の方は…
「どの娘も可愛や、誰にも惚れぬ」
でしたっけね。
まるっきり、そんな椿事は銀河系宇宙のどの星にもありえないってカンジで、全くの無頓着。
んもう!ビジネスのほうではあんなに気が回る人が、何で色恋に関しては?
皆を代表して怒ったのが、九郎助稲荷でした。
余談をもう一つ加えるなら、江戸川柳では、
九郎助は 稲荷仲間の 色男
と詠まれてる様、この稲荷、本来は雄性なんですよね。ドラマ10大奥 同様に、べらぼうでも、男女逆転がありました。
さあて、二人目、風間俊介。
こちらの鶴屋は初登場ではありません。
蔦重が最初に手掛けた出版物の折にも、同じく地本問屋の代表となっていちゃもんを入れてきました。
同じでなかったのは、吉原の亡八連中です。
かの折は、吉原のためよ、と本屋のいいなりになり、重三が煮え湯飲まされることになったのでしたが、今回は正反対でした。
耕書堂こと蔦屋重三郎を旗頭に、なんとか本屋とのジョイントビジネスの方法を探ります。
鱗形屋と競合するジャンルは一切手掛けない…
吉原細見は今後無料で提供する…
本屋有利の条件で謙り、ねじ込んで来た本屋を懐柔しようと持ちかけます。
共同事業は相手に7分の利を取らせろ…
これ、近代のビジネスでも、非常に大事なことでして。
人間ちゃ、欲張りなもんですから、7分3分のつもりで持ちかけた条件を、相手は五分五分と感じてるものだ、ってことなんです。
ところが、当の地本問屋は?
代表格に座ってたのが件の鶴屋です。
ひとつ言わないといけなかったですね、
先週の回で潰れたと思われてた鱗形屋が復帰し、鶴屋がその参謀となってたって前段があっての、交渉劇だったんですよ。
そうなれば、根っからの商人である筈の彼らが、商人にあるまじき哲学、銭金の問題ではない、で乗り込んできますわ。
劇中の鶴屋、慇懃無礼を絵に描いたような物言いを連ねます。
最後「吉原者とは座敷を同じくしたくないと考える店主もある」と。
明らかに架空の人物の口を借りて、最大級の暴言を吐きます。
こうなれば亡八とてゼニカネの問題でなくなる…
番組名物の階段転落劇となります。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
ま、私なんかは社会科学系をやった者ですので、真っ先に、これで一番損したのは誰か?
って考えが及んでしまいます。
行き着いた結論いってしまえば、ハト派の問屋衆かと思料します。
そうでした、吉原方の条件に、これならばと動きかけて、そんでもって鶴屋に体よく外させられた、あの人たち…
両者の意地の張り合いのとばっちりで、確実に商機を失いましたからねえ。
鶴屋に、階下で待ち受けてた西村屋・鱗形屋は、意地に準じて商機失って本望でしょうがね。
また参考までに、史実を付け加えるなら。
その後没落する鱗形屋の子息は西村屋の跡取りに入り、蔦重生涯の競争相手になります。
ほら、劇中にも出てた、あのしっかりした子供…
この情報も、りかちゅう姐さんのサイトで拾いました。