#熊谷俊人氏を再選させてはなりません  ~ 第四回 現役首長が選挙をどうこういうのは反則 ~ TVアニメ『火の鳥』レビューに続けて

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いつぞや俎上にあげた某国営放送で再放送中のTVアニメ『火の鳥』は、今佳境に差し掛かってねえ。
太陽編その二を視たとこで、レビュー更新とまいりましょう。

この太陽編、(原作)シリーズとすれば最後の編になるんですわ。
7世紀と(未来である)2009年を言ったりきたりする展開…
どうやらアニメでは尺の関係で未来は、ばっさりやられてるみたいでして。
うーん…齋藤杏花(さいとうあんな)はこれ、むしろ、逆だと思うんですよ。
太陽編で描かれてるのは近未来で、『スグル』が夢でみた過去の自分が『ハリマ』だったってことで、過去は回想のような気がします。
ストーリー的にもシリーズ構成的にもそれでしっくり来る…
振り子の振動の如く過去と未来を行き来し、やがて現代に、ってのが手塚ライフワークの火の鳥でしたから。

それにしても、描かれた近未来である2009年ですわ。
米映画『バックトゥーザフューチャー』で感じたのと同様の、過大評価、昔の人たちは21世紀をかくも買いかぶってたのか?と新鮮な気持ちにさせられるもんです。
否、21世紀どころか1999年に於いてすら、人類は自由に宇宙旅行に行ける様になってた、って設定です。
作品が書かれた、私(中の人)が生まれる前年1986年に於いてさえ、初の人工衛星から12年、有人宇宙船から8年で人類月面着陸を成し遂げた、あのペースが神話として生きてたってことですね。
一方録音技術とするならば21世紀ですら、マイクロカセットでやってたと。
将に狭義科学は重厚長大を嫌い軽小短薄に特化して進歩した
あらためて認識されられたとこです。

さて巷に於いては、公選法改正とかが取り沙汰されてますわ、あ、これ。↓
↑…まるっきりうわっつらですよ。
何が品位、何が不公平、そもそも選挙ってのそのものが時代についていけてない、
と、ギリギリ噺は繫がるのです。

裸ポスターにせよ、2馬力にせよ、一例に過ぎない、後追いが宿命の制度の欠陥を付いたウラワザとしてでてきた、具体例に過ぎない訳です。
制度の隙間付いたウラワザの使い手として名高いのが、千葉県知事の熊谷俊人氏なんです。
ウラワザったって大して大仰なものではない、フツーに公とも私とも付かないSNSをやるだけの事、何気ないですけど、これ、そうとうな物ですよ。
詳しくは有りませんが、公職の選挙なんてのは色々の制約があるとか、例えば事前運動の戸別訪問のは厳禁されてる筈です。
これがさあ、SNS全盛時代の現代では?というなら、ちゃんちゃらおかしいですよ。
一旦WEBに配信した情報は、時空を超えて全世界不特定多数に配信され続ける、いわば事前も選挙期間も戸別訪問やり放題ってことになりまして、はい。
選挙に出たがためにドラマを緊急降板せざるをえなかった青島幸男さんの昔とは完成の感です。
こんな状況に手を付けずして、ねえ?公選法改正などとはどの口がほざくんでしょうか?
法改正など間に合う筈がない、議員立法でも掛かり過ぎ、こうなれば自主的申し合わせでSNS遠慮になればいいのですが、
ま、ありえないでしょうね。

クマ害をもう少し続けるなら、言ってきたよう、主要選挙に時に選挙行くように呼びかけるんですよね。
こんなのありですか?
現職の千葉県知事の冠をつけての発言は、公人の立場ですよ、
そうなれば、所轄外の越権行為ですわ、
それを取り締まる明瞭な既定も、残念ながら存在しません。
中味を見てみるに香具師はマイナス票はひやかしの元になる、と一蹴してます。
さあどうしてでしょう?現制度のプラス票にひやかしがないと、何でいえるのでしょうねえ。
語るに落ちてます、即ち仮にマイナス票が制度として存在するなら、自分は当選できぬと予想してる、と。
人格的にみても、実にせせっこましい人物です。

熊谷俊人氏を断じて、我が県の知事に再選させてはなりません 。

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