某国営放送では今、アニメ『火の鳥』が再放送されてますね。考えてみれば、火の鳥は本格的に書いた事がありませんでしたか。本稿はそれで行きましょう
某国営放送 アニメ『火の鳥』 火の鳥 今日は祝日ではない 新聞休刊日 齋藤杏花 (さいとうあんな) 齋藤杏花 読売新聞 手塚治虫 ロビタ 復活編 ドラム缶ロボット ゾゾ booklive 凸版が融資引き出すために自己資本の60億は全部ばら撒いちまった 火の鳥の未来舞台の偏は暗い話ばかり 萩尾みどり 石田太郎 石井桃子訳『クマのプーさん』 まるで別の話になってしまったアニメの復活編 最後の未来編でどう話をつなげるか注目

ええっと、今日は祝日ではない。
流石に紀元節はラッキーマンデーなるインチキ祝日にはなってないようでした。
そうなるとですよ。
何で新聞がお休みなんだ?
只でさえ、アータ、2月は極端に日付が少なく、一定額の月額購読料の部宛が割高というのに。
読売新聞も、購読最後の1月、ま現状ではそうなろわ、がー、非常にお損な4800円也となりました。
さて噺はTVです。
原則国営放送しか視ない齋藤杏花 (さいとうあんな)が唯一視てた民放放送、チバテレ『大岡越前』再放送が最終回を向かえ、また国営オンリーに戻ったとこです。
で、今まで触れてませんでしたけど某大河同様年初から、昔やってたアニメ『火の鳥』が再放送されてるですわ。
手塚治虫ライフワークということで我が家には、当初の雑誌版も電子書籍版も全巻そろっており、またラジオドラマも一等最初の火の鳥→萩尾みどり 我王→石田太郎 のカセット録音があるのですが、何故かTV アニメはどこにもなかった、
んもんで、西暦2025年の今年になって初見という訳です。
この漫画は、先ずは有史最初を描き次に人類の滅亡の未来を、そして過去未来と交互に繰り返し、現代に至る、という構成になってます。
アニメもその順かと思ってましたが、最初の黎明編に続いて出てきたのが復活編で少し様子が違ってきました。
何よりも、この復活編、原作は全然別のストーリー。
いや、最初の黎明編が割愛こそあるもののほぼ原作どおりアニメ化されてたもので、いささか戸惑いました。
何より、原作では (人類の文明が絶頂期となったとされる) 25世紀と (人類滅亡の35世紀の一歩前である) 34世紀を行ったり来たりの構成だったのが、いつとも明言されぬ未来の一時代だけが舞台だったもので、中途半端のようで。
第三話があるのかと注目してたら、最新で出てきたのが異形編で、その半端状態、最後ロビタが出てきたとこで考え落ちになったことを知ったのです。
ロビタね。
ようやっと、冒頭画像の話題になりましたよ。
間が開いてしまったのでもう一枚↓↑です。
そう、このドラム缶ロボット…
これ、未来作共通の狂言回しキャラになるのですがね。
その誕生の秘話が復活編なんですよ。
人類の科学が最高に達した25世紀に肉体的には事故死したレオナが、ロボットのチヒロに恋してしまい、やがては一体化してロビタというロボットになる、と。
だからロボットなのに妙に人間くさく、再生を繰り返す内に当人ならぬ当ロボットも自分が人間であったことを思い出す事になるのです。
ここで余談ながら、このロビタ、後ろから見た上半身が亡祖母とよくにてましてね。
ですので口の減らない倅、つまり、誰かさんこと私の実父は母親に『ロビタゾゾ』なんて仇名つれてましてね。
ロビタの上半身にゾゾ(石井桃子訳『くまのプーさん』より。ゾウのことかと)のおケツって訳で。
なもんで、我が家はロビタには人様よりかは執着があるワケです。
さて話を戻せば、調べるにアニメの最終が未来編となりますので、またどのようにロビタを織り込んで話を繋げてくるものやら、注目です。
さてまあ、アニメを視出したのを期に、随分久しぶりに原作漫画を引っ張り出して読み返してるとこなんですがね。
ああ、電子版、Bookliveなんてんだから何時だったか。
ほら、凸版が融資引き出すために自己資本の60億は全部ばら撒いちまったってあの時、
おっと、余分な口!読み返してみるにです。
総じて未来が舞台の編は暗い話ばかりになりますよね。手塚本人の未来観なんでしょうが。
同じ狂言回しでもロビタとは違って、極めて陰湿なキャラとなるマキムラなんて。
どこにも移植されなかった宇宙編なんてのは読んでで殺伐とさせられるものがありますし、望郷編なんての後味悪さも…
そのせいもあってか、このとこ、どうも寝ごこちがよくありません。
