トランプと横綱不在場所と

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今日も、庭の植物をアイコンに。
これが自慢の、赤白班のツバキです。
後ろ向きながらも、けなげに花開きましたんで、登場させてみました。

さて、海の向こうでは、期待の新大統領が再登場しましたね。
いうまでもなく、"俺のトランプ"、ドナルド・トランプ氏です。
事前の期待どおり、有言実行でやってくれますわ。
あれよ、あれよという間にパリ協定離脱、そしてWHO脱退と、どんどん進めてくれます。
これなら、半年以内と切ったウクライナ戦争も間違いなく終結させてくれることでしょう、
小気味いい事です。

いい意味の、ホント、いかにも米国らしいはちゃめちゃさですね。
これを美化するとアメリカンドリームという事になるんでしょうが。
そもそもを振り返れば、このトランプ、我国の立花某ばりの泡沫候補だったんでしたね。
そして、もう今を去ること9年前、その白昼夢は現実となりました。
いつもの誰かさんね。
普段はTVなんか視ることもないくせに、齧りついて視ちまっててさ。
食事取る為に下りてきたことで、おふくろ、これまた常連の生前のばぁばなんですけど、に向かって頭掻いて、
「昼のニュースから連続でトランプ視ちったよ」
と。
返って来た答えが、
「ああ、お父さんなんか午前中から…」
じぃじの事ですね。
そうです。思えば、この二人がフツーにこの屋根の下にいた、最後の年の出来事になったのですわ。
んな訳で、トランプは特別な人、♀でも「俺のトランプ」になる訳なんです。
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このトランプの強運がほんの一分でも、琴櫻にあったなら。
ああ噺は突如現在開催中の大相撲初場所に飛んでます。
ねえ、綱取り場所、55年ぶりの横綱W昇進なるか?なんてね。
多少は先棒担いだ齋藤杏花(さいとうあんな)には云う資格はないのかも知れませんが…
でもいう。
そういうことなら、何で静かに見守ってやらないのでしょうか?
大切な場所ならば、いつもより直の事、入念に調整に努めなければならないのに、後援会だのタニマチだのが初優勝の騒ぎで引っ張りまわして…
聞くとこに拠れば、どこぞが応援旗を作るべく基金を始めて、違反を指摘されて引っ込めたとか。
これが、人一倍生真面目で律儀な大関に、どれほどのマイナス効果を齎したことか、贔屓の引き倒しとはこのことです。

新横綱 まちくたびれて 力尽く 

そうでした、ひとり横綱の照ノ富士さんは、場所中に引退してしまいました。
琴櫻早々脱落、照ノ富士引退となれば、隠れたもうひとりの綱取り大関・豊昇龍に注目が集ります。
ところが、ね。
顛末はすでに知れ渡ってることでしょう。
出だし好調に見えたこっちの大関も、その状況になってから崩れだし、平幕に3敗した時点で完璧に脱落です。
思えば豊昇龍って人も、いい意味での外人らしさがないのよ、
ハートは完全に(本番に弱い)日本人、大関に上がったときに同じ事を云った気がします。
だからさあ、中継の放送席よ、気休めはおやめなさいって。
それもまた贔屓の引き倒しになります。

分ってる事は暫くは横綱不在が続くってことだけですね。
で、です。
今場所の優勝はどうなっちまうんでしょうか?
まさか、あっと驚く大の里逆転優勝なんてのはないでしょうね。
極低成績の優勝で来場所の綱取りなんて事になったとしたら、我慢なりません。
真面目で律儀なものが徹底的にバカみて、C調で世渡りの上手さだけでやってる奴が得をして…
現代社会の縮図といえましょう。

晴れのち曇りの本稿、、、

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