ヒンドゥー神話の創造者たち - 女神カーリーにみるFem-Dom観 ~ 阪神淡路大震災発災30年の今日の日に

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はい、フライングで昨日言ってしまったような気もするものの。
今日2025年1月17日は、阪神淡路大震災の発災から30年を経過する日となります。
またあんですねえ、定めしTVニュースで繰り返し聞かされることでしょう、今からうんざりします。

毎度のように繰り返してますが、齋藤杏花 (さいとうあんな)は風化させない、って言い方は大嫌いです。
そうですよ、他人の記憶にとやかく介入する事など、何人にも認められていい訳がありません。
しかもよ、震災の記憶の風化なんてのは、完璧、世迷言の蒸し返しではないですか!
今更言ってどうなるってもんでなし、増してや相手は大自然です。

人為でどうにかなるもんと思ってるんですか?

我々の御先祖は常に大自然に打ちひしがれ、その都度力強く復興し、そしてその繰り返しの中で発展を遂げてきました。
ねえ?もういい加減に前を向きましょうよ。
繰り返しますが、起きちまった事をとやかく言っても何も生まれてくるものではありません。

さて、我々の御先祖は天災である地震をどのように請けて来たか?
ここにヒンドゥーの女神伝承があります。
『サディズムに花束を!』で記事にしてましたので、復刻しましょう。

ヒンドゥー神話の創造者たち - 女神カーリーにみるFem-Dom観
(2006年)

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女神カーリーは、松本麗華の稿で論及んだとおり、シヴァの后の魔物と闘うときの姿である。
カーリーとは『黒ちゃん』と言う意味、CGの如き4本腕の異形の姿であるあるも拘らず、現在もインドでは人気の高い女神である。カルカッタという地名があろう? これはカーリーカート、カーリーの沐場という意味だ。
本稿は、カーリー神話を俎上に論を展開する。

彼女が魔物と闘ったとき…
斬っても斬っても血が大地に滴り落ちるたびに、その一滴一滴がまた魔物となって女神に撃ちかかる。
そこでカーリーは魔物の血を飲み干し再生を防ぎ、勝利するのだ。
そして、勝利宣言… 斬りおとした生首を掲げ彼女はダンスを始める。

踊る、踊る。
勝利に酔いしれた女神は踊り狂う。
そのために大地がグラグラと揺れだした。
慌てた夫・シヴァは止めに入るのであるが、トランス状態となっている后の目にはその姿が目に入らない。
女神は衣類がはだけ殆ど素っ裸になった姿で、夫を踏みつけながら踊り続けるのである。

と、これがカーリーに関する神話なのであるが、如何であろう?
本サイトの研究課題である女性のサディズムが、生々しくも艶かしく描かれているであろう。

それを生み出したアーリア人は、ご存知、インド・ヨーロッパ語族に属する征服民族である。

ん?松本麗華?そのすぐ上の姉は…
って話は今日はしない、地名でサゲることにしましょう。

カルカッタ…
3C政策で教科書にも出てるこの地名、今は改称されてるようですね。
コロコト?カルコト?コルカタ?

ねえ、亜細亜ってやたら都市名を変えませんこと?、あはっ!

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