大晦日(おおつごもり) (マゾヒズムに花札を!より) ~ 『全く毛色の違った補逸が付いてます』『漢字訓読みで2文字』 ~ 皆揃っておまんた囃子で年越し致しましょう
大晦日(おおつごもり) マゾヒズムに花札を! 全く毛色の違った補逸が付いてます 漢字訓読みで2文字 年の瀬は 第九紅白 内蔵助 紅白歌合戦 おまんた囃子 三波春夫 千葉笑 眉つゝみ 狐も出るや 千葉笑 桐 - 12月 目指せ!! 平成の女蜀山人! 千葉寺や 隅に子どもも むり笑ひ 千葉寺 (せんようじ)

さあ、2024年、令和6年も、愈愈今日一日だけとなりました。
年の瀬は 第九紅白 内蔵助
作者、私を含むとこ多数の、この川柳、時々出してはいるんですがね。
実は、私儀、某国営放送の紅白歌合戦なる番組は、ただの一度も視たこがないのですわ。
だって、生まれた時代が悪いのか、流行歌歌謡曲の類がとうに死んじまってからの生まれですからね。
付けたとこで、おまんた~~ が聞けるわけでなし。
音声だけなら→クリック
未だに語り草になってる三波春夫大先生のおまんた囃子。
これが出し抜けに、大晦日のTVから流れてきた時の人々の衝撃たるや!
もう未来永劫、これを超えるものはないでしょうね、見ずとも分る…
いや、是非にもリアルタイムで視たかったものです。
さあて今日の噺は、『マゾヒズムに花札を!』復刻、そのものずばり大晦日(おおつごもり)です。
大晦日(おおつごもり)2006年12月31日 23時17分04秒 | 桐 - 12月
花札12月は桐、これもどうも季節感がありません。
11月の柳(雨)とこの月は、10月までの10ヶ月とは明らかに毛色が違います。
思えば、後から付け加えられたものなのでしょう。
因みにカブ札は1から10までの10ヶ月です。
そうそう。現実の1年も元々は10ヶ月だったんですよ。
これは欧米も同じです。
ただし、あちらさんは、1月と2月を後から加えて12ヶ月にしたようですね。
英語を思い出してください。
9月-セプテムヴァ セプトってのは7ですものねえ。
以下、オクトが8、ノーヴは9、そして最後、ディッス = 10、ね?
さて、話を元に戻して。
とにもかくにも、12月は「しはつる」年の瀬です。
大晦日の年中行事の話でもして、季節感を持たせましょう。
皆さんの地方では、何か独特の年越し行事がありますか?
千葉県には「千葉笑」という大晦日に行われる年中行事があるそうです。
近隣の百姓杣人が地元のお寺さんの境内に集まり、為政者の悪口を言ってはゲラゲラ大笑いし、賑やかに年越しをする。
そう、大凡人の悪口ほど面白いものはありませんから。
ところがです。
その「千葉笑」会場には、代官を筆頭に幕府首脳部が忍びで来ているのです。
そして、参加者たちもそれを知っています。
一夜言いたいことをいってすっきりしたら翌日からはまた良民に戻り為政者たちを立てる、また為政者たちは誰が何を言ったか根に持ってはいけない、意あるところだけを汲み取り為政の参考にする、
このような年越し行事なのです。
眉つゝみ 狐も出るや 千葉笑 (松瀬青々)
お寺さんの名前は、せんよう寺と音読みになります。
と、この言い回し、
↓
全く毛色の違った補逸が付いてます
を丸写ししました。
伏字をばらしちゃった…
………
………
わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!
いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!
(;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!
先ずは『目指せ!! 平成の女蜀山人!』の元ネタから行きましょう。
全く毛色の違った補逸が付いてます2005年07月04日
昨日の(トップページの一言)関連の話題から入りましょう。
私の住んでいる地域の歳時記に載っている冬の季語に「○○笑」(←素顔がばれるとやばいので伏せ、でも皆さんにはお分かりかも…)というのがあります。
「○○笑」、大晦日に行われる年中行事です。
近隣の百姓杣人が地元のお寺さんの境内に集まり、為政者の悪口を言ってはゲラゲラ大笑いし、賑やかに年越しをする。
そう、大凡人の悪口ほど面白いものはありませんから。
ところがです。
その「○○笑」会場には、代官を筆頭に幕府首脳部が忍びで来ているのです。
そして、参加者たちもそれを知っています。
一夜言いたいことをいってすっきりしたら翌日からはまた良民に戻り為政者たちを立てる、また為政者たちは誰が何を言ったか根に持ってはいけない、意あるところだけを汲み取り為政の参考にする、
このような年越し行事なのです。
眉つゝみ 狐も出るや ○○笑 (松瀬青々)
この地元年中行事が本『目指せ!! 平成の女蜀山人!』の精神です。
(補逸)
いやー、出るんです、出るんです、狐が。
地元の伝統高校 (現在は職業高校、当時は旧高専?) に伝わる学生歌を
♪~ ○○よいとこ だれ言うた~
隣は○○ ヨタ高女
尾のな~い キツネが出るそーな
おーれも二三度 ばかされた~
『ほんとにほんとに御苦労ね』の節で。
続けて。
漢字訓読みで2文字2005年07月04日
○○寺や 隅に子どもも むり笑ひ (一茶)
【歳時記より-解説】もと○○市の真言宗○○寺で、毎年大晦日に行なわれた行事である。この夜、村人は寺に集まり、おもて面を隠し、所の役人はじめ一般人にいたるまで、日ごろの行動に依怙贔屓はなかったか、行動が公正であったか、勤務に忠実であったかなど、万般の行跡についんて書き出し、大いに笑い褒貶した。この笑いに逢わないために、常に日常を慎しんで行動したとのことである。〔田中鬼骨〕
なんとなんと、一茶の句があるのです。
因みにお寺さんの名前は、○○○○寺(音読み)になります。
ここまで伏字にする必要があるかあ?
思えばWEB投稿始めた当初の齋藤杏花 (さいとうあんな)たるミユ様は、ずいぶんと又慎重ですねえ。
翌年になってそれに気付き、『パクリのおっさんにパクらせることで、伏字をばらした』という趣向。
前稿同様のひねりテクを用いました。
ではここらで。
それでは皆さん、よいお年を!