このクソ忙しい時期に昨日は2発も記事をあげてしまったので、その反動。今日の投稿は軽めに最後の #光る君へ反省会 です

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あれ?今日は祝日でなかったの?
「イブイブは天皇誕生日だよ」
毎年12/23になると、今はとうとう動かなくなってしまったcanbeeに散々聞かされた平成の日々を思い出します。

さあて、昨日は『光る君へ』が終わってしまったので、ゆったりとした午後を過ごせるはずだったんですが、とんだ見込み違いでガタガタしてしまった訳です。
そうねえ、その流れでもう一回、終わった光る君への反省会でもしてみましょう。
つーことで、その後です。
巷間眺め渡すに、やっぱいつもの如く、判で押したような最終回後の無理矢理賛美、今年もゲップが出ました。
今日はね、そのうちの一つに絞ってイチャモンつけてみましょう。

最後の場面ですよ。
やがて訪れる武士の世を暗示するような、歴史ドラマに相応しい絶妙なエンディング?
何をバカな!の一言です。
全然違いますね。
先ずは武士の台頭などは摂関政治絶頂の前に訪れてます。
承平天慶の乱
奇しくもドラマでも触れてたとおり、刀伊に先立つ事80年前の史実です。
確かにサイエンスとして歴史とすれば不思議、貴族政治が陰りを見せてこそ武士の台頭が理屈付けられます。
いわば歴史の突然変異とでもいうべきでしょうか?

これはね。
かの時代は、ある意味、中央と地方が逆転してたんからなんですよね。
ドラマが始まったときにもいった、芋粥の逸話に現れるように、地方の方が遥かに物資豊富だった、と。
それでもって、時間も、地方が2歩も3歩も前行ってた、こういうことから起ったパラドックスと思慮します。

ふたつめのおかしな点は、摂関政治の後が武士の政治だったわけでない、間に院政が入ります。
ねえ、院の飼い犬だった武士が力付け、やがて反旗を…
まあ単純に、大石氏が歴史を知らないせいかもしれませんね。
これまた繰り返しながら、歴史ドラマはドラマである、って点はしばしば指摘されるというのに、歴史であるという点はあんまり、これに帰納する失敗作と結論付けられましょう。
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なんだかんだで光る君へも、視聴率が現すとおりの失敗作、ってことになれば、♀大河はウケないのジンクスは健在でしたね。
八重や花燃ゆに並ぶ大失敗作…
一つずついきますか。
言いかけた八重の桜は、放送技法の変った年という制約に縛られましたね。
会津戦争を前面にださねばならないという制約です。
新島八重は維新の役者なんかでない、注目すべきは明治になってからの功績です。

花燃ゆは酷かったな、なんなんだか覚えさえありません。
唯一覚えてるのが、つボイノリオ先生原作の吉田松陰物語のドラマ化だってギャグのみです。
古くに目を向ければ長い事最低視聴率の記録持ってた『花の乱』。
よくよく視れば面白いのに、いかんせん、よろめきドラマみたいなあるテーマミュージックに邪魔されました。

逆に、『天璋院篤姫』は高視聴率が面白いってわけでないって公理の典型例でしょう。
ひょうきんな役者がはしゃいでるるのが面白かっただけで何もありませんでした。
「女のクソは一本糞」っちゃ…おっと、下品になってきたとこで切り上げましょう。

ホント、♀大河面白かったのは、今再放送してるらしい『おんな城主直虎』だけですね。
やっぱ国営放送のドラマは、大河♂朝ドラ♀で住み分けるのが無難なようです。

あれも性差、これも性差、、、

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