歌謡曲の終焉を検証! 『セーラー服を脱がさないで』~『微笑がえし』 犬養先生のお弟子・黛敏郎さんによれば、歌謡曲は『骨まで愛して』で世紀末症状起こして死んだとのことです

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さあて。本日2発目の記事と行きましょう。
随分前の話ですので、いい加減腐ってしまうといけないもんで、無理矢理でも今日やっちまいます。

舞台は某SNS、 twitter改メXの事なんです。
冒頭のご存知『セーラー服を脱がさないで』。
この歌に関する言及が評判呼んでましてね。
えっ?!万年童貞野郎のオレですら到底口にすることが出来ないようないやらしい歌詞?
ま、ま、その点は後でゆっくり吟味するとして、先ずは唄に付き、少し噺しましょう。

1985年にリリースされた、おにゃん子クラブのデビュー曲ですよね。
よくも悪しくも評判を呼びまして、ニャンニャンなる流行語まで生むことになるのです。

我が腹は 若気のはづみ 子ぞ宿る 世にニャンニャンと 人は云ふなり (貴賎奉仕)

…お粗末。
でです。

このポストを私的お馴染みのツイ民 (言い替えの言葉はなんてんだ?) 2名がRPしてましてね。
りかちゅうのネーちゃんと滝本太郎尊師です。
意外な2大スターの競演がみられましたんで、不肖齋藤杏花 (さいとうあんな)も反応したわけですが。
うーん、これが文字起こしした歌詞。
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うーん…
私は、時代考えればこんなもんだと思うんですがねえ。
今現在、歌謡曲は絶滅しちまってるわけですが、その、いわば消える前の蝋燭の時代です。
方やポルノ演歌なんてのがありましたしね。
そうそう。郁恵ちゃんのアイドル時代でしたわ。
物持ちのいい我が家には、中古レコード屋で買ったシングルが殆どあるのですが、古き佳き時代でジャケット裏にある歌詞楽譜印刷を見るにです。
朗読してみろといわれても、とてもじゃないが(恥ずかしくて)出来たもんじゃない、ってのが幾つかあります。
代表的なのがDo it BANG BANG
よかったら調べてみてくださいな。

そもそも歌謡曲の歌詞ってのは、経済成長とともに詞の表現もインフレ化し、やがては世紀末状態になって死んだと。
黛敏郎さんの分析に拠れば、『骨まで愛して』が終焉だったとの事です。
っとここで、アイドル歌謡の詞に繫げましょう。
その黛さんがボロクソにくたしたのが、キャンディーズ最後の曲『微笑がえし』ですわ。
「いかに過去作の題名を織り込むという制約があったにせよ、国語をなしてない」
に続けて、作詞者は精神分裂か?とまで。

不肖私儀、かつて作詞:阿木燿子,作曲:穂口雄右の、この曲使って悪戯しました。

香典がえし…じゃない、仏壇がえし-でもないっ! 微笑がえし
 ~ 故人トリオ-改メ-あの世キャンディーズ-演 ~

右から、フワちゃん、サワちゃん、クパちゃん。
わたしたち~ おわかれー なんです ねー~♪
お馴染み・くぱぁやルーマニア益野、そしてセンターには森島輝実(現:長田)に喰い殺された渡邊佐和子を抜擢しました。

一番の新仏だったんで、あはっ!

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