大相撲九州場所、明日開幕。…が、幕の内優勝に関してはまるで興味の失せたものになってしまいましたねえ。だって…
大相撲九州場所 大相撲 九州場所 トランプ返り咲き 晩秋の気配 一年収めの九州場所 横綱照ノ富士が初日から休場 幕の内最高優勝 新大関優勝 大の里 大銀杏も結えないような新米 豊昇龍 霧島 蒙古神話を崩した豊昇龍 琴櫻 大銀杏も結えないような同門の新入りに追い抜かれた琴櫻 旭富士 スー女 琴手計改メ琴栄勝 齋藤杏花 齋藤杏花(さいとうあんな) スー女の齋藤杏花(さいとうあんな)
つーことで、このとこめっきり晩秋の気配が色濃くなり、また海の向こうでは次期大統領も決まったこともありまして(?)、一年収めの九州場所には上々のお膳立てとなりました。
そのせいもあって前売券は早々完売とか、世間の期待の高さが窺い知れます。
がー、それを裏切るかのように、でございます。
あぁあ、横綱照ノ富士が初日から休場だって、さ。
これで注目点のうちで、こと、幕の内最高優勝に関しては相当程度に興味の失せたものになってしまいましたねえ。
そうですよ、大の里の新大関優勝の可能性が9割強になってしまいましたわ。
簡単、(新大関が)負けそうな力士ってのが、思い当たりませんもの。
新大関ってのは勝ち越せれば合格点って過去基準は、この大関には当てはまりません、
なぜなら、そうだとしたなら大銀杏も結えないような新米が、そもそも大関に昇進できる筈がありませんもの。
アクシデントが起きない限り、そのまま突っ走ってしまうでしょう。
強いて対抗を挙げるとすれば、尊富士かな?
下位で着実に白星を積み上げ、その勢いでジャイアントキリング、春場所のパターンです。
いずれにせよ、他の2大関はありえません。
先場所そろって8-7でしたけど、今場所も似たり寄ったりの成績でしよう。
先ず先に豊昇龍ですが、この人、大関に上がってから人が変わっちまいましたね。
元々が怪我し易い取り口ってこともあり、無理にスタイルを貫いて案の定怪我するか消極的になって簡単に敗れるか、そればかり繰り返してます。
関脇に陥落した霧島も含め、蒙古神話が薄れだしたってとこでしょうか、雰囲気的にてっぺんにいけそうもない空気です。
琴櫻は、はなはだ遺憾ながら、更に深刻でしょう。
大の里と同門なのが更なる悲運です。
もう断言しちまっていいでしょう、明らかに逆転されましたね。
番付運に恵まれずもたついてる間に、大銀杏も結えないようなのに追い越されちまったショックたるや、如何ばかりのものでしょうか。
前にも云った、悲運の横綱・旭富士。
(後から入ってきた北尾を意識して云った)「稽古して強くなれるならいくらでも稽古するさ」
果たせるかな、この心境になってるものと、危惧してるとこです。
ですから、甚だ疑問な立会い窮屈に二本差しに行く取り口こそを、津軽海鼠・旭富士スタイルに改めちまったらいいと思うんですよ。
体格的には恵まれてるんですから、立会いは突き押しで行くべきなんです。
それで決まらなかった時に、初めて差すなり四つになりなっても決して遅くないと思いますよ、
天性の柔軟性を持ってるんですから。
とまあ、スー女の端くれとして、くにもん希望の星にエールを送ってみました。
そうですよ、大相撲の楽しみってのは、くにもんなり押しなりの力士の活躍に注目する事なんですよ。
幕の内最高優勝に対する興味なんてのは、協会なりマスコミなりに任せときゃいいんです、
いえいえ、決して負け惜しみでなく!
今場所もまた新十両にひとり、期待の若手があがってますね。
琴手計改メ琴栄勝の初日は、生田目戦です。