『光る君へ』ってやたら登場人物のキャラが変りません?第四十二回・川辺の誓い 視終ったとこで火曜大河レビューです

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さて冒頭からお立会い。
北海道の人殺しJD・川村葉音、ご自慢のモンモンです。
なんかねえ、八木原亜麻とのこの二人の人殺し、先の内田梨瑚&小西優花みたいなみるからの♀893とは、チト、イメージが違う、
どちらかというと、りりちゃんタイプじゃないか、って言ってる人が居て齋藤杏花 (さいとうあんな)もそれに頷いてしまったんですけどね。
つくづく人を見る目がない、動画加工に見事騙された、やっぱ人を殺すようなのは須らく武闘派ヤっちゃんだってことを思い知らされました。
そんなこんなで色々資料あたってた今となれば一昨日です。
日曜定番の某国営放送大河ドラマを視聴し、ミョーな既視感を抱きました。

いや、別に人殺し女って訳でもないのですけどね。
地位立場を考えればそれに勝るとも劣らぬ乱行ぶり。
三条帝中宮に昇格した妍子さまったら、凄まじい阿婆擦れぶりでしたね。
後でゆっくり吊るします。

光る君へのSNSあたりのレビューみると、やたら成長著しいって言葉が出てきます。
元はと調べてみたら前々作の『鎌倉殿の13人』で出てきたナレーションなんですよ。
北条泰時が子役から本役に代わった時に、どうみてもつながらなかったもんで開き直りの苦肉の策として採ったとのことですがね。
中々どうして本作は、それ以上の"ジェネレーションギャップ"に見舞われてます。
んで、役者が変ったのと全く別の意味で人が変わった、つまり同じ役者が演じてる同じ役なのに、まるで別人物って設定が多くみられるのが、光る君へ独自の特色といえましょう。

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清少納言ですよ!
もう多くの言葉は要らないでしょうね。
万人の目から見て、高慢で陰湿な最っ低な女に化けちまいましたね。
登場の折は、あんなに陽気な女王様だったのに。
ともすれば引っ込みがちなまひろを悪戯に引っ張り出したこともありましたわ。
滅茶仲がよくて史実から離れすぎって冷や冷やしてましたけど、一足飛びに史実どおりの筋になりました。

これと正反対なのが、近い人物の隆家なんです。
やたら温厚な、さかしらとも言えるほどの常識人に化けてしまいました。
あの寂しい立后の儀。
義理堅く参入して食品ロスを少しでも少なくしたのが実資・隆家・懐平・通任の4人。
ノイローゼでチトおかしくなってしまった道長に付かず離れずで如才なくやってます。
怪文書が出回ったおりも、弁明にあがるべきだが先様の健康状態考えて遠慮する、と。
とてもでないけど、院に矢を射掛けた不埒者と同一人物とは思えません。
近いもの同士で正反対の変りよう…
前にもありましたね。
そう。道長の二人の同母兄・道隆道兼です。
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多重人格という意味に置いては道長の娘達も相当なものですよ。
ねえ?定子さま。
初期の事は「仰せのままに」の台詞一種類しかなかったのが、前週放送の時の凄まじかった事。
絶対に別人ですよ、何かがのりうつったとしか思えません。
今週の放送では皇太后になって人物が出来たためか、私がいじめたから父上が病気になった、と殊勝な態度。
おかず海苔まゆ毛は変りませんが、人物は週変りですね。

なんていっても恐ろしいのは妹の妍子さま!
元々は宴好きな子ではなかったのに、とのことなのに。
それでも中宮になる前まではまだ可愛いもんだったんですよ。
年頃の娘にありがちなちょっと斜に構えたって程度の態度で。
そうですか、酒乱のケまであったんスか。
がばっと大股広げたカッコで男にすりよってしなだれかかって注がせる…
ぜってー、アレって、このとこ密かに社会問題になってるJKホスト買いを意識してますね、多くの視聴者も指摘してます。
あんま言いたくない、やってる役者は字こそ違うもののアンナですから。

ん?JKですよ、年齢は。
そうなんだな、女御だ中宮だといってみても中味はJKなんだから。
となれば。
泥酔してるあの姿態は拙いでないの~?何せ二十歳未満飲酒喫煙には妙に神経質な時代ですから。
そう、言いかけた倉沢杏菜って役者も未だ呑める年齢じゃないんですし。
その割には女の酔っ払いが上手い、ひょっとして…

違う、違う、その理屈で云ったらマクベス好演してる役者はどうなる?、あはっ!

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