再度言う。税金を"取られてる"という感覚があるうちは、その国家には民主主義など成り立ちようもない

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噺は昨日の残り半分なんですが、先ずは。
なんだ?このおばさん。
いえね。今となれば一昨日の80億総白痴化ツールで、ダライ・ラマかなんかがトレンドで出てきまして。
なにかと思ってしらべてみたら、このおばさん、葛城奈海って人らしいんですが、国連かなんかで、女系?女性?天皇を迫る外圧に対して反撃を試みたとのことなんです。
その際に出てきたのが各地の祭祀王、つーことでラマ教の親玉がトレンドになった次第で。
私はね、天皇家なんてどの道消滅の運命なんだから、どうでもいいと思ってるクチですので、この件には感心しめさなかったものの。
何やら昨日俎上にあげた参政党と関わりがあるとのことで、こうして枕として補足しました。

そう。
兎にも角にも現実的な話なんですよ、ノンポリなりにも政治に期待するのは。
ですのでね、同じく今の論戦のネタとなってる裏金問題なんてものどうでもいい、そうでしょうよ、裏金議員以外の議員が居るか?ってことなんスよ。
物々交換の原始時代ならいざ知らず文明社会に置いては金がなければ何も成り立たない、簡単にいえば霞喰って生きてける訳じゃないんです。
増してや政治なんてのは、政(マツリゴト)、祭り事、積極的に金が動いてしかるべきです。
その金の流れなんか一々把握できたものではありません、現実的ではありませんよ。
個人献金だけだなんてエバるな、実務における出所をいうなら個人も団体も区別つくものではありません。

そして昨日の着目点に視点を戻すなら消費税です。
これ、与党以外はどの政党も、党是や党哲学に拘りなく口揃えて減税の廃止のって消極方向をいいますね。
ここでご覧いただきたいのは、これ↓
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↑なんですわ。
なんとなんと、卑しくも今の連立与党が消費税廃止などと麻原彰晃真理党と同じ事言ってた訳なんですわ。
念の為いいますと自公連立などというものが始まったのは1999年の事ですから、野党時代のポスターですね。
即ち、消費税が導入された1989年よりこっち、一貫して消費税に反対してきたのが野党と言うわけです。

先ず先鞭は、おたか社会党なんですよ。
ほらマドンナブーム、日本社会党終末の大躍進。
あの折も横行したのが逆進性という騙しなんです。
等しく課税される間接税だと、金持ち優遇することになる?
どこか?と短兵急に続ける前に、またここで皆様に聞いてみたいと思います。

金持ちを優遇するのは悪と、まあそういう事としときましょう。
でね。金持ちっちゃ次の二人のうちのどちらをいうのだと思います?
ひとりは、喰うものもろくすっぱ喰わず寝る時間も惜しんで懸命に稼ぎ、甲斐有って多額の収入を手にしたもの…
いまひとりは、全く働きもせず日がな一日、裕福な親の財産で遊蕩三昧を繰り広げてるもの…
どちらを金持ちというかは、人によりましょう、けど確実に言えるのはもし消費税がなかったら、前者だけが租税負担し後者は一銭の税負担もないのです。
これを 前者-居住者 後者-非居住者 に置き換えても同じ結果になるってのは昨日先に言ったとこです。

金持ち論争はどうでもいい、租税を政策論争に絡めるのが不合理だと言ってるのです。

税制や財政については今まで言ってきてますから、ここでは割愛して平たく結論だけ言います。
租税は社会の共通会費なのですから、一にも二にも公平でなければ始まりませんよ。
それをね、何か事あるたびに政争の具として持ち出すとは、論外の極みです。
人は欲深いもの、てめえの巾着の紐を解くことは積極的にはしないものです。
だから増税といえば勢い反対といい、減税といえば大喜び。
こんなことで代議士を選んでいいものでしょうか?
それじゃ朝三暮四のサルと一緒です。

甚だしくは誰がいったかの定番焚付、公租負担率を昔の年貢率と同じに並べて文句言う向きです。
民主って字面の意味も知りませんね。
読んで字の通り、民が主人、即ち為政者なんです。
ですからね、租税がどのような額になろうと、いわばてめえの右手と左手でキャッチボールしてるだけなんです。
それを税金を取られるなどと、自ら為政者たるお上を作ってしまうとは!
自らを前近代的な非支配層に貶めてるのですわ。
齋藤杏花 (さいとうあんな)は議員や候補者よっかは、むしろ有権者に腹を立ててるのです。いつまで経っても進歩のない!

税金を"取られてる"という感覚があるうちは、その国家には民主主義など成り立ちようもありません

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