齋藤杏花 (さいとうあんな) の BLOG

予告どおり本稿は、昨日１発目の記事の残り半分ということなのですが、先ずは２発目の記事と同様に時事ネタから入る事としましょう。

何、東京科学大学っての、１０／１からスタートしたの？
あ、東工大と医歯大が合併したってとこです。
前から云ってるとおり、この名前気に入りませんね。
そうだよ、銚子にある看護学校が千葉科学大学っていうらしいですね。
それの亜流で安っぽいと一部OBから声が上がってるみたいですね。

言いたいことは色々ありますが、そもそも何で件の二校をくっ付ける必要があったのか？
医歯大なんてのは実質国家試験受験の為の専門学校の学校で論外、東工大とて扱うのは科学のうちで極僅かな領域です。
それをくっ付けたのが科学大学などとおこがましい事を抜かされた日には、同じ国大でも社会科学のcollegeの卒業生にするなら、大いに面白くないとこです。

さて噺はどこから入ったらいいんでしょう？
twitter改ﾒXを舞台にした出来事なんですけどね。発端は過日２度に亘ってお噺しした、千葉県人権啓発指導者養成講座１０月の電撃中止なんです。
所謂フェミ界隈に火が燃え広がりまして、「女だけどフェミニストは大嫌い」と発言した方が集中砲火浴びる事になりましてね。
その放火を浴びさせたひとりが、俎上の鳥居啓子なる研究者なのです。
植物学かなんかの学位持ってて受勲したことがあるの？
うん、ここではフェミ云々を噺すつもりはありませから、発言内容を具に転記する事は致しませんが、一点、この鳥居氏、フェミニストが居なければ女は教育を受けることもできない、と言ってることなんです。
ずれてますよ。
それは教育は教育でも職業訓練、平たく言うなら金儲けの手段の訓練に過ぎません。
定職について収入を得、他人から評価されることがなければ、高等教育なるものを受けたといえない、と言っちまってますよ。
国4卒即永久就職(死語？)とすれば、これには頭に来ました。

えーっと。
本稿は昨日の大内万理亜噺の残り半分でしたね。
ここでようやっと話が繋がります。
あちこち話を飛ばしてるように見えますが、二題噺、三題噺の類ではありません。
それを示す為に、大内評で記した我ながらの名言を再度記すとしましょう。

>実験実習重視の現行の理科教育は、狭義で科学と言われてる自然科学の応用科学を学問として教える体勢にはなってないのです。
>だから心が伴わないのです。

大内万理亜もまた、無節操な戦後狂育にスポイト(←弓月光定番ギャグ)とつながったわけですが、受勲者の鳥居啓子氏を以ってしても全くの同事情です。
鳥居って方にとっての学問もまた、奴らと同じく金儲けと売名の為の道具に過ぎないようで、「学は栄利の為ならず、道の為なり」、支那文革のスローガン夢想だにされてないようで。

ここに来て、自然科学での『道』ってのはなんなのか、ふと考えてみました。
門外の者が推測するに、それは真理を知ることじゃないのでしょうか？
私にも覚えはあります。今まで解んなかったことが解る様になったときの、あの純粋な喜び…
そうだよ、そう。絶対そうだ！動かしようのない原理原則の存在するのが自然科学なんですもの。

そうなったら、人の評価如きが何だってんでしょう？
名声どころか獄に繫がれることとなったとしても、己の見つけた真理を説いて回るのが学者です。「それでも地球は回る」
それを何ですか？この鳥居っての！
フェミニストに守られたがこそ現在の地位があるなんて、そんなのは幇間研究者ですね。
或いは典型的科学業者といってもいいか。
ん？
「一口に科学者と言っても真の意味で科学者といえるのは、全体の5％にも満たないだろう。
　科学屋が１割内外で、後の残りは皆科学業者」

時に、小森日菜子先生をご存知でしょうか？
若き女シートンの実態は、めちゃ可愛い、都内のJCです。
そのニホンオオカミ研究に如何なる売名や金儲けの意図が入ってるというのでしょう？
学問を売名ネタとしか考えない鳥居啓子に爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいですわ。
いやいや、少し鳥居博士を擁護する方向に揺り戻せば、博士とて元は只の植物好きの少女だったんでしょうよ。
いつのころからか、無節操な浮世の垢に染まりスポイトされて。

博士ちゃんこと小森日菜子さんが同じ道を辿らぬ事を祈るばかりです。