インチキな台風10号・サンサンに引っ掻き回されちまいましたわ。実害を受けた方には神経を逆撫でするような言い方で申し訳ありませんが空振りで、ホント、酷え目にあいましたよ
サンサン 台風10号 屋久島 マリア台風 西日本は2000メーター級は皆無 日本人にとって山は神様 陰謀論者 役場用語 進路予想 熱帯低気圧 温帯低気圧 屋久島にぶつかった時点で感覚的には台風消滅 雨台風 スパイラルバンド 降る降る詐欺 ついぞ忘れてた雨天という気象現象 稲毛のマンションはひっくり返る 花園川 台風の被害なんてのは極々ピンポイント 台風被害の報道も意図的 人工台風 齋藤杏花 (さいとうあんな) 齋藤杏花
さて、気付けば今日は月末。
何かとせわしいとこですので枕なしでいきなり噺に入りましょう。
そうなんよ、令和6年第10号台風なんですよ。
未だ、こんなにも予想が外れた台風って今までありましたか?
少なくても私は記憶にありません。
最初の予想でいけば、ねえ!、もうとっくの昔に日本列島を通り抜けてたはずだったのに。
それが周知の通り、予報が出るごとにコースが西にずれ、遠回りになったとこに予想より速度が落ちたのが手伝って、このモタモタぶりがあったわけです。
更に言えばいつ上陸したかなんですよ。
いつもの台風だったら、日本列島に近づくにつきTVは愈愈ボリュームを上げ、臨時ニュースの字幕で上陸を激しく告げたはず、
それを今回は、知らないうちに上陸してて、事後の報道となりました。
加えて特記すべきは、史上最強の強さで接近してきた台風が、急速に勢力を落とした状況での上陸を告げられたことです。
写真見れば瞭然、目は消え雲もバラバラになった状態でした。
これじゃあ、中心がどこ通ってるかわかりません。
事後に解ったことですが、どうやら台風、屋久島にぶつかって急速に勢力を落としたみたいなんですよね。
先だつ5号が太平洋岸から東北に上陸したときの状況と同じ、あっちは東北山地にぶつかったせいで雲がばらけちまったのでした。
たかがか島と侮るなかれ。
あのね、西日本には標高の高い山がなくてですね、意外な事に2000メーター級は皆無なんですよ。
一番が四国の石鎚山、そしてその次が屋久島なんです。
さてまあ、あと1000年もしたら神話になりますか。
大八島に襲い掛かってきた南海竜王の前に、屋久島の神が立ちふさがって目を突いて撃退したって。
日本人にとって山は神様でした。
このようにはっきりしない台風予想で、世の陰謀論者の中にはあれこれと言ってる人もいますが、大体は言葉のアヤから生じる錯覚なんです。
それには台風というのが厳格なる役場用語で、多くの者が描くイメージと若干の温度差があることが起因してるでしょう。
即ち台風っちゃ何?何度かいいかけてますよね。
北西太平洋(赤道より北で東経180°より西の領域)または南シナ海に存在する熱帯低気圧のうち、低気圧域内の最大風速がおよそ17m/s以上のもの、
これを台風といいます。
この条件から少しでも外れたら台風でなくなり、例えば直前までしてた進路予想もピタリやめてしまうわけです。
例えば例えば。
前線を伴ったら温帯低気圧ですね。
どれだけ勢力が強くてもそれは台風ではありませんから、消滅ということとなってお役所的には口にせぬ事となります、
よくありますよ、秋雨前線の停滞時など。
今回の10号はいってみれば逆で、屋久島にぶつかった時点で感覚的には台風消滅といってもいい訳ですが、厳密な定義によってそういうわけにはいかない、
だから離れた場所の方が影響の大きい雨台風ってことになってしましました。
ふふん、中心付近の雲は早々ばらけちまって、スパイラルバンドと呼ばれる腕状の雨雲の方が無傷で残りましたから。んで、おらほう。
一昨日の昼間までは、カンペキ、降る降る詐欺でしたわ。
それが夜になってからそれなりに降り出し、昨日の午前中までは続きましたが、午後には上がっちまってね。
残念といえば残念ですよね、ついぞ忘れてた雨天という気象現象を思い出させてくれましたから。
総体の降水量は全然大した事はないにせよです。
考えてみれば台風の被害なんてのは、極々ピンポイントなもんなんでしょうねえ。
特に洪水なんてのはそうです。
稲毛のマンションはひっくり返るって都市伝説がありますよね。
それは、地場のもんは、元々が泥田でそこを幾らも掘らず高層住宅を建ててることをみてるから、そうも思うというもんですよ。
通称花園川、正式名草野水路ね。
おらほうから一番近くにあるドブ川ですが、これが奥地からきた流れと四街道との市境の溜池水源から来たのが合流して川らしくなるのが、総武線の線路を挟んだあたり、丁度都市伝説の箇所です。
…って言い忘れるところだった、その2本の水路にもう一系統、アルコール工場の排水が加わって川の体をなすのでした。
今でこそそれなりの川幅に拡張されてる花園川ですが、その昔は幼児でも跳び越せるほどの川幅しかありませんでね。あ、今の危うくいい忘れるとこを指摘してきた監修者の実体験です
だから、ちょっと大雨が降ると溢れる、土手に位置する小学校の校庭が、湖になったもんでした。
丁度今、TVで繰り返し映されてる画像のように。
台風被害の報道も意図的、そういった意味で人工台風の陰謀論もなりたつというものでしょう。