川島芳子 - 漢奸罪で銃殺された男装の麗人 ~ 只のガチャだよ人生は

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休む休むと触れながら実際は少しもお休みせず、ついに日記化しだした本・齋藤杏花 (さいとうあんな) の BLOGです。
というのは、8月は終戦の日があるせいで、『何の日』ネタに事欠かないせいもありますしね。
つーことで今日は、『何の日』から入りましょう。

日ソ戦争ネタですけど21日はまた千島に戻り、占守島の戦いです。
戦闘を優位に進めていた日本軍が降伏して、一応の終結をみたのが1945年8月21日のことなんです。
その点については、本BLOGの原型ともなった2019年のFBでも話題にしてますね。
そうでしたわ。
『サディズムに花束を!』の使い回しで、露助ってのは案外戦争に弱い、世界一の戦下手と結んでますわ。
五年たった今日も同じ様に佐渡花から、見繕い復元をしてみましょう。

川島芳子 - 漢奸罪で銃殺された男装の麗人
(2006年)

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東洋のマタハリ…
本家マタハリと同様、この女性もしばしばSM小説のモチーフとして登場する。
副題にしたように、男装の麗人としてのイメージがサディスティンを連想させるのであろう。
裏を返せば、戦前日本にはそれだけサディスティックな人柄を伝える女性が少なかった、加虐嗜好といえば男性の専売であったということになろうか。
ともかく未だ、男っぽい女優によってその伝奇的な生涯演じられる舞台等の少なくない芳子だ。

して、彼女はいつから男装するようになったのか?
それは、17歳のときから。生涯男装をとおしたサロルタとは事情を異にする。
となると、芳子の男装は男装癖等々の性向に起因するものとは考えずらい。
更に言うのなら、きっかけは自殺未遂、その自殺未遂の原因は恋愛問題と言われる。
どうも川島芳子には、アブノーマルの文字を見出せそうにはない。

さて、ご存知のように彼女は、終戦とともに中国国民党軍に逮捕され、その3年後に北平第一監獄で銃殺刑に処されている。
漢奸罪… 売国奴である罪ということであろうか。
同罪に問われた李香蘭は日本国籍が認められたために釈放され、時代を経て参議院議員・山口淑子となるのである。

李香蘭との比較で川島芳子の最期を見れば、「裁判は究極のSMショウ」と言う諸氏の言い分も多少は理解できるということになるか?

  家あれども帰り得ず
  涙あれども語り得ず
  法あれども正しきを得ず
  冤あれども誰にか訴えん

さてまあ、18年も経った後の復刻って事になりますので、ちっとばかりのサービス付加をしときましょう。
大胆プライベート情報大暴露・第…、三弾ということになりますか。
芳子はちっとばかり他人とは思えない事情がありましてね。
何せ上述を書いていた著者の当時の…
おっとっと!ここまでです。

結論的にいえますのはなんてったって李香蘭との差に尽きますよね。
昨今何かと運命をガチャに喩えがちですが、そもそも人生なんてのはガチャそのものと云えると思料します。

努力だ意思だなんてのは、ホント、嘘っぱちに過ぎません。

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