8月16日… いろいろな意味で戦争は、昨15日で終わったわけではありません

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いつものペースで例によって前日の午後に原稿を下書きをしてる訳なのですが。
どうやら台風7号、逸れたって言っちまっていいでしょう。
進路予想図は冒頭の如し、そして予報からも(豪)雨の数字が消えてしまいました。
こんな時に限って太平洋高気圧が南下してきやがるもんで。
これね。足早に近くを通り抜けた後が恐ろしい。
輪を掛けた日照り地獄が襲い掛かること必定です。

さて昨15日ですが、みてれば全国戦没者追悼式が随分久々に本格的に開催されたようで。
ナルちゃんが夫婦で来たのが生中継されてました。
いえいえ、こんな暇人どもが何してようがどうでもいいことなんですけど、連日お昼前の天気予報が放映されないのが困るんですよ。
そうそう、台風情報をみようとしてたのにね。ホント、
受信料けーせ!
で御座います。

大体そもそも、この追悼式、ヘンな話なんですよ。
今年で戦後79年、だとしたら少年兵だとしても90代半ばになります。
はっきしいって戦没せずとも可也の高確率で鬼籍に入ってる筈です。
なにを今更、全国から遺族とやらが終結してこんな仰々しいことせずともいいと思いますがねえ。
その遺族ってのが怪しげ、直系だとしたら星明子のパターンで既に80になんなんとしてますし、傍系なら尚の事、普通に追悼などするものでもありません。
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歯切れ悪かったか、ずばり、政治目的のショーである、と言い切ってしまった方がよかったですわ。

また杉田金脈…じゃないよ、水脈センセが、朝っぱらから英霊、英霊をおっぱじめやがったんで、ちくり嫌味言ってやったとこです。
戦没者、戦没者っていいますけど、内地にいた者は"戦没"しなかったとでもいうのですか?
そうでないですよねえ。
B29の落としてった焼夷弾を叩き消そうとして炎に巻かれた者がどれだけいたというのですか?
これらは名誉の戦死とは誰も言わない、只の焼死で片付けられ、その後誰も手など合わせません

更に言うなら。
神風と気取る集団自殺でいなくなった者はそれで終わりなんだからいいですよ。
本土で、(倅は)御国の為に戦って死んだと教え込まれた者はどうなる?
焦土に立って、ちっとも国を守ってくれなかったツケまで払わされることになるのです。
「これからが戦争だ」
これは、TVドラマ版・火垂るの墓の『西宮のおばさん』の台詞ですけどね、
後から考えれば、それが真実だったわけです。
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更に更に、でもね。
西宮ならまだいいのかも知れませんね。
何故なら玉音放送を知ってる、ですので、もう空襲はない、と一息つけるはずですから。
だからこそじっくり考えて、これからが戦争、生き延びれば勝ち、死んでしまえばそこで負けの戦争が開始したという事が出来たわけですがね。
これが外地だったらどうなる?
そう、戦争が終わったといってるのは日本だけで、他国は分捕り求めて責めかかってくるわけですから。
むしろ、敗戦知らない方が幸せだったかもしれない、兎も角余談を交えずその身一つを守る事に集中することが出来ましたから。

世界一卑怯な露助が樺太西岸の塔路に上陸したのが、1945年の今日、8月16日のことです。

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