ローマの貴婦人たち - コロシアムでの殺し合いに熱中 ~ 本日より忌々しい五輪がまた始まることもありますし、この際五輪批判を復元しとくとしましょう

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昨日はなんだか北の方で大雨が降ったとかのニュースで、某国営放送のニュース7が大幅時間延長されました。
いつも思うんだけど、降ってもないとこに向けて縁もゆかりもない土地の大雨の話をくだくだ聞かされても、詮無いばかりなんです。
増してや今こっちは雨が降らないで猛暑に喘いでる折ですので神経逆なでされますよ。
梅雨末期は大雨が降るに決まってるんだから、全く芸のないこって、マスコミという連中に対する軽蔑の念を深めるばかりでした。

あぁあ、いよいよ忌々しいパリ五輪が始まっちまいますね。
そうなんだよ、これが始まると、それこそマスゴミが、エッフェル姐さんが如くにはしゃぎだして不快でたまらんのです。
加えて場所がうすらいけすかねえおふらんすということがフラストレーションに拍車を掛けます。
更に、更にクソ肝いれんのは、SNSまでもがジャックされてしまうことてです。
家族のもんが何と言おうが、観るのは『相撲の歌』が聴けるときだって、徹底することと致しましょう。

おっと、ここらで『サディズムに花束を!』の復元と参りましょう。
こんなんがまだ残ってました。

ローマの貴婦人たち - コロシアムでの殺し合いに熱中

(2006年)

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思えば古代ローマ時代の奴隷も、中国のそれらとは別な方向で過酷な運命を余儀なくされた。
闘奴と呼ばれる奴隷たちである。
剣士として人間どおしの真剣勝負をさせられたり、猛獣と闘ったり。
格闘もギブアップやKOで勝負が終わるのではない。完全にどちらかが殺されるまで続くのである。

そしてコロシアム観衆は、今日と同じく熱狂した。
コロシアムには女性観客もいたということもまた同様。
後先になったが、これが視虐症の典型事例である。

随分と野蛮な時代だった。現代では考えられない。
と結ぶのは暫し待とう。
折も折、トリノ冬季五輪が行われたばかりである。

同大会でも随分と怪我人が出た。
そこで直前投稿で保留にしてあった論者の個別事情である。
論者とて人の怪我を積極的には喜びはしない。
けど、どこかでそれを望んでいることもまた否定できないのである。
よりスリリングにしてダイナミックな競技には事故の危険性が伴う。
それを含んだところで観戦を楽しむ論者もまた、視虐症に分類される人種であるといえよう。

が、論者一人が現代におけるローマ貴婦人の同類というわけではあるまい。
観戦は並べて、スリリングにしてダイナミックな競技が好きだ、視聴率がそれを証明している。
となれば、競技は如何なる方向に進むか? いうまでもなかろう、日を追うごとに危険なものになってゆく。
勿論安全対策も並行して進むのであるのだが、いかんせん大衆受けが大前提である以上抗いようがない。

事実、競技・練習中の事故死は絶えない。
トリノ五輪出場の選手中にも既にこの世の人ではない者もあるとか。

現代人は果たして古代ローマの蛮行を笑うことができるであろうか?

あは!これ、案外よく書けてるわ、
と自画自賛。
過日の宮田笙子論争の時に思い出せばよかったですわ。
そう、年寄りどもときたらアスリートは並べて、五輪に出たくて出たくて堪んないものと決め打って話組み立ててましたから。
命あってのものだね、と。
コスパ、タイパの概念を持ち合わせた今の若い連中が果たして…
再度言っておきましょう。

さて、さっき言いかけたよう、五輪のあおりもあって、SNSで宣伝打っても入らないんですよ。
ムキになって繰り返すと、よからぬものに認定されるジレンマでしてね。

ということですので、落ち着くまでは連日投稿はやめるかもしれません。

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