齋藤杏花 (さいとうあんな) の BLOG

えっと。
昨日はやってた某国営放送大河ドラマ『光る君へ』。
今後の放送予定はどうなってんてしょう？
何せ東京都知事選を理由に放映中止になる程の脆弱番組です。
またいつぞやのように「五輪中継のために暫くお休みです。がんばれ日本！」と主人公が番組最後にいうかと注目しましたが…
ない。少なくても来週はやりそうです。

いえね。
再三ご案内のように我が家は今、新聞の購読をとめてるので、本来ならパリ五輪はスルーできるはずだったんですよ。
ねえ、って知ってる人にしか分からないんですが、東京五輪の折の新聞の薄っぺらさ加減！
ホント、期間中は銭をドブに捨ててるようなものでした。
さだめしまた、新聞は騒ぎ立てることでしょうね。
なんだったっけ？そうだ、五輪スルーでした。
それを妨げてくれたのが、宮田笙子の辞退騒動でした。
こうも騒がしければ、嫌でも耳に入ってきます。

何でこんな事を大騒ぎする？
私ね、どうしてもわからないんだなあ。こんなラチもない事がいつまでも騒ぎになるなんて。
ひとこと、宮田選手が辞退しましたので女子体操チームは４人の変則体制で挑むことになります、と事後報道されれば済む重みです。
１９歳が法規で禁じられてる喫煙したのがばれたってんだ、黙って出場辞退して、外野はああそうですかと反応するだけのことでしょうよ。
それを何ですか？いい大人が、ああでもないこうでもないって小理屈持ち出して、辞退を撤回させるように圧力かける、と。
どうかしてます。

大体は年寄りなんだ、宮田と同年代の人間の擁護はみません。
ここでいえることは、奴らの時代は「煙草は２０になってから」は有名無実、平気で酒も煙草もやってたって世代ですから。
今みたいな、新歓コンパでの飲酒は即退学って相場はピンとこないんでしょう。
そう、江川と滝本がそろってムキんなってるんです。

前提とすれば、五輪出場は絶対的にいいものだと決め打って話を進めてる、そこがずれてるんですよ。
果たしてこの前提で出場させることがいい事と決め付けていいものでしょうか？
どっちにせよ、針のむしろと思いますよ、否、針のむしろに決まってます。
元々、プレッシャーに押しつぶされて煙草のみ酒喰らったってんしょ？それならば、出なくなってすんでむしろ助かってる筈ですよ。
考えてもみてください。日本国の法規に従う気がないとはっきり意思表示したものが、日の丸付けて日本国を代表すると。
その心痛たるや以下ばかりのものか？辞退させられたとなれば願ったり叶ったり、よくもあしくも騒ぎ立てる必要などどこにもありません。

密かな情報いうなら、銀行員の持ち逃げって案外多いんです。それも月の給料の手取りにも足りない金額を着服して首になってるんです。
あんとなく分かる、やめたい、けどそんなことは口が裂けても…その葛藤が犯罪に走らせるんです。
首っちゃ否応なしにやめさせらるってことですから。
宮田選手、案外この口かもしれませんよ、少なくても辞退させられたってんなら処分よりははるかにマシ、嫁入り前の娘が傷もんにされたらお嫁に…
おっと、今度は私の方が古風でした。

一方の年寄りどもの言い草を総合するなら、長い事努力してきたんだから、なんとか出場されてやりたい、
だから年寄りなんですよ、アンタら巨人の星の漫画の見すぎです。
スポ根路線なんてとうの昔に郷愁の彼方、今のアスリートなんてもんはそんな純情なもんではありません。
中車不祥事の折、「子どもがカマキリ先生に会いたがってるから出してあげて」っといってる親がいました。
これって翻訳すれば「～私が会いたがってるから～」です。
それと同じ、出してやれといってる者が五輪選手宮田笙子を見たいといってるだけのことでして、はい。
ま、五輪利権とまで噺を飛躍させることは自重しますが。

OBとは、オレはボケたの頭文字、師匠から聞いたことがあります。