幼いがゆえの残酷さ ~ 野蛮国っちゃ、ホント、ヤだね

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先ずはです。
宇宙一クソ面白くねえ相撲
が初日から大爆発ですねえ、大相撲名古屋場所。
主にくにもん力士の切り口からいえばですよ。
琴手計クンが勝ったのはよかったんですよ。
それが直後、木竜皇さんがあっさり負けてからおかしくなった。
十両とばして、琴勝峰、隆の勝両関取がバタバタいったと思ったら…
大関琴櫻ですよ!
何も律儀に付き合いよく負けなくてもいいのにねえ。
てか、琴櫻になってから明らかにおかしくなってます。
まさかクンロクの先代に倣おうってんじゃ?
白けるばかりです。

しかしまあ魂消ましたね。
あ、噺は昨日の某米国の前大統領狙撃事件です。
一日おいたとこで本稿は、衝撃の影で目も向けられてない、本当に注目されるべき驚愕事に触れましょう。
容疑者死亡の一言…
あの国では発砲は勿論の事、公僕に銃を向けただけで即射殺が当たり前の事なんです。
随分前にそのまた随分前のTVに映された、スピード違反で追い詰められた女が銃を構えたとこを撃ち殺され顔に布一枚掛けられて、それであっけらかんと終わりっての。
我々と同じ感覚の野球の田淵さんなんかは顔しかめてたけど、米帝から流れてきて本邦で電波芸者やってる別の面々は、逆にそれみてきょとんとしてるっての。

元々の狩猟民族の国からの流れ者の感覚はかくあるべしってことなんでしょう。
『サディズムに花束を!』から、その『元の狩猟民族』の話です。

幼いがゆえの残酷さ
(2006年)

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書かれた時代背景もあろう。グリムの童話には残酷シーンが多々登場する。
例えば、ヘンゼルとグレーテル。
兄を助けるため最後、グレーテルは魔女を火の中に突き落とす。
これ以外にも、当時の拷問そのままの設定記述は枚挙にいとまがない。

この感覚は狩猟民族ゆえか?
いやいや、人のことはいえまい。かちかち山をもう一度読み直すとよい。
このように、子供というのはなべて残酷好きである。
童謡もそうであろう。

かの有名な米国の、10人のインディアン。これなぞは、白人社会に進出したネイティブアメリカンの青年が次々に惨殺されるという逸話を歌ったものだ。
そして、わが国の、花いちもんめ、五木の子守唄あたりも。いづれも女郎に売られていく女の子のことを、あっけらかんと歌い上げている。

幼いがゆえの残酷さ… あえて詳述するまでもなかろう。
人は本能にして生まれ、社会経験を積むにつれ理性でそれを抑えられるように育ってゆく。

してみると、サディストを自称する人間とは?
答えは書かぬが花…

元稿にはなかった挿絵を加えました。

と、もひとつ噺するなら、ディズニーでお馴染みのピノキオのジミー・クリケット。
アドバイザーのあのコオロギさんですね。
あれ、原作では、どうなると思います?

なんと、ピノキオに殺されてしまうのです。

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