you might or more head todays hot fish. ~ 漸く暑中に入ったばっかというのに
you might or more head todays hot fish. 暑中 小暑 七夕 地球温暖化 梅雨明け 我が屋前の 花橘を 霍公鳥 來鳴かず地に 散らしてむとか 霍公鳥 思はずありき 木の暗の 斯くなるまでに なにか來鳴かぬ 大伴家持の霍公鳥の晩く喧くを恨みたる歌二首 万葉集 万葉のこころ 万葉の人々 犬養孝 熱中症 昼間が暑かったら日が翳ってから活動するしか 齋藤杏花facebook Facebook
ショーコー七回忌の昨日が、今年の小暑でした。
いつもの年なら大概、7/7=新暦の七夕=プライベートでは長子の生誕祭が小暑なのにね。
閏年の影響がまだ生きてました。
いや、ホントですよ。
下手すりゃ、おらっとこ、6/30で梅雨は明けちまったんじゃないのかなあ?
思えば、7年前も七月の初旬はこんなカンジだった、
けどね。
地球温暖化とやらで、例年こんな調子かといえばそうでもない。
うん、その間にも、15日の稲毛祭りの日、涼しいどころかさびいってカンジの年もありました。
さて、万葉噺の日です。
万葉集に猛暑の歌があったかなと思ってしらべてみたら。
やっぱ案の定っていうな、そんなのでなく、むしろ爽やかな暑さを歌った歌が引っかかりますね。
今日はそうした中、家持の夏の雑歌連作を取り上げましょう。
巻八の1486-7です。
我が屋前の 花橘を 霍公鳥 來鳴かず地に 散らしてむとか
霍公鳥 思はずありき 木の暗の 斯くなるまでに なにか來鳴かぬ
霍公鳥 思はずありき 木の暗の 斯くなるまでに なにか來鳴かぬ
うん、夏の雑歌のこのあたりは大伴家持が霍公鳥=ホトトギスを詠んだ歌が並んでますね。あと二つ読み仮名ふっとこう、屋前=ヤド 地=ツチ です。
詞書に、大伴家持の霍公鳥の晩く喧くを恨みたる歌二首、とあります。
ここまで言ったら歌意はいうまでもないでしょう、何で来て呉れなかったか、暗くなってから今頃やってきゃあがって、って気持ちがありありです。
ここで、だどもよ、で御座います。
ひょっとして、もしかして、この歌の詠まれた年も今年と同じ様に、早い時期から暑かったのかも知れませんね。
そんでもって、ホトトギスの奴も、焼き鳥になる恐れのある日中は外出を控え、暗くなってから活動をしたんでしょうよ。
ねえ。
昼間が暑かったら、日が翳ってから活動するしかありませんもの。
そうよ。
いくら熱中症の恐れのある日中は外出を控えてって言われても、そんじゃ今度は干上がっちまうものね、あはっ!