続・大事にする事と過保護にする事とは本質的に違う ~ 身バレ危険の私事から入りますれば、読売新聞の販売員が来宅しまして…

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今年おらほうは大幅に梅雨入りが遅くなったものの、いざ入梅してみれば、結構真面目に梅雨してますね。
昨日の景から。
雨に濡れるカラーが雨情がありました。

噺は話、全くの私事なんですが今となれば一昨日の晴れの日、購読をやめてしまった読売がひょこっとやってきましてねえ。
ああ、偶々下にいた誰かさんがインターフォンに出て、ベランダで洗濯物を取り込んでる私に取り継いだってことは?
そうですよ、話聞いてやってもいいかって意思ですよね。
忖度を受けた私、結局のところ前の販売店が潰れてしまった為の混乱だと確認できたとこで、よりを戻してもいいやと返事しました。
但し少し間置いてですよ。
目安としては五輪終了後、そうなんだ、東京2020で懲りた、五輪期間中は新聞が薄っぺらで読むとこなんかないんだもん、そこからって書類にサインしました。
てな訳で、しばらくは新聞なしになれて、その後また新聞のある生活に戻る訳です。
夕刊記事のまた読めるようになります。

朝刊はどっかで見ることはできる、(定期購読やめて)読めなくなるのはむしろ夕刊、
つーことで、本稿で俎上にあげようとしてる記事も、WEBの公開記事になってますねえ。
これです。↓


 決して保護者のためではなく、国家繁栄のために教育があることを肝に銘じてほしい――。こうした富山県教育委員の牧田和樹氏の発言について、共産党県議と新田知事が19日、県議会で賛否を巡る応酬を繰り広げた。

 発言は昨年8月29日~9月6日に富山経済同友会が主催した欧州視察であった。視察報告書によると、牧田氏は9月3日にデンマークで、同行した県内の現役教員らに講話し、教育を貨幣経済になぞらえた上で、「社会の役に立つ人材、つまり子どもという商品の価値を高めて輩出するのが学校」と語った。

20240619-00050194-yom-000-29-view.jpg これに対し、火爪弘子県議(共産)は県議会一般質問で、「子どもたちを商品と言い放ち、(人格の形成を趣旨とする)教育基本法を否定する考えの方は教育委員として不適格」と指摘し、任命者の新田知事の見解を問うた。これに対し、新田知事は「経済人として商品を磨き上げるのは当然」とし、「教育で質を上げる対象は子ども。それを先生や学校がやるというレトリックでお話をされた」と述べ、不適切ではないとの考えを示した。

 さらに、新田知事は「民間人で公職についている方を、議会で議員が名指しで批判するのは大変に不適切」と火爪氏を批判し、「教育基本法のどこに違反するのか理解できない」とも語った。

 また、牧田氏は読売新聞の取材に「一般論として任意団体主催の事業で発言したことを、公選された人間が議会で取り上げるのは異常だと思う」と述べた。

 県教育委員会によると、教育委員は特別職の非常勤職員。議会に人事案を提案して、議会の同意を得た上で知事が任命する。
↑ということなので御座います。

うーーーーん…
いいんじゃ、ないスか?
こうして信ずるとこで、激しくやり合ってこそ議会です。
ともすれば日本では馴れ合いが美徳とされますが、開く以上はかくかるべしでございます。

ですからいけないのは、先ず思想ありきで政党の規約に従って右派の左派のとありもしない線引きを設けて不毛な堂々巡りを繰り広げることです。
まあ、皆さんも今、散々にご覧になってるとおりですわ。
こっちの方が却って馴れ合いであると感じられてなりません。

その上で件の論争にあえて決着を付けよとのことであるなら、齋藤杏花 (さいとうあんな)とすれば過日噺したとおりです。
子供の顔色など伺う必要はありません。
只でさえ親から甘やかされる存在である事に加え少子化が希少価値に拍車を掛ける…
人格などはこの際無視してビシビシやってやるのが教育というものでしょう。

もう死語になってしまいましたが、子供の事をお宝さんという言い回しがありました。
これとて必ずしも、親にとっての宝を意味するものではない、社会全体にとっての共通財産の宝であるといっていたのでした。