今日は朝日の記事のレビューしましょう。シロートは絶対に、人命救助などしようと思ってはいけません
人間を恐れない鳥獣っちゃ始末が悪い カラス 行政が率先してカラス駆除せよ 百年河清を待つ 6歳男児が海に転落、飛び込んだ外国人実習生 命助け名前伝えず去る 朝日新聞 【危険】「川に飛び込んで救助」美談にしないで、夫を亡くした妻の訴え 齋藤杏花 (さいとうあんな) 齋藤杏花 踏切事故 シロートは絶対に人命救助などしようと思ってはいけません 美談にしてはならない 勇気と怒気とは似て非なるもの 命顧みず飛び込むのは、断じて勇気ではない ケストナー 勇気とは常に冷静な時に現れるもの
いつもいつも綺麗なものばかりでも芸がありませんから、たまにゃ趣向を変えましょうか。
昨朝、買い物に行く道すがら見た惨状です。
アパートのゴミ置き場の押えの鉄棒を難なく巻きあげ、カラスの野郎が入り込んで散らしたようです。
ええ、ちゃっかり2羽、止まってましたからねえ。
人間を恐れない鳥獣っちゃ始末が悪いですよ。
これだけの被害が出ても、駆除したら大正時代の狩猟の法律なんて現実味のないもので、罰せられるってんですから。
だったら何で、行政が手を打たないのでしょう?
専門家なんて人種は皆、多分に浮世離れしてる帰来がありますから、んなのん意見聞いて躊躇してるようじゃ、百年河清を待つです。
いつもながらの小役人の役立たずぶりにカリカリしながら店に行くに、お目当ての駄菓子シュークリームが77円で入っててヤな思いした甲斐はありました。
んで、今日のお題はいつもの読売でなく朝日の公開記事です。
折角ですから、全文掲載しましょう。
16日午後5時20分ごろ、福岡市東区の箱崎ふ頭で「6歳男児が海に転落した」と福岡海上保安部に市消防局から連絡があった。男児はライフジャケットをつけておらず、岸壁から約2メートル下の海に転落したが、近くにいた技能実習生のフィリピン人男性(26)=福岡市東区=が海に飛び込んで助け、2人ともけがはなかったという。
福岡海上保安部によると、福岡市内に住む男児は両親と兄、妹と一緒に現場へ釣りに訪れ、午後5時10分ごろ足を滑らせて海に転落した。家族は少し離れた場所にいたため転落に気づかず、近くで釣りをしていたフィリピン人の男性がすぐに海に飛び込んで男児を確保。海面から岸壁上までは約2メートルあり、近くにいた人たちがロープ付きのバケツやたも網などを使って男児を引き上げたという。
男児は低体温症の疑いがあり、念のため病院に運ばれたが、命に別条はないという。
男性は福岡海保の調べに名前や身分を明かした一方、「お礼がしたいので連絡先を教えてほしい」という両親に対しては、男性は「名乗るほどの者ではない」と言ってすぐに帰宅したという。
福岡海保の担当者は「男児は救命胴衣をつけておらず、男性がすぐに確保してくれていなかったら大ごとになっていたかもしれない」と話した。
現場はJR博多駅から北西約3.5キロの箱崎漁港近くの岸壁。釣りスポットとして人気だという。(小川裕介)
先ずはお願いがあります。
朝日新聞…
技能実習…
色々連想は飛ぶと思いますが、どうか、ここはひとつ、それら全てを置き去ったところで齋藤杏花 (さいとうあんな)の話を聞いて頂きたいと思います。
私は、それら一切を拭い去ったとこの、純然たる一般論としてお噺ししようとしておりますもので。
と、勿体つけて結論から申し上げるなら、これでよかった、かかる行動は誉めそやすべきでない、と声を大にするところです。
極めて簡単ですよ。本件では皆が助かった、けど助かるという保証はどこにもない、結果オーライでこうなったに過ぎませんから、断じて賞賛し顰に倣う者がでぬようにすることこそが採るべき道です。
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件の朝日記事の方はライフジャケットを付けてたのでしょうか?
もしnoだというなら、二次災害ってか自分自身が落命してしまった可能性も少なくなく、決して褒められたものではありません。
そう、ご家族は言いかけた未亡人の轍です。
書いたつもりで、今までどのサイトにも記事としては書いてなかったんだな。
ちょっと前の踏切事故で将にこのパターン、救命で自分の命と交換してしまった人を掲示板サイトで激しく批難したことがあります。てめえが死んじまったら何にもなりませんよ!助けられたもんにすれば堪ったもんじゃないでしょうよ、これから先、どのツラ下げて生きてけってんでしょう?
踏み切りの中に人が取り残されてるのを見たら、走ってくる列車と相撲とって勝つ自信がある場合に限って飛び込んで下さいな、
どう考えても、そんなことはないんだから、気がふれてしまってるとしか言いようがありません。
これが勇気だなんていう者は、許しがたいところです。
勇気と怒気とは似て非なるもの…
ケストナーの童話かなんかで読んだのをはっきり覚えてます。
なんだったかは忘れましたが、ふるーい、親以前の世代が読んでたのを私も読んで。
それは章ごとに教訓ってのがついてましてね。
あの章の教訓が、勇気とは常に冷静な時に現れるもの、でした。
その訳では怒気でしたが、ケストナーの言いたかったのは、蛮勇という意味だったのかもしれません。