今年こそ、最短梅雨の記録になるのかなあ。おらっとこは既に夏になっちまったような陽気が続いてます。ホント、降ってくんないと気温が高くて

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イヌの卒倒でスマソで御座います。この時期どうしても。
さてまあ、昨日最初の記事で申し上げたよう、草ごみ整理で大分庭が綺麗になりました。
と同時にやったのが、挿し木に成功したアジサイの地植えです。
時間が掛かるでしょうが、なんとか、ハナアジサイで庭を埋め尽くそうと汗を流しました。

今日は日曜で万葉噺の日。
続けてアジサイの歌が出来ればいいのですが、万葉集には2首しかなく両方とも既にやってしまってるもんで。
なら、時節柄ってことで梅雨の歌でも、といいたいとこなんですが、先週言ったよう、万葉の頃は梅雨という言葉はありませんでした。
第一ですよ、今年はおらっとこ、いつまで経っても入梅せず、水不足が心配になってくる塩梅なので御座いますのよね。しゃあない、せめて歌の世界で、てな訳で、巻十1963をば持ってきましょう。

斯くばかり 雨の降らくに 雀公鳥 卯の花山に なほか鳴くらむ


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鳥を詠む、の段の一番最後に載ってる作者不詳の歌です。
雀公鳥はいくとおりか書き方のあるホトトギス、これだけ言えば後はいいでしょう。
非常に分かりやすい、なんて新しい古典であります。
そういえば…

唱歌の『夏はきぬ』↓
↑を思い出しますね。
いやいや、明らかに下敷きだ、元々の雨の景の万葉集を晴雨2番に割った歌詞ってとこで、まちがくなく下敷き・原作といえるとこでしょう。
と最後に。

マルエツ行く道の卯の花の薄暮時、あはっ!

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