京成電鉄さんは毎年同じで構わないからいいよ。こっちゃ記事ごとにネタ変えなけりゃなんないから、いかな4000余首の万葉集とて仕舞にゃネタ切れんなるわ

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今日から大相撲夏場所が始まります。
…いえね、昨日、アイコンと関係ない枕つけたら、気付いて貰えずさっぱ入らなくて。
なのに敢て同じ轍を踏もうってワケです。
ま、実際、相撲が始まると枕に苦労するようになるんですよ。
張り切って書いても、皆さんに記事が読まれる頃には、すっかり気の抜けたサイダー…
そうだよ、昨日の閑古鳥は、こっちが原因でしたわ。
記事書いてる頃は旬だった新宿刺殺事件が、一晩明けてみればすっかり忘却の彼方でね。
また動きがあるまで、力作も読まれそうもありません。
おっと、のっけから愚痴っててもしょんねえ、いい加減噺に入りましょう。

市川ママは5月の年中行事になって来た様で。
今年も、ってか、年々派手さを増してるようです。
あ、京成の市川真間駅を、母の日に合わせてママと片仮名書きにする試みで。
そうでした、今日は5月第二日曜で母の日でした。
また、本BLOGの慣習で日曜は万葉集の噺をする日、つーことで葛飾の真間をやるにはうってつけなのです。
手児奈伝説も、下総国の相聞往来歌3首・東歌1首も当然既出。
纏まったとこでは、この記事にあります。
後はリンク張りしませんので、よろしければ探してやって下さい。
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しゃあない、母の方で探すべえってことで手掛けるにです。
どうもイメージは合いませんね。
万葉の母の歌というなら、著名な防人の歌がむしろ例外で、出来てくるのは並べて、おっかない母です。
そういや、熊に擬すなんてのもありました。
本日の歌も、その亜流です。

汝が母に 嘖られ吾は行く 靑雲の 出で來吾妹子 相見て行かむ


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巻十四3519は作者不詳。
これ非常にわかりやすいわ、恋人どおしの♂の歌です。さっき亜流と言ったけどアンサーソングみたいな…
君のママが怒るから、おらあ、けえるよ、もう一度顔見てから帰りたいから君がお外に出てきて、
生き生きとした愛情の歌ですわ。
そうそう、一方の母親とは言えば、気が気じゃなくて叶わない、なんてったって大切な娘のカレシなんですからねえ。
鬼にも蛇にもなろうってもんですよ。
男は狼なのよ♪

時代は少し上がって平安中期。
そうそう、これも今日某国営放送で放映のある大河ドラマの『光る君へ』の世界です。
さっきの万葉の母とは真逆のカレシ観の母親がいましたね。
「いいわ入れてしまいなさい」なんて。

あ、そうだよ。
そういゃ、あの人、昔、狼なんか怖くない、って歌ってた、あはっ!

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