世間のお休みになると、専業主婦は大忙しになる… 齋藤杏花(さいとうあんな)中の人もいい加減、くたぶれてきてますデス

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連日雲ひとつない快晴。
念の為地域別天気予報を確認しても西も晴れ。
よーし、ここはいつもの富士見スポットからの写真を記事アイコンに!
と張り切って出かけるに、ぼんやりだが見えてるわ。
得たりと、私の物になったデジカメを色々設定し撮影してくるに…
ダーメ。手前の建物にピントが合ってしまって富士山なんか心霊写真程にも写ってない、
私の腕じゃ無理なんでしょうね、つーことで借り物になってしまいました。
これ、日本平あたりからみた初夏の富士でしょうか?
そういや、月初、八十八夜を迎えてました。

そしてお待たせ(←何を待ってんだか?)、今日は端午の節句立夏で、日曜日であります。
これだけ重なれば、投稿をお休みにはできませんね。
つーことで、つーことで、万葉集から関連ありそうな歌を探してみるにです。

やっば、菖蒲(=あやめぐさ)ばかりがでてきますね。
今までやってないのから、長歌を拾ってみましょう。
巻十九4180は前週に続いて大伴家持です。

春過ぎて 夏來向へば あしひきの 山呼び響め さ夜中に 鳴く霍公鳥 初聲を 聞けばなつかし 菖蒲 花橘を 貫き交へ かづらくまでに 里響め 鳴き渡れども 猶ししのはゆ

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反歌が三首続きますがいずれも、霍公鳥(=ほととぎす)の歌ですので、ここでは割愛します。
なんつっても、菖蒲に花橘ね、端午の節句にふさわしい花が出てきますよ。
かつらく、は、ごめんなさい、岩波萬葉集の難しい字が見つからないので仮名書きにしちゃいました。
恐らくは、鬘ぐ の異字ってか別字でいいんでしょうけど、知ったかぶって間違ってもいけません。

この歌も越中国主時代に、いつぞや言った池主、隣国の越前にいる恋人に贈ったものです。

さあて。
これ投稿し終わったらまた、散々にこいのぼり歌わされますねえ。
もし、体力が尽きるようでしたら、明日はお休みを頂くかもしれません。