齋藤杏花 (さいとうあんな) の BLOG

…しまったわい、こんな事なら昨日、音楽関係をアイコンにするのはやめとけばよかった。
さてさて今日は２月２９日。
つーことで、ジョアキーノ・ロッシーニさん、５８回目の誕生日、おめでとうございます！
…であってっかな？１７９２年２月２９日生だから、誕生日は即日起算で…1800年は平年で…2000年は閏年で…
ああっ！算盤は得意ではありません。
いずれにせよ、なんちゃって(←古い)なんですよ。
２月２９日生まれの平年の誕生日は３月１日と決まってますからね。
これがね、例えば廃止される事が決まってる手形なんかは、平年の２月２９日記載は２月２８日と看做すでありますが。
原則翌日起算の影響はここらにも現れてます。

さあて、誕生日、誕生日というなら、昨年度の国内の出生数が速報値ベースで８年連続統計を取り始めてからの過去最少数を更新し、７５万８６３１人だったとか。前年比５・１％減も恐るべきです。
加えて言うなら、婚姻件数は同５・９％減の４８万９２８１組で、９０年ぶりに５０万組を下回ったとかで近未来の更なる出生者減の傾向が予想される、由々しき事態になってます。まあねえ…
予てより本BLOGをご高覧願えてる方々には、ここで齋藤杏花 (さいとうあんな)がなんと続けるかは、先刻お察しの事とと存じます。
そう。お上は少子化対策と称して、あれやこれやとばら撒いてますが、あれじゃ解消しませんよ、否、これからゆっくり述べますが、逆効果とさえいえます。
ずばり結論出したとこで少し洒落くさいこというなら、それって歴史に検証してます？
私とて社会科学者の端くれ、歴史に検証しない仮説は却下します。
ねえ、出生数、婚姻数が最大だった折は、今やってるような少子化対策など一切やっておりませんでした。

ではどうやったら？今、社会科学者・齋藤杏花 (さいとうあんな)の頭に浮かんだのは２つです。
先ずはー。それとなく今まで言ってきたことから入りましょう。

質素倹約、子育てに金かける風潮を是正する事です。
簡単なこと言うなら、ベビーブームの折には例えば服、例えばおもちゃのような耐用年数の前に用済みになるものは、お下がりで使いまわしてました。
そうねえ、洒落くさい横文字言うならシェアリングですよ。
制服だのランドセルだの、きょうだいのお下がり使えばいいんですよ。
きょうだいがなければ町会だ、兎も角子供に物くれてやりすぎるのが諸問題の根底なんです。
なんですか？一人一台PCだのタブレットだのって！
これじゃいくら銭があっても足りなくなりますよ。
ねえ、悦ぶのはこれ売ってるやつらだけ、だからばら撒き、だから子供を食い物にしてるというのですが。
最高に掘り下げるなら、ガッコに行き着く、極論すればこれやめちまえば少子化問題どころか社会問題の７－８割は解消する、
やめちまったら大変と思うのはシロートの赤坂見附、いったとこでこのとおり、なんのものにもなってないではありませんか？

んで２つ目。
これは今まで言った事がなかったと思います。
女に独居できるだけの経済力持たせちまったことこそが、少子化や晩婚化の最たる原因なんですよ。
女性が働きやすい社会ってのこそがガン、
だから、施策として行うならまったく逆、職場と言うものは女にとっては地獄、こんな嫌なとこ抜け出すためなら、多少のことは目をつぶって寿退職(死語)を、という気持ちにさせてこそ対策です。
ねえ？そうすれば結婚後も、ああ亭主は外でこんな嫌な思いしてるのなら、って我慢する時にもなるし、いい事尽くめです。
逆にねえ、今みたく家にいたら退屈だからパートタイムで外に、なんて考えが成り立つようなら、資本家階級以外、誰一人得にはなりません。
東宝クレージー映画は半世紀ちょっと前、そこの当時、ピラミッド型人口構成が当たり前だった時の状況が描かれてます。

一説によれば世の中の人間の８割は、間違って生まれてきたとか。
或いは、タイトルにもしたとある財界人の自伝、体裁作るために結婚したら女房も「男なら誰でもよかった」
ぜってーノロケ…
けどまあ、そんなもんじゃないっｽか？
いやいや若輩者が偉そうに言いますが、自分の経験からいえば大いにピンときます。
そうねえ、私(中の人)ってﾔﾄﾞﾛｸと結婚するまで、只の一度も恋愛感情など抱いたことはなかったなあ。
下手したら恋愛経験皆無のまま、既婚者になっちまったかもしれませんわ。
そして、今現在、将に熱烈恋愛中…
おっとぅ！

徳川家康曰く「百姓は生かさぬよう殺さぬよう」ん？本田正信？
それに続けて、「上の口と下の口」でしたか。
ずばりやる事以外に楽しみがなかった、それが正常な人口構成を作ってきました。

今の世の中、退廃的な娯楽が蔓延しすぎです。