某国営放送 vs 某民間放送 『大奥』を挟んだ泥沼のヘイト合戦勃発! 聖女様が元の大腹黒に先祖がえりしたかと思えば、お公家上がりの将軍御台所が来季は女郎にまで転落と報じられたり…

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二十四節気は成程正確、昨日は異様なバカ陽気でした。
そんな中、花壇兼茶殻処理場に目を向ければです。
今年はボケの狂い咲きがなく未だツブヅフ付棒っ杭のままなのですが、根元のカタバミが…
そうなんですよ、1つ2つ花が咲いておりましてね。
そんな中今日はといえば20日で、マリンピアの5%引の日、果たして降らず行って来られるか気にかかるとこです。

気に掛かるというなら。
某民放などと勿体つけずずばり言ってしまえば、フジで大奥の最新作やってんですよね。
普段民放は視ない齋藤杏花(さいとうあんな)が、ずっと視てましたよ。
けど、ここでレビュー書くだけの材料もなし、ってことで触れもしませんでした。
まあ、一言で総括しちまえば話に聞く前世紀のよろめきドラマってのが、こんな感じだったかなあ、ってとこで、中味が何も残らないんですよねえ。
多分に国営大河がその傾向にあり、国営がこれなら民間はいわんやってとこです。
だから制作裏話とか、役者のダベリとかが表立って報じられるようになり大嫌いなバラエティとの境目が曖昧になり、いよいよTVみたくなくなるんですが。

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そんな中、ここでスポットを当てたいと思うのは田沼老中です。
随分とまた汚してきましたもんですわ。
古典的研究の田沼意次といえば、賄賂政治の権化でヒールと捉えられてきてましたが、これを遥かに上回る汚しぶりです。
そうですよねえ、って何を請けてそうですと言ってるか分かりませんが、近年では田沼意次は類まれなる経済官僚との評をとってますよねえ。
杓子定規な復古でそれをブチ壊してしまった松平定信こそがむしろ悪者で。

白河の 清きに魚の すみかねて もとの濁りの 田沼ぞこひしき

私が知ってるのはこれです。
思えば、創作作品で真っ先に田沼いいものに書いたのは、池波さんじゃないかな?
あ、佐々木三冬は今までどこにもかいてませんでしたか。ちょっと意外です。
そうだ!この際復刻しちゃう!
JK時代の『目指せ!! 平成の女蜀山人!』です。

50歳にならないと19歳を演じられないとな?

2005年05月21日

  白河の 清きに魚の すみかねて もとの濁りの 田沼ぞこひしき

白河とは、あの鬼平が畏敬した「年下上司」、松平定信のことですね。
「田や沼や汚れた御世を改めて清らに澄める白河の水」、定信は田沼親子の賄賂政治により乱れきった幕政を建て直すぺく寛政の改革を断行しました。
ところが、その結果招いたのが大不況、そして生まれたのが冒頭の狂歌です。
つまり、今日流に言えば政治浄化のために経済の停滞を招いたということになりますね。

男の作法
さて、もう一方の役者である田沼意次にスポットライトをあてましょう。
鬼平と同じく、やはり池波正太郎さんの作である『剣客商売』のなかに登場しますね。
そして、数え年19歳の美少女剣士『佐々木三冬』は意次の娘。
舞台では当時50歳の香川桂子さんが三冬を演じたそうです。
池波さんは、その点について著書『男の作法』の中で、「三冬は意次の娘という(むずかしい)役だから、ベテランでなければ演じられない」と記してます。
田沼意次という人の歴史上の評価はむずかしい、ということにも通じますか?

それから、もう一つ。
「経済」という言葉は江戸時代にはありませんでした。
仏教の「経世済民」から、これを造語したのは福沢諭吉です。
これからの世の「経世済民」はこれしかない! とひらめいたからですね。

明治の人は偉かった。
外来語の概念をちゃんと咀嚼して、日本語を作ろうとした。
それに引き換え、平成の世のIT関連のおえらいさんたちは…

いっけない、今度はスポンサー批判になっちゃうよ、あはっ!

んで、某国営放送で去年やってた(男女逆転)大奥なんですよ。
田沼意次はseeson2の主人公といっても過言でない重要なキャラとして、それは好人物、いいものに作られてましたよねえ。
それがこの落差、看過してはとおれません。

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このフジ大奥の主人公は五十宮倫子で正解ですよね。
そうなんだ(ってこればっかしよ)、今となれば一昨日の日曜大河。
こっちにも倫子さまという主要キャラがいます。
某SNSで同時に話題になって、ややこやしくてしょんねえ、などと文句云いつつ、ネタにして遊んでました。
而して一晩明けて翌朝である昨日の朝方。
更なる衝撃の情報を目にすることになるのです。

小芝風花 って人なのか、この五十宮倫子は。
その女優が、来年の大河に出演が決まったと。
女郎…
あっと遊女といわないと拙いんですかな、昨今。
この小芝ってのは、どうしても公家に見える品がなく、一度あった町娘への変身が板についてるように感じられてたところです。
どっちにとても、将軍御台所が女郎に化けるとは落ちも落ちたもんですねえ。
それも、ほぼ同時代の。
そして、アダルトです。
私、前述『目指せ!! 平成の女蜀山人!』に、

一家に 遊女も寝たり 萩と月 (芭蕉)

を投稿する折、「遊女が入ってるからアダルトカテゴリですね」と題し、本当にアダルトから投稿したことがあります。

遊女が入ってるからアダルトカテゴリですね

2005年09月13日

     一家に遊女も寝たり萩と月 (芭蕉)

b08eda10.jpg.
奥の細道・市振です。

遊女って商売も世界共通、古くからあるものですよねえ。
そして、これも東西共通、教養文化人の代表格だったようで。

えーっと、前投稿でも少し言いかけましたが、ここで過去投稿で披露した発言を振り返りましょう。

>323 :301:04/11/07 11:35:50
>みんな知力で負けるのは興味ないのか
>
>324 :ミユ ◆P7xWfy4tj. :04/11/07 12:23:51
>興味あるってかないってか
>だって、知力じゃ『♂>♀の前提』がないじゃない
>少しは歴史をみてみなさい
>男が学校行くようになったのは、つい最近のことだわ
>それまでの男たちは、物心ついたことから即労働に従事していた
>そして、学問は遊女と呼ばれる人たちから教わっていのよ
>そう、学問だけでなく風雅、生活の豆知識の類もね
>遊女は一番の教養人、これは東西を問わずよ
>だから、知力で負けるのは当たり前といえば当たり前ってワケ

そういうことなんですよねえ。
私、男の作法で池波正太郎さんが書いていたことを歴史に検証してみたんですよ。

池波さんによれば、当時の「吉原の人たち」は男の子を男にしたという誇りを持っていたとのことですが、どうなんでしょう?
その点については知る由もない私ですが、ただ原始時代からの法則が池波さんの時代にまで続いていたということの発見は刮目ものでした。

以上、そこらに転がってる文庫本の類を片っ端から拾い読みしてしまう野次馬根性旺盛な ミユ でした。

ミユが当時のNH、当時のパチキン、年齢OKになったばかりの頃でした。

さてさて戻して、某国営の宵の口のゴールデンタイムに遊女ですよ。
こりゃ、文句云いたがり屋が云ってきましょうね、色々。
早くも目にしました。

ふーん、フジが将に佳境に入った折にぶつけてというのは、嫌がらせと考えたほうが自然ですね。
こりゃ俄然楽しくなってきたわ。
おもちゃ大河が前倒しでまた一つ増えて一段と楽しめそう!

と、3日連続の大河噺となってしまいました、あはっ!

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