滝夜叉姫 - 父・平将門の仇を討たんと妖術を習得した三女 ~ 連日の『光る君へ』関連記事! …と無理矢理いえなくもないか、、、

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今日は2番目の節季・雨水…
天に月星あれば、地には花、の噺は後日回しとして早速本題参りましょう。
というのは、某国営放送大河ドラマ『光る君へ』の印象が鮮やかなうちに原稿書いてしまいたいもので。
ええ、実際に執筆してるのは前日の午後、そうなんです、4K放送で早々と【第七回】おかしきことこそ、視てしまってるんですわん!
ありゃ、ホント、乙ゲーか少女漫画、中味もなにもありません。
すっかり、只茶化して笑う、おもちゃのような存在になってしまいました。

楽屋噺するなら、先に『サディズムに花束を!』の復刻を思い立ち、後から「そういえば」と某大河との拘りを思いついたってのがホントのとこです。
ほら、昨日も安倍晴明が出てたじゃないですか。
ドラマ始めからも察せられる、当時の人間の陰陽感…って言い方でいいのかな?、ま、そんなものを思い浮かべながら鑑賞すべきなんでしょうな。
で、時代はというならです。
意外にも道長よりマサカド様の方が一世紀先人、ならばちょうど晴明の頃が、滝夜叉姫が旬に成り出したころになるのでは?
いやいや、調べたわけではありません。

滝夜叉姫は先ずは架空の存在。
でもね、架空とするそれが史実ともまた、言い切れないとこでしょうよ。
何故なら、当時のことなど誰も見たことなどないわけですから。
あくまでも可能性が高い、のレベルに過ぎません。

平安時代の歴史資料は日記が多いから、他者が記録主の近世より真実に近い史実がわかるだろう、との意見を目にしました。
けど、それには与しかねます。
何となれば「~と日記には書いておこう」
分かる人には、これて分かるのです。

滝夜叉姫 - 父・平将門の仇を討たんと妖術を習得した三女

(2006年)

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どこぞの父娘ではないが、どうも三女というのは父に可愛がられるようである。
まあ、とはいうものの何せ西暦3桁の時代、ニューヨークの中心地であるマンハッタンには未だ野生の狼が徘徊していた頃である。大方仮想であるも、全くの作り事とも言い切れまい。
将門伝説から触れていこう。

僅か2月で関八州の国府を悉く落とし新皇と称した英傑、平将門…
その死後には様々な異変が起きる。
代表的なのは、京に晒されていた首が坂東の地まで飛び戻ってきたというものであろう。
荒唐無稽と笑うなかれ、東京大手町にある首塚を移転させようとするたびに異変が起こるというのは、記録の辿れる昭和の出来事である。

科学などというのは如何ばかりなものであろうか?
DNA情報などというものはコピーの都度ぼやけ、ものの10回も重ねれば元とは完璧に違うものになってしまう。その期間僅か300年足らず。
これに対して、精神というのは限りなく偉大なものだ。
そう、一旦将門に与力しながら京が提示した条件に再度寝返り彼を罪死させた坂東の民の後ろめたさは、1000有余年経過した現在においても我ら関東人の心中に伝え続けられているのだ。

人間の持つ精神の力を侮るなかれ。
そして、女性が持つ復讐的加虐心を…

滝夜叉姫が非業の父の仇報ぜんと妖術を駆使し、大蝦蟇やガシャドクロを操ったとしても、何らの不思議はない。


どこぞってのは麻原父娘ですよ。
そうなんですよねえ。
これ書いた頃は、まだオウムの余韻覚めやらずで、三女アーチャリーで大抵の人にはピンときましたわ。

三女、三女…
今となれば7年前にいなくなったばぁばもまた三女だったんですわ。
私?齋藤杏花 (さいとうあんな)中の人は長女ですよ。
でも、ちょっと待った!と某ヒゲじい風。

昨今の一部誤用によるなら、兄二人の下の三女と言えない事もないですぞ、あはっ!

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