年内立春 (←極めてシンプルなお題)
年内立春 立春 節分 二十四節気 夕焼け小焼け 万葉集 万葉の人々 万葉のこころ 犬養孝 ひさかたの 天の香具山 この夕べ 霞たなびく春立つらしも 大友家持 あらたまの 年行き還り 春立たば まづわが屋戸に 鶯は鳴け 齋藤杏花facebook Facebook 齋藤杏花 (さいとうあんな) 齋藤杏花
節分の翌日は立春であります。
今まで意識しませんでしたが、二十四節気の第一番が立春でした。
けどまあ、本日2月4日は旧暦では12月25日、まだ年はあけてないんですよね。
そういや、そんな歌が古今に…ま、それは置いとくとしてです。
おらほうには、非常にパンクチュアルなカッコーが出るんですよ。
これがまあ365日降る日も照る日も必ず、午前7時ジャストに鳴き出す、いやはやよくも飽きないもんで。
そのカッコーの親戚かなんかか?
必ず夕方の5時になると夕焼け小焼けをハミングするのが湧いてくるんですわ。
カラスと一緒に帰りましょう…これにちょうどピタリがこの時分なんです。
本BLOG頻出の誰かさんが、5年前に入院した時に実感したとか。
入院日の1/30は夕焼け小焼けを聞きながらみる西向きの窓は暮色騒然でしたが、月が開け夕食に豆の出た翌日は見事な夕焼け空。
秋の日は釣瓶落としの逆もあるということでして。
さて、今日は日曜で万葉集の日。
おやまあ、あらさて、去年も立春が日曜で、人麻呂の有名な、
ひさかたの 天の香具山 この夕べ 霞たなびく春立つらしも
噺してますねえ。さてはネタ切れ?
いやいや、万葉集も終わり近くの巻二十4490に、今度は大友家持の歌がありました。
あらたまの 年行き還り 春立たば まづわが屋戸に 鶯は鳴け
この歌が詠まれたのは、天平宝字元年(西暦757年)12月18日と記録されます。
つらつら調べるに、その年の立春は12月19日、見事、これ、旧年のうちに年明けしてしまったパターンですね。
と、綺麗に決まったとこで本日はこれまで、新聞で見つけたネタは翌週のお題とします。
乞うご期待、あはっ!