【人間万事塞翁が馬】琴ノ若関、大関昇進おめでとうございます!【第53代横綱・琴櫻傑將 とは】

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月が明けました。
にも拘らず本BLOGは、相変わらず令和6年大相撲初場所の話題です。
やりましたねえ、プリンス琴ノ若!愈愈正式に大関昇進決定です。
「感謝の気持ち持って相撲道に精進」?
四字熟語使わなかったのは初めてだったか?
おっと、おっと、伝達口上でご確認を。
従前の形式に囚われないというなら…
四股名の件もしかりでしょう。
従前は、大関昇進を期に琴櫻を襲名するものといわれてた、それがいざ昇進が決まる段になって琴ノ若のままでいくと。
ああ、いいことだ、琴ノ若で優勝してそれを期に横綱の四股名を継ぐとは、何と殊勝!
と思いきや、伝達式が終わった後の情報によれば、春場所終了後に琴櫻名乗るとも。
情報が二転三転?というより、タイトルで言ったとおり塞翁が馬と言ったほうが妥当でしょう。

思えばでございます。
場所の経過がそうでした。
出だしから終盤に差し掛かるまでの好成績、よし今場所こそはと思って最大の期待をもって観戦した13日目の横綱戦は完敗
そして、ああやっぱりと諦めムードになった翌14日目は綱取大関の霧島に完勝です。
お陰で本BLOG的には、大いに方向をまちがってしまったものでした。
でもまあ結果よければ全てよし、琴ノ若関、どうぞ今後とも、この調子でお好きなようになさって下さい。
そうそう、琴櫻なんてのは大した相撲取りではありませんでしたから。

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…いっちまったわ。
誰も言わない本当の事を…
事実です。
現役時代は、口の悪い人の間では『ウバ桜』でとおっていた本名・鎌谷紀雄氏なんです。
その折にね、無気力相撲ってのがありましてね。
二人して理事長室に呼び出し喰ってた、ダメ大関が琴櫻傑將と前の山太郎なんです。
その後、後者がアオリで大関陥落したのに対し、逆に前者はそれを発奮材料として32歳にして予想だにされてなかった横綱昇進を果たす事となるのですが。

そうなのです。
この鎌谷氏の功績は、引退し佐渡ヶ嶽になってからなんですよ。
いち早く、東京両国になった部屋を江戸川のこっち(齋藤杏花 (さいとうあんな)にとっては向こうでなくこっち)の、松戸の郊外に移転させまして。
そして数多くの力士を育てた、使者のだって元琴欧州でしょう?四股名が琴で始まるのが佐渡ヶ嶽部屋の特徴、琴○が何人いるかかぞえてみれば瞭然です。
『親方人生で逆転した大鵬・琴櫻』、このキャッチでよく報じられました。
ところがね、ここでまた…
病気が回復して大鵬親方がまた表に出だす頃、先代佐渡ヶ嶽が糖尿を患い片足を失うことに。
将に、人間万事塞翁が馬、であります。

つーことですので、王子様。
ん?
横綱まで サクラ咲かずで 行く気概
これは昨日の読売の投書です。
がー。
四股名については、そう重く請けなくでもいいんですよ。
琴ノ若でもいい、琴櫻でもいい、兎も角相撲道に精進すればいいのです。
大関琴ノ若になったことで、親方兼父親は喰いました。
以後琴ノ若といえば関取の事を指すようになったってことです。
同様に琴櫻といえば…

繰り返しますが、そう遠い未来でない様に思えてなりません。

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