光る君へ ~ 今日はウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2024の噺をしようかと思ってましたが、やっぱ旧年と同じく某国営大河ドラマの噺にしますわい

main (3).jpg
何やら眉唾の、本年二番目の祝日も明け愈愈2024年が始動しだしたとこで、2024年最初のお庭情報。
暮に開いた玄関先の紅バラ、あれ?! 云ってなかったかな? いやいや暮の半ばくらいに桃色と入れ替わるように開いたんですよ。
それが年が明けても未だ咲き誇ってましてねえ。
バラなんてのは開いても下手すりゃ3日でバラバラなんですが、冬薔薇っちゃ息の長いものです。
本BLOGもいい加減息が長い、つーことで今日もバカバカしいお噺に、お付き合いをば願います。

某国営放送・大河ドラマの2024年版が一昨日より始まりました。
タイトルは、ご案内のように『光る君へ』、紫式部が主人公の平安時代のドラマです。
♀大河…因みにこれは、7年ぶりとのこと、この点は後でも触れます。
平安時代っちゃ案外長いもので、ねえ?よく云われる事ですが、大概の人が思ってる江戸時代よりかはむしろ長いのですよ。
その割には、大河が少ないか、ま、記録に乏しいということもあるんでしょう。
今回の光る君へで語られることも、詳しく知ってる人は殆どないでしょう、だから如何なる話となるか興味が持たれるとこです。
某twitter改メXでは大河視るべきか否かの論争もあるようですが、私は面白くないと思っても視ますね、
だって受信料払ってんですから。
視方ってのは色々ありますから、何か注目点見つけて視ればいいいんです。

大姫が紫式部になった?家治だよ、
ってなんのことやら?んで、初回拡大版を視てのレビュー。
割と見られましたよ。云ったようにどんな話なんだか皆目検討が付かないんだから、それに注目するだけで放映時間など過ぎてしまいます。
少なくても前作『どうする家康』の初回、大期待はずれよりは大いにマシなもんでありました。
突然ですが、

「王家に代っておしおきよ!」

--Q9GKaUzUS97xb1.jpg
往時セラムン決め台詞のもじり。
そうなんですよ、アニメで中に入ってた三石琴乃さんがばっちり出てるんですよ。
道長の母の配役を知ったときから、私、これやってやろうと虎視眈々でしたが、運よく初回から機会に恵まれました。
初回サブタイトル「約束の月」は出来すぎです。

ところで本作の脚本やってる大石静って人は7年前の『女城主直虎』の人なんですね。
そしてその7年前からの全ての大河には原作がない…
即ち、脚本家の影響力が凄まじく大きくなるということです。
即ち、といったら飛躍になるかもしれませんが、過去作の影響が反映されやすい傾向になってるとも云えます。
例えば近いとこで昨年の『どうする家康』には更に一年前の『鎌倉殿の13人』の主張、「合議で決した験なし」等々と近いものがありました。
何が言いたいか?あくまでも初回見た限りでは、光る君へはどうするの男女逆転ならぬ逆視点版と感じられてならないのです。
そう。道長が家康。
去年の家康と同じく、イメージとは程遠い人物像に描かれてます。
そして家康周りの女たちが時代を遡り紫式部になり、そのイメージと違う王子様をどのようにみてたか、一年掛けて描いていくような気がしてならないのです。

さて上述twitter改メXで、「貴族が雨漏りする家に?」の疑問が書かれてるのを見ました。
これに関しては少々薀蓄があり続けて触れようとも思いましたが、あっちこっち噺が飛んでもいけません、次週に回すとしましょう。
今日のところは、逆視点『どうする家康』が始まった、を結論としときます。

20240106-00000301-oric-000-11-view.jpg


------------------------------【2024.1.10】----------------------------------


本文に誤りがありましたので訂正を入れます。

>本作の脚本やってる大石静って人は7年前の『女城主直虎』の人なんですね

女城主は森下佳子さんでした。
森下さんが来年の『べらぼう』やドラマ10『大奥』の脚本やってたのを、どっかで見間違えたのと思料します。

某SNSで指摘してくださった方、ありがとうございました。