やりました!云った途端にアクセスカウンターの数字が50万超えまして。ん?某国営大河『どうする家康』最終回の波及かな?感謝、感謝

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先ずは、先ずは。
昨日の文末に、
>アクセスカウンターの数字が50万突破しそうですね
>また、突破の折には、ちゃんとお礼申し上げます
と書いたらその途端。
朝がたの内でしたね。
計算外のアクセス頂きまして、気が付けば50万を越えてしました。
偏にお礼申し上げます。
正直昔やってた折とは比べ物にならぬスローペースですが、ひたすらSNS偏重のBLOG氷河期では胸を張っていい数字と自負します。
よくもまあ、人付き合いもコメント受け入れも何もないBLOGにかくもご来訪頂きまして、感謝の言葉もありません。
これからも、完全気まぐれでバカバカしいお噺をお聞かせいたしますので、どうぞ今後もご贔屓に。

つーことでうーん。
ひとつには某国営放送大河ドラマ『どうする家康』が、昨日最終回だったってことでしたのでその追い風があって、目算が嬉しい方にくるったんでしょうね。
そうでした、そのレビューなぞをするとお約束してあったのでした。

うん、まあまあでしたよ。
少なくても上手く作られてたってことは確かでしょう。
鎌倉殿ファンの皆さんには毎度すみません、去年の最終回が最悪だったってことの反省もあったんでしょう。
15分延長の60分の放送枠からいっても、全48話全体からいっても、カンペキにピースを嵌め切りパズルを完成させました。
山はいくつかあります。

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先ずは最初、大坂夏の陣
予想通り合戦自体は割愛し、千姫との再会を前面にだしましたね。
そう、画面capのとおり、家康、秀忠、千姫3者の感情のぶつかり合いがこれが最大の見せ場となりました。
今まで戦闘スタイルの千姫っていましたっけ?
ここが新鮮です。
と、もうひとつ。
多くの人はこの直後の茶々さまの最期に反応してましたが、齋藤杏花 (さいとうあんな)は千を叱りつけるお初、鈴木杏さんのワンポイント演技を押しに上げたいですね。
これが秀頼や茶々の意思でもあったと。
分かってなかったのは自分ひとりだけだったと知った千姫は、一旦は静かになったものの、直ぐにまた絶叫しだします。
家康の方に目線を移した初は、一瞬おいて礼をする事もなく去った、無言に中に多くの台詞を感じました。

そして合戦は終了し戦なき世は訪れたものの、家康の人気はジェットコースター並の爆下がり、ここで天海の登場となるのですね。
本・どうする家康全体の解説のみならず、前作・鎌倉殿の13人の不完全燃焼部分も燃やし続けてくれたわけですね。
予告されてた昨年主人公のサプライズ登場は期待以上でした。
間髪入れず同じく予告されてたおちゃらけナレーションのネタ晴らし。
そうだったんですよ。このドラマは春日局が幼年期の家光に読み聞かせてた創立者様の伝記だったわけです。
ここでナレーションが男声に変り、
「だかその後家光は赤面疱瘡で死亡し、爾後は男女逆転の世界になるのです」
と読み上げそうな、ちょうどそんなカンジ!
何のことでしょう?分かる人にはこれでわがるのです。

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家康を看取ったのは結局のとこ、正信だったんですね。
このドラマは過去大河の主演が複数登場し、順に並び主役的な役目を果たします。
阿茶とふたり果たして家康の生涯は?と話したとこで舞台は空想世界に一変、愈愈フィナーレへと突入します。
前週の予告みて、『清盛』の時と同じく登場人物の同窓会で幕になるであろうことは容易に想像が付きました。
勝者の同窓会だから滅びの美学のない分、おかしなものになりはしないかの懸念も出回ってました。
杞憂でしたね。
過去の積み残し逸話で〆ましたよ。(最終回)冒頭で触れられてた鯉のエピソードです。
死の間際に自分の人生に疑問を感じてたとこ、過去との対話でその疑問は解消され、迷いなくあの世へと旅立てる…
清盛というより『独眼竜政宗』のパターンでした。
そして大人気・えびすくいの喧騒の中、冒頭画像の瀬名との語らいで幕…もうカンペキでした。

意見は様々分かれましょう。
歴史小説ファンも軍記マニアもカンカンになるのは、よーく分かります。
でもね、大河っちゃ大河なんですわ。
大きな河の流れのようひとつテーマを一年掛けて描く…
そのテーマが徳川家康という人物の迷い多き真実の人生だった、と。

時間が経てば名作だったと評価される事と確信します

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